文中の将来に関する事項は、当第3四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期累計期間における我が国経済は、企業収益及び雇用・所得環境の改善により個人消費にも明るさが見え、引き続き緩やかな回復基調となりました。しかしながら、欧米の政治や経済情勢など不確実性への懸念や東アジア地域における地政学リスクもあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
印刷業界におきましては、電子メディアの多様化による印刷物の需要の減少、受注価格の下落など、引き続き厳しい経営環境となりました。
このような状況の中、当社は、お客様のニーズに応えるべく、引き続き営業力・提案力の強化を図り、新規顧客の開拓と既存顧客の深耕に、より一層注力するとともに、生産効率の向上、更なる内製化の推進により、売上の拡大、収益性の改善に取り組んでまいりました。
以上のとおり、諸施策の展開に努めた結果、当社の第3四半期累計期間における売上高は31億78百万円(前年同四半期比0.9%減収)となりました。内訳は、写真製版売上高は7億21百万円(前年同期比3.5%減収)、印刷売上高は23億88百万円(前年同期比0.7%増収)、商品売上高は68百万円(前年同期比21.1%減収)となりました。損益面においては、営業利益95百万円(前年同期比34.1%増益)、経常利益1億7百万円(前年同期比38.7%増益)、四半期純利益59百万円(前年同期比93.3%減益)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期会計期間末における総資産は43億68百万円となり、前事業年度末に比べて60百万円減少しました。流動資産は29億34百万円となり、前事業年度末に比べて32百万円の減少となりました。これは主に、受取手形64百万円、売掛金47百万円、繰延税金資産29百万円それぞれ減少した一方、現金及び預金84百万円、立替金25百万円それぞれ増加したことによるものです。固定資産は14億33百万円となり、前事業年度末に比べて27百万円減少しました。これは主に、有形固定資産、無形固定資産及び投資その他の資産の減価償却費1億39百万円による減少、差入保証金の返戻14百万円による減少と、譲渡制限付株式報酬の支払等による長期前払費用の86百万円の増加、新規取得による有形固定資産及び無形固定資産43百万円の増加によるものです。
当第3四半期会計期間末における負債合計額は22億2百万円となり、前事業年度末に比べて2億22百万円の減少となりました。これは主に、未払消費税等90百万円、金融機関への返済による借入金81百万円、未払法人税等64百万円、賞与引当金36百万円それぞれ減少した一方、支払手形50百万円が増加したことによるものです。
当第3四半期会計期間末における純資産合計額は21億65百万円となり、前事業年度末に比べ1億62百万円の増加となりました。これは主に、資本金及び資本準備金の増加(新株の発行)、利益剰余金の増加によるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費は4百万円であります。