文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績の改善や雇用・所得環境の改善など緩やかな景気回復が続きましたが、米国の保護主義への傾斜や雇用の逼迫など、先行き不透明な状況で推移いたしました。
印刷業界においては、印刷需要が減少するなか受注競争による単価の下落等により、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような状況のもと当社グループは、中期経営計画(2019年3月期~2021年3月期)初年度にあたり、「顧客企業における最高のサプライヤーになる基盤を整備する」を経営の基本方針に掲げ、成長に向けた新たなチャレンジによる売上の拡大と効率化の推進による収益の改善に取り組んでまいりました。この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、タッチパネル関連製品等の受注増により3,079百万円(前年同期比133.9%)と増収となりました。
利益面につきましては、内製化の促進及び歩留率の改善等の原価低減に努めましたが、営業損失は7百万円(前年同期は42百万円の営業損失)となり、為替差益及び受取配当金等の計上により経常利益は37百万円(前年同期は18百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は30百万円(前年同期は22百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
① 日本
タッチパネル関連製品の幅広い営業展開と、一般シール・ラベル等の受注確保のため既存取引先の深耕のほか食品関連等の新規分野への営業展開を積極的に行い、製造面については、歩留率の改善及び内製化による効率化を重点的に進めてまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,294百万円(前年同期比133.0%)となり、セグメント利益は17百万円(前年同期は4百万円のセグメント損失)となりました。
② 中国
日本国内のグローバル営業部との連携強化により、既存得意先及び新規得意先への受注強化を積極的に行うとともに、製造面については生産効率の改善を推進してまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は604百万円(前年同期比136.6%)となりましたが、工場操業度の低下等によりセグメント損失は38百万円(前年同期は2百万円のセグメント損失)となりました。なお、中国セグメントに所属する連結子会社は、光華産業有限公司及び燦光電子(深圳)有限公司であります。
③ アセアン
アセアンセグメントに所属する連結子会社サンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.及びサンコウサンギョウ(バンコク)CO.,LTD.につきましては、日本国内外からの営業面・製造面の支援を受け、受注の増加及び製造工程の改善等を図り、業績は回復基調で推移しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は180百万円(前年同期比135.6%)となり、セグメント損失は2百万円(前年同期は10百万円のセグメント損失)となりました。
財政状態については次のとおりであります。
当第1四半期連結会計期間末における総資産の残高は12,196百万円となり、前連結会計年度末比61百万円増加いたしました。これは、主に受取手形及び売掛金は206百万円減少いたしましたが、商品及び製品等の棚卸資産が63百万円、現金預金が87百万円及び第1四半期連結会計期間末の時価評価等により投資その他の資産「その他」の投資有価証券が77百万円増加したことによるものであります。
負債総額は3,489百万円となり、前連結会計年度末比78百万円増加いたしました。これは、主に支払手形及び買掛金が102百万円増加したことによるものであります。
また、純資産総額は8,707百万円となり、前連結会計年度末比16百万円減少いたしました。これは、主に親会社による配当金の支払等により利益剰余金が31百万円減少したことによるものであります。この結果、自己資本比率は71.4%(前連結会計年度末は71.9%)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。