当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善、個人消費の持ち直しがみられ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、米国の通商政策の動向、中国経済の先行き、海外経済の動向と政策に関する不確実性、原油価格の上昇や金融資本市場の変動等により先行きは不透明な状況が続いております。
このような経営環境のもと、当社グループは「TPS(トータル・パッケージング・ソリューション)提案」により顧客満足を徹底的に追求するとともに、全社をあげてイノベーション活動に取り組み、業績向上に努めてまいりました。
また、M&Aにも積極的に取り組み、関東地区でのサプライチェーンの拡充を通して紙袋事業の拡大を図るべく、柳沢製袋株式会社をグループに迎え入れました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、フィルム製品および海外部門が減収となりましたが、パルプモウルド製品、国内の重包装袋製品の増収により、93億29百万円(前年同期比0.4%増)となりました。利益につきましては、M&Aに関連する一時費用の計上もありましたが、増収効果もあり営業利益は4億38百万円(前年同期比8.8%増)、経常利益は5億16百万円(前年同期比4.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億39百万円(前年同期比7.6%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(緩衝機能材事業)
パルプモウルド部門は、工業分野で減収となったものの、畜産分野では鶏卵トレーが堅調に推移し、農業分野でも青果物で増収となり、パルプモウルド部門の売上高は24億79百万円(前年同期比3.7%増)となりました。
段ボール部門は、農業分野は好調で数量増となり増収となったものの、工業分野では化成品向けや加工食品向けなどで受注が減少した結果減収となり、段ボール部門の売上高は14億16百万円(前年同期比3.2%減)となりました。
成型部門は、樹脂成型品は生産が軌道に乗ってきたことで増収となり、売上高は従来の宙吊式包装容器(ゆりかーご)とあわせて3億77百万円(前年同期比134.0%増)となりました。
その結果、当事業の売上高は42億73百万円(前年同期比6.4%増)、セグメント利益は4億64百万円(前年同期比53.1%増)となりました。
(包装機能材事業)
フィルム部門は、食品容器用フィルムがコンビニ向需要減の影響で減収となったことが大きく、フィルム部門の売上高は17億75百万円(前年同期比14.4%減)となりました。
重包装袋部門は、国内は既存分野で化学薬品等が堅調に推移したことや、M&Aで買収した柳沢製袋株式会社の売上貢献により増収となりましたが、海外は米中貿易摩擦に起因する中国経済の減速や現地マーケットの競争激化等で減収となり、重包装袋部門の売上高は30億8百万円(前年同期比2.0%増)となりました。
その結果、当事業の売上高は47億84百万円(前年同期比4.8%減)となり、セグメント利益は4億38百万円(前年同期比10.6%減)となりました。
(その他)
売上高は2億71百万円(前年同期比10.0%増)となり、セグメント利益は27百万円(前年同期比21.1%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて6億44百万円増加し、216億51百万円となりました。
流動資産については、受取手形及び売掛金、原材料及び貯蔵品の減少等により前連結会計年度末に比べて2億38百万円減少しております。固定資産については、有形固定資産等の増加等により、前連結会計年度末に比べて8億82百万円増加しております。
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は81億59百万円となり、前連結会計年度末に比べて5億59百万円の増加となりました。流動負債については、未払法人税等、その他流動負債の増加等により、前連結会計年度末に比べて2億12百万円増加しております。固定負債については、長期借入金、その他に含まれるリース債務の増加等により、前連結会計年度末に比べて3億47百万円増加しております。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は134億91百万円となり、前連結会計年度末に比べて84百万円の増加となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ79百万円減少し、当第2四半期連結累計期間末には53億44百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られた資金は、9億20百万円(前年同期比3億34百万円の増加)となりました。主な収入項目は、税金等調整前四半期純利益5億16百万円、主な支出項目は、法人税等の支払額1億3百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、8億51百万円(前年同期比7億16百万円の減少)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社の取得による支出4億89百万円及び、有形固定資産の取得による支出3億72百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1億35百万円(前年同期比72百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出80百万円及び、配当金の支払額1億6百万円等によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は56百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
柳沢製袋株式会社の株式取得
当社は、2019年5月24日開催の取締役会において、柳沢製袋株式会社の株式を取得し子会社化することを決議し、2019年5月24日に、同社の既存株主と株式譲渡契約を締結いたしました。
また、当該契約に基づき、2019年5月31日に同社の株式の55%を取得し、第1四半期末みなしで連結子会社としています。その後、2019年7月31日付で同社の株式45%を追加取得し、完全子会社化いたしました。
なお、詳細につきましては、「第4[経理の状況] 1[四半期連結財務諸表等] 注記事項(企業結合等関係)」に記載しております。