文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策を背景に企業収益や雇用情勢に改善が見られ、緩やかな回復基調にありましたが、中国をはじめとする新興国経済の減速、英国のEU離脱問題等による円高の進行などから、先行き不透明感が増しております。
印刷業界におきましては、印刷需要の減少傾向のなか、受注競争激化による単価の下落等により、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような状況のもと当社グループは、平成28年度経営方針に基づき、グループ一丸となって、業績回復に向けて取り組んでまいりましたが、中国、アセアンにおける海外子会社の受注高が低調であったため、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は4,400百万円(前年同期比89.5%)と減収となりました。利益面につきましては、売上高の減少に加え、タッチパネル製品の歩留率の悪化や人件費の増加による売上原価率の上昇により、営業損失は181百万円(前年同期は125百万円の営業損失)、受取配当金等の計上はありましたが、為替差損等の発生により、経常損失は181百万円(前年同期は93百万円の経常損失)となりました。しかしながら、方南工場跡地等の売却により、固定資産売却益を特別利益として計上したため、親会社株主に帰属する四半期純利益は116百万円(前年同期は93百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。なお、前連結会計年度より、従来「マレーシア」としておりました報告セグメントの名称を「アセアン」に変更しております。
① 日本
国内事業につきましては、タッチパネル製品及び一般シール・ラベル等の安定的受注確保を目指し、既存得意先の掘り起こしと新業種・新業界への積極的な営業展開を行っております。また、製造部門につきましては、長野工場の生産効率の向上、川越工場の最新鋭設備の稼働確保のための内製化を進めております。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,415百万円(前年同期比109.7%)となりましたが、タッチパネル製品の歩留率の悪化等により、セグメント損失は68百万円(前年同期は85百万円のセグメント利益)となりました。なお、日本に所属する連結子会社は、三光プリンティング株式会社であります。
② 中国
日本国内に新設された海外統括室との情報の共有化を深め、受注活動の強化を図るとともに、製造面につきましては、稼働率・生産効率の向上、徹底した経費の削減等を行っておりますが、当第2四半期連結累計期間の売上高は762百万円(前年同期比49.7%)、セグメント損失は84百万円(前年同期は125百万円のセグメント損失)となりました。なお、中国に所属する連結子会社は、光華産業有限公司及び燦光電子(深圳)有限公司であります。
③ アセアン
サンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.については、徹底したコスト削減を行い、また、日本等からの営業面・製造面における支援体制により、業績は好転しております。しかしながら、昨年5月にタイ王国(バンコク都)に設立いたしましたサンコウサンギョウ(バンコク)CO.,LTD.は、国内外の支援を受け、早期に会社目標の売上・利益を達成すべく取り組んでおりますが、事業展開の遅れにより本格操業が下期にずれ込んだため、当初計画に対して未達となっております。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は222百万円(前年同期比82.6%)、セグメント損失は31百万円(前年同期は52百万円のセグメント損失)となりました。なお、アセアンに所属する連結子会社は、サンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.及びサンコウサンギョウ(バンコク)CO.,LTD.であります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、有形固定資産の売却による収入等の資金の増加要因によって、3,005百万円(前年同期比658百万円増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、税金等調整前四半期純利益147百万円、仕入債務の増加額499百万円等の資金の増加要因はありましたが、売上債権の増加額375百万円、有形固定資産売却益354百万円、たな卸資産の増加額170百万円等の資金の減少要因によって183百万円(前年同期比20百万円増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は、有価証券の償還による収入100百万円、有形固定資産の売却による収入808百万円等の資金の増加要因により、767百万円(前年同期は693百万円の使用)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、主に配当金の支払額42百万円により44百万円(前年同期比0百万円増)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対応すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。