第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

 ①経営成績に関する分析

 当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米中貿易摩擦の影響や中国、欧州の景気減速により、先行きの不透明感が強まりました。わが国経済は、世界経済の低迷による生産や輸出の停滞に加え、設備投資に先送りの動きがみられるなど、先行きに対する慎重な見方が広がりました。

 当社グループの関連市場であるエレクトロニクス業界につきましては、家電製品において、消費増税前の駆け込み需要がありましたものの、低迷する市況に回復の兆しがみられない状況が続きました。

 このような状況の中、前連結会計年度にフィリピンのパルプ製造子会社を譲渡したこともあり、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は6,356百万円(前年同四半期比1,413百万円、18.2%減)となりました。

 利益面におきましては、売上高減少にともなう稼働率低下による原価率上昇などにより、営業利益は469百万円(前年同四半期比333百万円、41.5%減)、経常利益は446百万円(前年同四半期比339百万円、43.2%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、子会社譲渡による特別利益などを計上した前年同四半期比で減少し、383百万円(前年同四半期比767百万円、66.7%減)となりました。

 品目別の売上高につきましては、コンデンサ用セパレータは、自動車の電子化進展による部品搭載点数の増加はあるものの、世界的な生産台数減少の影響が大きく、あわせて、工作機械などの産業機器向けの低迷もあり、当第2四半期連結累計期間の売上高は4,974百万円(前年同四半期比1,275百万円、20.4%減)となりました。

 電池用セパレータは、省エネ型車両や、海外における風力発電やスマートメーター向けの電気二重層キャパシタ用が好調に推移しました。加えて、省エネ型車両での採用が増えた車載向け大型リチウムイオン電池用の需要拡大などにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,382百万円(前年同四半期比355百万円、34.6%増)となりました。

 

 ②財政状態に関する分析

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ466百万円減少し、22,016百万円となりました。

 流動資産は、原材料及び貯蔵品の増加等がありましたが、売上債権の減少、その他流動資産の減少等により、前連結会計年度末に比べ253百万円減少し、10,948百万円となりました。固定資産は、有形固定資産の取得等がありましたが、有形固定資産の減価償却実施等により、前連結会計年度末に比べ212百万円減少し、11,068百万円となりました。

 負債につきましては、前連結会計年度末に比べ709百万円減少し、7,520百万円となりました。流動負債は、短期借入金の純減等により、前連結会計年度末に比べ1,028百万円減少し、4,381百万円となりました。固定負債は、長期借入金の約定返済等がありましたが、長期借入れの実施等により、前連結会計年度末に比べ319百万円増加し、3,139百万円となりました。

 また、純資産は、剰余金の配当の実施、親会社株主に帰属する四半期純利益383百万円等を計上したことによる利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ243百万円増加し、14,496百万円となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は1,325百万円(前連結会計年度末比30百万円、2.2%減)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 税金等調整前四半期純利益446百万円、減価償却費611百万円、売上債権の減少額272百万円、たな卸資産の増加額401百万円、法人税等の還付額229百万円等により、営業活動の結果得られた資金は1,167百万円(前年同四半期比464百万円、66.1%の収入増)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 有形固定資産の取得による支出676百万円等により、投資活動の結果使用した資金は683百万円(前年同四半期比519百万円、317.8%の支出増)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 短期借入金の純減858百万円、長期借入れ1,200百万円の実施および約定返済732百万円等により、財務活動の結果使用した資金は498百万円(前年同四半期比250百万円、33.5%の支出減)となりました。

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は243百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。