当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績に関する分析
当第2四半期連結累計期間における世界経済およびわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大により停滞していた社会経済活動が再開しつつあるものの、感染再拡大への不安もあり、予断を許さない状況が続いております。
当社グループの関連市場であるエレクトロニクス業界におきましては、世界的な自動車販売台数の減少を受けた関連部品需要の本格回復には時間を要する見込みであり、産業機器関連も設備投資抑制の動きから依然として低迷が続いております。一方、リモートワーク増加によるICT市場および巣ごもり需要増加によるPC・ゲーム機市場は、引き続き堅調に推移しました。
このような状況の中、コンデンサ用セパレータは、コロナ禍における車載向けや工作機械など産業機器向けの落ち込みはありましたものの、期初における感染拡大影響を考慮したセットメーカーなどでの在庫確保の動き、データセンターや5G関連向けの需要もあり、当第2四半期連結累計期間の売上高は5,046百万円(前年同四半期比72百万円、1.5%増)となりました。
電池用セパレータは、海外向け電気二重層キャパシタ用が伸長し、車載向け大型リチウムイオン電池用も前年同期を上回る実績となりました。このため、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,932百万円(前年同四半期比550百万円、39.8%増)となりました。
この結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は、6,979百万円(前年同四半期比622百万円、9.8%増)となりました。
利益面におきましては、高付加価値品の売上高の増加、ならびに原材料や動力費の単価下落および売上高の増加にともなう稼働率向上による原価率の低減等もあり、営業利益は1,159百万円(前年同四半期比689百万円、146.8%増)、経常利益は1,132百万円(前年同四半期比685百万円、153.4%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は839百万円(前年同四半期比456百万円、119.2%増)となりました。
②財政状態に関する分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ679百万円減少し、21,625百万円となりました。
流動資産は、現金及び預金の増加等がありましたが、売上債権の減少等により、前連結会計年度末に比べ270百万円減少し、11,219百万円となりました。固定資産は、有形固定資産の取得等がありましたが、有形固定資産の減価償却実施等により、前連結会計年度末に比べ409百万円減少し、10,406百万円となりました。
負債は、前連結会計年度末に比べ1,370百万円減少し、6,223百万円となりました。
流動負債は、仕入債務の減少、短期借入金の純減、設備関係未払金の減少等により、前連結会計年度末に比べ1,602百万円減少し、3,312百万円となりました。固定負債は、長期借入金の約定返済等がありましたが、長期借入れの実施等により、前連結会計年度末に比べ231百万円増加し、2,911百万円となりました。
純資産は、剰余金の配当の実施、親会社株主に帰属する四半期純利益839百万円等を計上したことによる利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ691百万円増加し、15,401百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は2,503百万円(前連結会計年度末比710百万円、39.7%増)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前四半期純利益1,132百万円、減価償却費620百万円、売上債権の減少額987百万円、たな卸資産の減少額293百万円、その他資産の増加額374百万円、仕入債務の減少額424百万円等により、営業活動の結果得られた資金は1,872百万円(前年同四半期比704百万円、60.4%の収入増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出529百万円等により、投資活動の結果使用した資金は556百万円(前年同四半期比127百万円、18.6%の支出減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
短期借入金の純減535百万円、長期借入れ800百万円の実施および約定返済733百万円等により、財務活動の結果使用した資金は575百万円(前年同四半期比77百万円、15.6%の支出増)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は201百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。