当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の一時的な収束とともに、企業収益、生産、設備投資において持ち直しの動きがみられましたが、依然として厳しい状況で推移しました。今後についても、オミクロン株による第6波の急速な感染拡大に加え、円安の進行と世界的な原油価格の上昇等により、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような経営環境のもと、当社グループは「TPS(トータル・パッケージング・ソリューション)提案」により顧客満足を徹底的に追求するとともに、全社をあげてイノベーション活動に取り組み、業績向上に努めてまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、昨年度コロナ禍において落ち込んだ需要の回復に加え、ウィズ・コロナへの生活スタイルの変化等による需要の増加もあり、146億36百万円(前年同期比5.1%増)と増収となりました。また、増収効果により営業利益は10億40百万円(前年同期比11.8%増)、経常利益は12億42百万円(前年同期比19.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億35百万円(前年同期比20.7%増)といずれも増益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(緩衝機能材事業)
パルプモウルド部門は、工業品分野では事務機器向けの需要回復等で増収となりました。畜産物分野は昨年度新型コロナウイルス感染症の影響で大幅減となった業務用鶏卵トレーの需要回復により増収となりました。青果物分野では、トマト向けが産地の作柄不良もありましたが、りんご向けが好調に推移し増収となり、パルプモウルド部門の売上高は37億95百万円(前年同期比6.2%増)となりました。
段ボール部門は、工業分野が第2四半期に引き続き順調に推移し、売上高は23億96百万円(前年同期比5.6%増)となりました。
成型部門は、売上高は樹脂成型品と宙吊り式包装容器(ゆりかーご)をあわせて6億77百万円(前年同期比8.7%増)となりました。
その結果、当事業の売上高は68億70百万円(前年同期比6.2%増)となり、セグメント利益は7億83百万円(前年同期比0.1%増)となりました。
(包装機能材事業)
フィルム部門は、食品容器用ポリスチレンフィルムが好調に推移したことに加え、工業分野向けキャストフィルムが新規需要の獲得により増収となり、売上高は32億29百万円(前年同期比9.9%増)となりました。
重包装袋部門は、国内は、昨年度新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ、合成樹脂・化学薬品向けの需要回復で増収となりました。海外部門においても、合成樹脂向けの需要回復はありましたが、海外重包装袋部門の子会社への移管による会計期間の差(対前期比3億19百万円の売上減)により減収となり、重包装袋部門の売上高は42億57百万円(前年同期比0.3%増)となりました。
その結果、当事業の売上高は74億87百万円(前年同期比4.2%増)となり、セグメント利益は7億78百万円(前年同期比4.1%増)となりました。
(その他)
売上高は2億78百万円(前年同期比0.3%減)となり、セグメント利益は23百万円(前年同期比172.4%増)となりました。
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報関連事業、デザイン関連事業、不動産賃貸事業等を含んでおります。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて12億85百万円増加し、237億79百万円となりました。
流動資産については、受取手形及び売掛金、電子記録債権の増加等により前連結会計年度末に比べて11億39百万円増加しております。固定資産については、機械装置及び運搬具の増加等により、前連結会計年度末に比べて1億46百万円増加しております。
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は83億62百万円となり、前連結会計年度末に比べて6億7百万円の増加となりました。流動負債については、支払手形及び買掛金、電子記録債務の増加等により、前連結会計年度末に比べて6億78百万円増加しております。固定負債については、長期借入金の減少等により、前連結会計年度末に比べて70百万円減少しております。
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は154億16百万円となり、前連結会計年度末に比べて6億78百万円の増加となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は107百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。