当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、生産・設備投資において持ち直しの動きがみられるものの、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況で推移しました。緊急事態宣言の解除とともに個人消費の回復が続くことが期待されますが、第6波の懸念に加え、円安の進行と世界的な原油価格の上昇などにより、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような経営環境のもと、当社グループは「TPS(トータル・パッケージング・ソリューション)提案」により顧客満足を徹底的に追求するとともに、全社をあげてイノベーション活動に取り組み、業績向上に努めてまいりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、主に国内の主力製品において、コロナ禍による生活スタイルの変化等による需要の増加もあり、94億61百万円(前年同期比4.2%増)と増収となりました。
また、増収効果により営業利益は6億57百万円(同20.6%増)、経常利益は7億83百万円(同30.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億15百万円(同25.3%増)といずれも増益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(緩衝機能材事業)
パルプモウルド部門は、工業品分野では事務機器向けの需要回復等で増収となりました。畜産物分野は昨年新型コロナウイルス感染症の影響で大幅減となった業務用鶏卵トレーの需要回復により増収となりました。青果物分野では、りんご向けが好調に推移し増収となり、パルプモウルド部門の売上高は25億16百万円(前年同期比8.6%増)となりました。
段ボール部門は、工業分野が順調に推移し、売上高は14億78百万円(前年同期比8.4%増)となりました。
成型部門は、売上高は宙吊り式包装容器(ゆりかーご)とあわせて3億92百万円(前年同期比1.2%減)となりました。
その結果、当事業の売上高は43億87百万円(前年同期比7.6%増)となり、セグメント利益は4億95百万円(前年同期比7.6%増)となりました。
(包装機能材事業)
フィルム部門は、食品容器用PSフィルムが好調に推移したことに加え、工業分野向けキャストフィルムが新規需要の獲得により増収となり、売上高は20億91百万円(前年同期比7.1%増)となりました。
重包装袋部門は、国内は、昨年新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ、合成樹脂・化学薬品向けの需要回復で増収となりました。海外部門においても、合成樹脂向けの需要回復はありましたが、海外重包装袋部門の子会社への移管による会計期間の差(対前期比3億19百万円の売上減)により減収となり、重包装袋部門の売上高は27億90百万円(前年同期比1.3%減)となりました。
その結果、当事業の売上高は48億82百万円(前年同期比2.1%増)となり、セグメント利益は5億1百万円(前年同期比7.6%増)となりました。
(その他)
売上高は1億91百万円(前年同期比13.9%減)となり、セグメント利益は19百万円(前年同期比29.8%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて8億91百万円増加し、233億84百万円となりました。
流動資産については、現金及び預金、電子記録債権の増加等により前連結会計年度末に比べて6億30百万円増加しております。固定資産については、機械装置及び運搬具、建物及び構築物の増加等により、前連結会計年度末に比べて2億60百万円増加しております。
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は81億67百万円となり、前連結会計年度末に比べて4億12百万円の増加となりました。流動負債については、その他の流動負債の増加等により、前連結会計年度末に比べて4億63百万円増加しております。固定負債については、退職給付に係る負債、長期借入金の減少等により、前連結会計年度末に比べて51百万円減少しております。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は152億16百万円となり、前連結会計年度末に比べて4億78百万円の増加となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ5億8百万円増加し、73億40百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られた資金は、9億38百万円(前年同期比1億27百万円の増加)となりました。主な収入項目は、税金等調整前四半期純利益7億77百万円、主な支出項目は、法人税等の支払額2億36百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、2億48百万円(前年同期比4百万円の増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2億57百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1億87百万円(前年同期比72百万円の増加)となりました。これは主に、配当金の支払額1億17百万円及び、長期借入金の返済による支出49百万円等によるものであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重
要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は68百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。