第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績の改善による設備投資の回復や個人消費の持ち直しなど緩やかな景気回復が続きましたが、中国やアジア新興国経済の成長鈍化や雇用の逼迫など、先行きに不透明感が残る状況で推移いたしました。

印刷業界においては、印刷需要が減少するなか受注競争による単価の下落等により、依然として厳しい経営環境が続いております。

このような状況のもと当社グループは、効率化の推進による収益改善と成長に向けた新たなチャレンジを基本方針に掲げ、業績回復に向けて取り組んでまいりました。この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、タッチパネル関連製品等の受注増により、5,432百万円(前年同期比123.4%)と大幅な増収となりました。

利益面につきましては、売上高増加に伴う販売費及び一般管理費の増加はあったものの、増収効果及び歩留率の改善等の原価低減に努めました結果、営業利益は24百万円(前年同期は181百万円の営業損失)となり、為替差益、受取配当金等の計上により経常利益は75百万円(前年同期は181百万円の経常損失)となりました。また、特別利益に計上した固定資産売却益が前年同期比352百万円減少したため、親会社株主に帰属する四半期純利益は71百万円(前年同期比61.0%)となりました。

 

セグメント別の業績は次のとおりであります。

① 日本

タッチパネル関連製品の幅広い営業展開と、一般シール・ラベル製品等の受注確保のため、既存取引先の深耕のほか食品関連等の新規分野への営業展開を積極的に行い、製造面については、歩留率の改善及び内製化による効率化を重点的に進めてまいりました。

この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,527百万円(前年同期比103.3%)となり、セグメント損失は33百万円(前年同期は68百万円のセグメント損失)となりました。

 

② 中国

日本国内に新設したグローバル営業部との連携強化により、タッチパネル関連製品を中心に得意先からの受注は大幅に増加し、また、製造面については生産効率の改善、徹底した経費の削減を行ってまいりました。

この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,616百万円(前年同期比212.0%)となり、セグメント利益は86百万円(前年同期は84百万円のセグメント損失)となりました。なお、中国に所属する連結子会社は、光華産業有限公司及び燦光電子(深圳)有限公司であります。

 

③ アセアン

サンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.につきましては、日本からの営業面・製造面における支援体制により、受注の増加及び製造工程の改善等を図り、業績は回復基調で推移しております。また、サンコウサンギョウ(バンコク)CO.,LTD.は、日本国内外からの営業面・製造面の支援を行い事業展開の遅れを回復すべく努めております。

この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は288百万円(前年同期比129.6%)となり、セグメント損失は21百万円(前年同期は31百万円のセグメント損失)となりました。なお、アセアンに所属する連結子会社は、サンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.及びサンコウサンギョウ(バンコク)CO.,LTD.であります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税金等調整前四半期純利益や仕入債務の増加等の資金の増加要因により、3,082百万円(前年同期比76百万円増)となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は、売上債権の増加額271百万円、役員退職未払金の減少額32百万円、たな卸資産の増加額35百万円等の資金の減少要因はありましたが、税金等調整前四半期純利益76百万円、仕入債務の増加額389百万円等の資金の増加要因により111百万円(前年同期は183百万円の使用)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果獲得した資金は、保険積立金の解約による収入102百万円等の資金の増加要因により、100百万円(前年同期比666百万円減)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出129百万円、配当金の支払額41百万円等により176百万円(前年同期比131百万円増)となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対応すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。