第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により萎縮した経済への政府による刺激策にもかかわらず、感染第2波の拡大もあり、景気は依然として厳しい状況で推移しました。また、世界各国においても経済活動再開の動きは見られるものの、依然として先行きは不透明な状況が続いております。

このような経営環境のもと、当社グループは「TPS(トータル・パッケージング・ソリューション)提案」により顧客満足を徹底的に追求するとともに、全社をあげてイノベーション活動に取り組み、業績向上に努めてまいりました。

その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、フィルム製品、樹脂成型品の増収に加え、昨年第2四半期に連結子会社化した柳沢製袋株式会社の増収効果もありましたが、海外部門、国内重包装袋製品、パルプモウルド製品、段ボール製品の減収により、90億82百万円(前年同期比2.6%減)となりました。営業利益は5億45百万円(前年同期比24.2%増)、経常利益は6億2百万円(前年同期比16.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億11百万円(前年同期比21.3%増)となりました。増益の主な要因については、M&A関連費用やコロナ禍により販売費及び一般管理費が減少したことによるものです。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

(緩衝機能材事業)

パルプモウルド部門は、テイクアウト需要増により持ち帰り用トレーが増収となりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で業務用鶏卵トレーが数量減となり、畜産物分野が減収となりました。青果物分野では天候不順の影響や需要減により減収となり、パルプモウルド部門の売上高は23億17百万円(前年同期比6.5%減)となりました。

段ボール部門は、工業品分野が増収となりましたが、農業分野は天候不順の影響により減収となり、売上高は13億63百万円(前年同期比3.7%減)となりました。

成型部門は、中食需要が好調に推移したことで増収となり、売上高は宙吊り式包装容器(ゆりかーご)とあわせて3億96百万円(前年同期比5.1%増)となりました。

その結果、当事業の売上高は40億78百万円(前年同期比4.6%減)となり、セグメント利益は4億60百万円(前年同期比0.8%減)となりました。

 

(包装機能材事業)

フィルム部門は、食品容器用PSフィルムが需要増により増収、工業分野向けや衛生材用機能キャストフィルムも好調で増収となり、売上高は19億54百万円(前年同期比10.1%増)となりました。

重包装袋部門は、海外は新型コロナウイルス感染症に伴うマレーシア政府による活動制限令発令の影響に加えて、合成樹脂・化学薬品向けの需要減により減収となりました。国内も、新型コロナウイルス感染症の影響により、合成樹脂・化学薬品向けで減収となり、重包装袋部門の売上高は28億28百万円(前年同期比6.0%減)となりました。

その結果、当事業の売上高は47億82百万円(前年同期比0.0%減)となり、セグメント利益は4億66百万円(前年同期比6.3%増)となりました。

 

(その他)

売上高は2億21百万円(前年同期比18.2%減)となり、セグメント利益は15百万円(前年同期比45.6%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて4億20百万円減少し、215億38百万円となりました。

流動資産については、受取手形及び売掛金、電子記録債権の減少等により前連結会計年度末に比べて2億45百万円減少しております。固定資産については、有形固定資産等の減少により、前連結会計年度末に比べて1億75百万円減少しております。

当第2四半期連結会計期間末における負債合計は74億44百万円となり、前連結会計年度末に比べて7億16百万円の減少となりました。流動負債については、電子記録債務、支払手形及び買掛金の減少等により、前連結会計年度末に比べて5億71百万円減少しております。固定負債については、長期借入金等の減少により、前連結会計年度末に比べて1億44百万円減少しております。

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は140億94百万円となり、前連結会計年度末に比べて2億95百万円の増加となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ4億34百万円増加し、63億43百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によって得られた資金は、8億11百万円(前年同期比1億9百万円の減少)となりました。主な収入項目は、税金等調整前四半期純利益6億3百万円、主な支出項目は、法人税等の支払額2億48百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、2億44百万円(前年同期比6億7百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2億55百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、1億14百万円(前年同期比20百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出56百万円及び、配当金の支払額1億21百万円等によるものであります。

 

(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重
要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は59百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。