第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の分析

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費や設備投資環境の改善から、緩やかな回復基調となりました。一方、海外経済では、米国による保護主義的貿易政策の台頭が世界の貿易収縮の懸念を増大させ、殊に米中貿易戦争ともいうべき状態がわが国経済に直接的、間接的にも大きく影響を及ぼすリスクが増大している状況であります。

 このような経営環境のもと、当社グループは引き続き「TPS(トータル・パッケージング・ソリューション)提案」により顧客満足を徹底的に追及するとともに、全社をあげてイノベーション活動に取り組み、業績向上に努めてまいりました。

 その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、フィルム製品、樹脂成型品および段ボール製品の増加により92億87百万円(前年同期比2.8%増)となりました。利益については、国際的な原油および古紙市況の大幅上昇により当社全製品の原料および燃料コストが急上昇したことを受け、販売価格修正の活動を推進したものの転嫁が一部にとどまり、合わせ生産性向上や固定費削減を推進してまいりましたが、コスト上昇分を吸収することができず、営業利益は4億3百万円(前年同期比41.2%減)、経常利益は4億94百万円(前年同期比36.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億15百万円(前年同期比44.8%減)となりました。

 

 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

(緩衝機能材事業)

 パルプモウルド部門は、工業用と青果物用トレーの分野で一部増加したものの、鶏卵分野では卵価下落や夏場の酷暑の影響もあり減少となり、パルプモウルド部門の売上高は23億91百万円(前年同期比4.8%減)となりました。

 段ボール部門は、工業分野は順調に推移したものの、農業分野は天候不順の影響もあり数量減となりました。一方、昨年夏からの段ボール原紙価格上昇分を販売価格に一部転嫁できたことで、売上高は14億63百万円(前年同期比5.3%増)と増収となりました。

 成型部門は、樹脂成型品の生産、販売を開始したことで、売上高は従来の宙吊式包装容器(ゆりかーご)と合わせて1億61百万円(前年同期比601.5%増)となりました。

 その結果、当事業の売上高は40億16百万円(前年同期比2.3%増)となりましたが、原料および燃料費の増加や樹脂成型品の立ち上げによる初期費用等でセグメント利益は3億3百万円(前年同期比23.8%減)となりました。

 

(包装機能材事業)

 フィルム部門は、食品容器用フィルムが国内の中食需要増の影響もあり好調であったこと、また、積極的な機能性フィルムの拡販が好調で増収となり、フィルム部門の売上高は20億74百万円(前年同期比7.1%増)となりました。

 重包装袋部門は、国内は製粉・合成樹脂向けが好調で増収でしたが、海外は拡販計画の遅れの影響もあり減収となった結果、重包装袋部門の売上高は29億50百万円(前年同期比1.3%減)となりました。

 その結果、当事業の売上高は50億24百万円(前年同期比2.0%増)となりましたが、重包装袋部門の海外における減収および原料価格急上昇の影響が大きく、セグメント利益は4億90百万円(前年同期比28.4%減)となりました。

 

(その他)

 売上高は2億46百万円(前年同期比30.6%増)となり、セグメント利益は22百万円(前年同期比485.3%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて3億70百万円増加し、214億4百万円となりました。

 流動資産については、現金及び預金、電子記録債権の増加等により前連結会計年度末に比べて2億99百万円増加しております。固定資産については、有形固定資産、投資有価証券の増加等により、前連結会計年度末に比べて71百万円増加しております。

 当第2四半期連結会計期間末における負債合計は76億99百万円となり、前連結会計年度末に比べて1億44百万円の増加となりました。流動負債については、短期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べて2億16百万円増加しております。固定負債については、長期借入金の返済等により、前連結会計年度末に比べて72百万円減少しております。

 当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は137億5百万円となり、前連結会計年度末に比べて2億26百万円の増加となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ3億75百万円増加し、当第2四半期連結累計期間末には56億45百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動によって得られた資金は、5億85百万円(前年同期比1億32百万円の増加)となりました。主な収入項目は、税金等調整前四半期純利益4億77百万円、主な支出項目は、法人税等の支払額2億37百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、1億35百万円(前年同期比86百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1億8百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、62百万円(前年同期比1億51百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出1億7百万円及び、配当金の支払額1億16百万円等によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は43百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。