文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢に改善が見られるなど、景気は緩やかな回復基調にありましたが、中国をはじめとする新興国経済の減速や英国のEU離脱問題などを背景に、先行きは不透明な状況となりました。
印刷業界につきましては、印刷需要の減少などにより、受注環境は引き続き厳しい状況で推移しております。
このような状況のもと当社グループは、平成28年度の利益計画を達成するための戦略として、「1.全社、全事業所をあげて利益獲得をめざす、2.海外事業の安定と強化、3.設備投資部門への全社一丸となった支援体制」を掲げ、業績回復に向けて総力をあげて取り組んでおります。
しかしながら、当第1四半期連結累計期間の売上高は、中国経済の減速による受注の減少等により、2,052百万円(前年同期比87.7%)と前年同期を下回りました。
利益面につきましては、売上高の減少に加え、タッチパネル製品の歩留率の悪化や人件費等の増加による売上原価率の上昇により、営業損失163百万円(前年同期は62百万円の営業損失)、為替差損等の計上により、経常損失166百万円(前年同期は25百万円の経常損失)となりましたが、方南工場跡地等を売却し、固定資産売却益を特別利益として計上したため、親会社株主に帰属する四半期純利益は139百万円(前年同期は23百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。なお、前連結会計年度より、従来「マレーシア」としておりました報告セグメントの名称を「アセアン」に変更しております。
① 日本
タッチパネル製品の幅広い営業展開と一般シール・ラベル等の安定的受注確保のため、既存分野への新規製品の拡販、新業種・新業界への営業展開を行っております。また、製造部門につきましては、統合後の長野工場の生産効率の向上、川越工場の最新鋭設備の稼働確保のための内製化を進めております。
その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,581百万円(前年同期比102.2%)となりましたが、タッチパネル製品の歩留率の悪化等により、セグメント損失は79百万円(前年同期は33百万円のセグメント利益)となりました。なお、日本に所属する連結子会社は、三光プリンティング株式会社であります。
② 中国
日本国内に新設された海外事業所を統括する営業部門との連携強化により、相互間の情報の共有化等を深め、既存得意先の受注活動強化と新規得意先開拓を行うとともに、製造面につきましては稼働率・生産効率の向上、徹底した経費の削減等を行っておりますが、当第1四半期連結累計期間の売上高は350百万円(前年同期比53.4%)、セグメント損失は62百万円(前年同期は46百万円のセグメント損失)となりました。なお、中国に所属する連結子会社は、光華産業有限公司及び燦光電子(深圳)有限公司であります。
③ アセアン
サンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.につきましては、徹底したコスト削減、経費圧縮等を行い、また、日本等からの営業面・生産面における支援体制により、業績は回復基調に転じております。また、平成27年5月にタイ王国(バンコク都)に設立いたしましたサンコウサンギョウ(バンコク)CO.,LTD.は、国内外の支援等により、早期に会社目標の売上・利益を達成すべく事業展開しております。
その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は120百万円(前年同期比87.9%)、セグメント損失は21百万円(前年同期は36百万円のセグメント損失)となりました。なお、アセアンに所属する連結子会社は、サンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.及びサンコウサンギョウ(バンコク)CO.,LTD.であります。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。