第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績の改善や雇用・所得環境の改善など緩やかな景気回復が続きましたが、米国と中国との貿易摩擦の激化による影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。また、印刷業界においては、印刷需要が減少するなか受注競争による単価の下落等により、依然として厳しい経営環境が続いております。

このような状況のもと当社グループは、中期経営計画(2019年3月期~2021年3月期)初年度にあたり、「顧客企業における最高のサプライヤーになる基盤を整備する」を経営の基本方針に掲げ、成長に向けた新たなチャレンジによる売上の拡大と効率化の推進による収益の改善に取り組んでまいりました。

この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、タッチパネル関連製品等の受注増により5,652百万円(前年同期比104.1%)と増収となりました。

しかしながら利益面につきましては、内製化の促進、歩留率の改善等の効率化によるコスト低減に努めましたが、人件費等の販売費及び一般管理費の増加により営業損失は47百万円(前年同期は24百万円の営業利益)となり、為替差益及び受取配当金等の計上により経常利益は14百万円(前年同期比19.4%)、親会社株主に帰属する四半期純損失は11百万円(前年同期は71百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。

 

セグメント別の経営成績は次のとおりであります。

① 日本

タッチパネル関連製品の幅広い営業展開と、一般シール・ラベル等の受注確保のため既存取引先の深耕のほか食品関連等の新規分野への営業展開を積極的に行い、製造面については、歩留率の改善及び内製化による効率化を重点的に進めてまいりました。

この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は4,296百万円(前年同期比121.8%)となり、セグメント利益は19百万円(前年同期は33百万円のセグメント損失)となりました。

 

② 中国

日本国内のグローバル営業部との連携強化により、既存得意先及び新規得意先への受注強化を積極的に行うとともに、製造面については生産効率の改善を推進してまいりました。

しかしながらタッチパネル製品等の受注減により、当第2四半期連結累計期間の売上高は963百万円(前年同期比59.6%)となり、減収による工場操業度の低下等によりセグメント損失は78百万円(前年同期は86百万円のセグメント利益)となりました。なお、中国セグメントに所属する連結子会社は、光華産業有限公司及び燦光電子(深圳)有限公司であります。

 

③ アセアン

アセアンセグメントにおいては、本年2月に設立したサンコウサンギョウ(ベトナム)CO.,LTD.については本格営業に至っておりませんが、サンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.及びサンコウサンギョウ(バンコク)CO.,LTD.につきましては、日本国内外からの営業面・製造面の支援を受け、受注の増加及び製造工程の改善等を図り、業績は回復基調で推移しております。

この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は392百万円(前年同期比136.2%)となり、セグメント利益は11百万円(前年同期は21百万円のセグメント損失)となりました。

 

 財政状態については次のとおりであります。

当第2四半期連結会計期間末における総資産の残高は11,955百万円となり、前連結会計年度末比179百万円減少いたしました。これは、主に、現金及び預金は389百万円並びに商品及び製品等のたな卸資産は92百万円増加いたしましたが、受取手形及び売掛金が697百万円減少したことによるものであります。

負債総額は3,272百万円となり、前連結会計年度末比138百万円減少いたしました。これは、主に支払手形及び買掛金が182百万円減少したことによるものであります。

また、純資産総額は8,683百万円となり、前連結会計年度末比40百万円減少いたしました。これは、主に親会社による配当金の支払等により利益剰余金が73百万円減少したことによるものであります。この結果、自己資本比率は72.6%(前連結会計年度末は71.9%)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税金等調整前四半期純利益や売上債権の減少等の資金の増加要因により、3,446百万円(前年同期比364百万円増)となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は、たな卸資産の増加額100百万円、仕入債務の減少額153百万円等の資金の減少要因はありましたが、税金等調整前四半期純利益14百万円、売上債権の減少額669百万円等の資金の増加要因により442百万円(前年同期比331百万円増)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果獲得した資金は、保険積立金の解約による収入51百万円等の資金の増加要因により、42百万円(前年同期比57百万円減)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、配当金の支払額62百万円等により67百万円(前年同期比109百万円減)となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対応すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。