また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1) 財政状態
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ21百万円減少の272億8百万円となりました。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ89百万円増加の98億81百万円となりました。これは主にリース債務の増加によるものです。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億10百万円減少の173億26百万円となりました。これは主に利益剰余金の減少によるものです。
(2) 経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業の輸出、生産が順調に拡大するなど緩やかな回復基調が続く一方で、海外経済の保護主義的な動きや地政学的リスクの顕在化による影響を受ける懸念などもあり、引き続き先行きに留意が必要な状況で推移しました。
当社はこのような情勢のもと、営業部門を改編し、コンパクトな組織を編成することにより得意先に向けたサービス体制の強化を図りました。また、生産部門は、グループ内の商業輪転印刷部門の生産工場の集約や製本加工部門の設備の再配置を行うことにより、生産性向上及びコスト削減を図っています。生産設備面では、ラベル用生産設備の拡充を行うとともに、前期に引き続き品質を一層向上させるための検査の機械化を進めています。電子部品製造事業においては、画面の大型化に対応して表示品位の向上とコスト削減を行うため、ITOに代わる新素材を使用したメッシュパターンの量産化に向けた開発を行っています。
しかしながら、当第2四半期連結累計期間の売上高は80億67百万円(前年同期比5.3%減)となり、損益面では、配送用伝票の生産調整もあり、営業利益1億24百万円(前年同期比42.3%減)、経常利益1億43百万円(前年同期比40.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益52百万円(前年同期比62.2%減)となりました。
セグメント別の業績を示すと次のとおりです。
① 印刷事業
新聞関連や宣伝用印刷物の売上減少等があり、売上高は72億5百万円(前年同期比7.2%減)、セグメント利益(営業利益)29百万円(前年同期比80.7%減)となりました。
② 電子部品製造事業
車載用静電容量タッチパネル製品の市場拡大及び移動通信体市場の成長に伴う水晶振動子関連の治具の売上増加により、売上高は7億5百万円(前年同期比18.1%増)、セグメント損失(営業損失)65百万円(前年同期は1億3百万円の損失)となりました。
③ 不動産賃貸等事業
売上高は2億16百万円(前年同期比5.1%減)、セグメント利益(営業利益)1億60百万円(前年同期比4.0%減)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ66百万円増加し、19億36百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、7億49百万円の収入超過(前年同期比3億53百万円(89.5%)の増加)となりました。これは、減価償却費計上などによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、2億16百万円の支出超過(前年同期比1億27百万円(142.6%)の支出増加)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出などによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、4億66百万円の支出超過(前年同期比1億15百万円(19.9%)の支出減少)となりました。これは、配当金の支払並びに長期借入金の返済による支出及びリース債務の返済による支出などがあったことによるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は48,598千円です。