当第3四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績に関する分析
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米中貿易摩擦や中国、欧州の景気減速の影響により、生産や輸出入が停滞したことに加え、設備投資に弱さがみられるなど、先行きが不透明な状況で推移しました。
当社グループの関連市場であるエレクトロニクス業界につきましては、データセンター関連投資や5G普及に向けた部品需要の増加はあるものの、市況に本格的な回復の兆しがみられない状況が続きました。
このような状況の中、コンデンサ用セパレータの市況回復の遅れや前連結会計年度の子会社譲渡もあり、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は9,597百万円(前年同四半期比1,660百万円、14.7%減)となりました。
利益面におきましては、売上高減少とそれにともなう稼働率低下による原価率上昇などにより、営業利益は720百万円(前年同四半期比475百万円、39.7%減)、経常利益は724百万円(前年同四半期比464百万円、39.1%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、子会社譲渡による特別利益などを計上した前年同四半期比で減少し、561百万円(前年同四半期比867百万円、60.7%減)となりました。
品目別の売上高につきましては、コンデンサ用セパレータは、車載向けで電子化進展による自動車1台あたりの部品搭載点数の増加はあるものの、世界的な生産台数減少の影響が大きく、あわせて、工作機械などの産業機器向けにおける需要回復の遅れもあり、当第3四半期連結累計期間の売上高は7,440百万円(前年同四半期比1,816百万円、19.6%減)となりました。
電池用セパレータは、海外における風力発電やスマートメーター向けの電気二重層キャパシタ用が好調に推移しました。加えて、燃費向上を目的とした採用車種の増加にともない、車載向け大型リチウムイオン電池用の需要が拡大しました。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,157百万円(前年同四半期比648百万円、43.0%増)となりました。
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
②財政状態に関する分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ232百万円減少し、22,250百万円となりました。
流動資産は、原材料及び貯蔵品の増加、その他流動資産の減少等により、前連結会計年度末に比べ145百万円増加し、11,347百万円となりました。
固定資産は、有形固定資産の取得および減価償却実施等により、前連結会計年度末に比べ378百万円減少し、10,903百万円となりました。
負債は、前連結会計年度末に比べ569百万円減少し、7,660百万円となりました。
流動負債は、短期借入金の純減、設備関係未払金の減少等により、前連結会計年度末に比べ651百万円減少し、4,758百万円となりました。
固定負債は、長期借入れの新規調達および約定返済等により、前連結会計年度末に比べ81百万円増加し、2,901百万円となりました。
純資産は、剰余金の配当の実施、親会社株主に帰属する四半期純利益561百万円を計上したことによる利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ337百万円増加し、14,590百万円となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は358百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。