文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績の改善や個人消費の持ち直しなど緩やかな景気回復が続きましたが、雇用の逼迫並びに海外における不安定な政治動向やアジア新興国経済の成長鈍化など、先行きは不透明な状況で推移いたしました。
印刷業界においては、印刷需要が減少するなか受注競争による単価の下落等により、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような状況のもと当社グループは、効率化の推進による収益改善と成長に向けた新たなチャレンジを基本方針に掲げ、業績回復に向けて取り組んでまいりました。この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、タッチパネル関連製品等の受注増により、9,424百万円(前年同期比133.0%)と大幅な増収となりました。
利益面につきましては、売上高増加に伴う販売費及び一般管理費の増加はあったものの、増収効果及び歩留率の改善等の原価低減に努めました結果、営業利益は213百万円(前年同期は90百万円の営業損失)となり、為替差益、受取配当金等の計上により経常利益は279百万円(前年同期は20百万円の経常損失)となりました。また、特別利益に計上した固定資産売却益は前年同期比352百万円減少いたしましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益は263百万円(前年同期比91.0%)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 日本
タッチパネル関連製品の幅広い営業展開と、一般シール・ラベル製品等の受注確保のため、既存取引先の深耕のほか食品関連等の新規分野への営業展開を積極的に行い、製造面については、歩留率の改善及び内製化による効率化を重点的に進めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は5,550百万円(前年同期比104.8%)となり、セグメント損失は25百万円(前年同期は34百万円のセグメント損失)となりました。
② 中国
日本国内に新設したグローバル営業部との連携強化により、タッチパネル関連製品を中心に得意先からの受注は大幅に増加し、また、製造面については生産効率の改善、徹底した経費の削減を行ってまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,391百万円(前年同期比234.1%)となり、セグメント利益は231百万円(前年同期は30百万円のセグメント損失)となりました。なお、中国に所属する連結子会社は、光華産業有限公司及び燦光電子(深圳)有限公司であります。
③ アセアン
サンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.につきましては、日本からの営業面・製造面における支援体制により、受注の増加及び製造工程の改善等を図り、業績は回復基調で推移いたしました。また、サンコウサンギョウ(バンコク)CO.,LTD.は、日本国内外からの営業面・製造面の支援を行い事業展開の遅れを回復すべく努めております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は482百万円(前年同期比142.3%)となり、セグメント利益は0百万円(前年同期は38百万円のセグメント損失)となりました。なお、アセアンに所属する連結子会社は、サンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.及びサンコウサンギョウ(バンコク)CO.,LTD.であります。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。