第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

 ①業績

 当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米中間の貿易摩擦の影響が懸念されましたものの、堅調な米国経済を中心に、緩やかな成長が継続しました。

 わが国経済は、設備投資や個人消費を中心に、堅調に推移しました。

 当社グループの関連市場であるエレクトロニクス業界につきましては、電子化の進展にともない搭載部品点数が増えている車載市場、工場での自動化・省力化が進む産業機器および省エネ型エアコンなどの白物家電が、引き続き堅調に推移しました。

 また、平成30年6月7日に譲渡したフィリピンのパルプ製造会社Albay Agro-Industrial Development Corporation(以下、ALD社という)の業績は、第1四半期連結累計期間までを連結対象としております。

 このような状況の中、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は、7,770百万円(前年同四半期比741百万円、8.7%減)の実績となりました。

 利益面につきましては、引き続きコスト低減に努めましたものの、原材料・燃料価格の上昇による売上原価の増加などにより、営業利益は802百万円(前年同四半期比154百万円、16.1%減)、経常利益は786百万円(前年同四半期比148百万円、15.9%減)となりました。

 一方、ALD社譲渡による、関係会社整理益123百万円の特別利益への計上および繰延税金資産の計上などにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,150百万円(前年同四半期比377百万円、48.8%増)となりました。

 当第2四半期連結累計期間の品目別の状況につきましては、次のとおりであります。

 

品目別の状況

・コンデンサ用セパレータ

 産業機器用などの中高圧品向けは、中国での太陽光発電への補助金削減などの影響がありましたものの、車載分野での各種ECUやモーター用などの低圧品向けは引き続き堅調に推移しました結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は6,250百万円(前年同四半期比189百万円、3.1%増)の実績となりました。

・電池用セパレータ

 省エネ型車両や定置用蓄電池システム向けに使用される大型リチウムイオン電池用が好調に推移しました結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,027百万円(前年同四半期比62百万円、6.5%増)の実績となりました。

・パルプ

 当第2四半期連結累計期間の売上高は492百万円(前年同四半期比994百万円、66.9%減)の実績となりました。

 

 (注)  上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 ②財政状態に関する分析

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ497百万円減少し、22,399百万円となりました。

 流動資産は、原材料及び貯蔵品の減少等により、前連結会計年度末に比べ456百万円減少し、10,989百万円となりました。固定資産は、有形固定資産の取得、繰延税金資産の計上等がありましたが、有形固定資産の減価償却実施等により、前連結会計年度末に比べ40百万円減少し、11,409百万円となりました。

 負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1,682百万円減少し、8,358百万円となりました。流動負債は、短期借入金の純減、未払法人税等の減少等により、前連結会計年度末に比べ1,276百万円減少し、5,324百万円となりました。固定負債は、長期借入れの実施等がありましたが、長期借入金の約定返済、退職給付に係る負債の減少等により、前連結会計年度末に比べ405百万円減少し、3,034百万円となりました。

 また、純資産は、剰余金の配当の実施、親会社株主に帰属する四半期純利益1,150百万円等を計上したことによる利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ1,184百万円増加し、14,041百万円となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は1,331百万円(前連結会計年度末比221百万円、14.3%減)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 税金等調整前四半期純利益910百万円、減価償却費577百万円、売上債権の増加額131百万円、法人税等の支払375百万円等により、営業活動の結果得られた資金は702百万円(前年同四半期比417百万円、146.6%の収入増)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 有形固定資産の取得による支出517百万円、連結の範囲の変更を伴う関係会社の整理による収入416百万円等により、投資活動の結果使用した資金は163百万円(前年同四半期比151百万円、48.1%の支出減)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 短期借入金の純減501百万円、長期借入れ500百万円の実施および約定返済650百万円等により、財務活動の結果使用した資金は748百万円(前年同四半期比515百万円、220.8%の支出増)となりました。

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 なお、株式会社の支配に関する基本方針については、重要な事項と認識しており、継続的に検討しておりますが、現時点では具体的な方針および買収防衛策は導入しておりません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は204百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)従業員数

 当第2四半期連結会計期間末における当社グループの従業員数は446人であります。

 従業員数が前連結会計年度末に比べて著しく減少した理由は、平成30年6月7日付でのALD社の株式譲渡にともない、同社を連結の範囲から除外したことによるものであります。

 なお、従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除く。)であります。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。