当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクは、以下のとおりであります。
当第3四半期連結会計期間において、マレーシアのHarleigh(Malaysia)Sdn.Bhd.及びShin-Nippon Industries Sdn.Bhd.の株式を発行済株式総数の各々65.0%取得し、連結の範囲に含めております。なお、当該海外子会社の非支配株主は、企業結合日から2年後を目途に、残りの35.0%の株式について当社が購入することを請求する権利を有しております。
当該海外子会社の商圏における需要動向、政情、経済、法規制、租税制度及びビジネス慣習等の影響によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループは、当該企業買収に伴いのれんを計上しておりますが、期待しているキャッシュ・フローを生み出さない状況になるなど、収益性が低下した場合には減損損失が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善を背景に景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、世界経済においては、米中貿易摩擦や中東情勢など、不安定な海外要因による株価や為替の下振れ懸念もあり、先行きに不透明感が残っております。
このような中、当社グループは中期経営計画「AD2021計画」の3年目をむかえ、激化する企業間競争に勝ち残るために、主要事業領域である印刷包材事業に生産性向上を目的とした経営資源を投入することでモノ作り改革を進め、ぶっちぎりの商品力・技術力・開発力でお客様に最高の価値をお届けできる感動提供企業を目指しております。また、グループ内連携によるお客様対応力を強化し、更なる信頼関係の構築とグループ全体の企業価値向上に努めてまいりました。
(経営成績)
当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は、前第3四半期連結累計期間に比べ9億11百万円増(前年同期比3.2%増)の294億56百万円となりました。
利益面につきましては、原材料・物流コストの上昇に伴う変動費や、印刷包材事業の増産体制構築に関連する費用の増加により、当第3四半期連結累計期間における営業利益は11億94百万円(前年同期比17.5%減)、経常利益は15億9百万円(前年同期比15.4%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億32百万円(前年同期比6.6%減)となりました。
セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。
印刷包材事業
当社グループの主たる事業である印刷包材事業におきましては、市場での企業間競争が一段と厳しさを増している事業環境の中、当社グループは市場ニーズに即した付加価値の高い製品の提供に努め、お客様・地域に密着した提案型営業活動を展開するとともに、高水準の品質保証体制を追求し、安定した製品の供給に努めてまいりました。
この結果、売上高は、医薬品向け市場におきましては、医療用向け製品・OTC向け製品とも前年実績を上回りましたが、化粧品向け市場におきましては、前年実績を下回りました。
当第3四半期連結累計期間における印刷包材事業の売上高は、前第3四半期連結累計期間に比べ3億58百万円増(前年同期比1.3%増)の272億18百万円となりました。
セグメント利益は、前第3四半期連結累計期間に比べ30百万円減(前年同期比0.5%減)の60億72百万円となりました。
包装システム販売事業
当セグメントでは、印刷包材と連携したトータル提案による、時流や得意先ニーズにマッチした新たな「包装」の開発を主眼とした包装機械や包装ラインの企画提案・仕入・販売を行っております。
当第3四半期連結累計期間における包装システム販売事業の売上高は、前第3四半期連結累計期間に比べ5億8百万円増(前年同期比34.7%増)の19億73百万円となりました。
セグメント利益は、前第3四半期連結累計期間に比べ56百万円増(前年同期比25.6%増)の2億75百万円となりました。
その他
人材派遣事業
当セグメントでは、当社グループ内のみならず地域企業からの求人を受けて人材の派遣を行っております。
当第3四半期連結累計期間における人材派遣事業の売上高は、前第3四半期連結累計期間に比べ43百万円増(前年同期比19.9%増)の2億65百万円となりました。
セグメント利益は、前第3四半期連結累計期間に比べ7百万円増(前年同期比16.9%増)の54百万円となりました。
(財政状態)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、621億33百万円となり、前連結会計年度末に比べ56億61百万円増加いたしました。
その内、流動資産は、251億50百万円と、前連結会計年度末に比べ20億4百万円増加いたしました。その主な要因は、現金及び預金の増加によるものであります。また固定資産は、369億83百万円と、前連結会計年度末に比べ36億57百万円増加いたしました。その主な要因は、建設仮勘定の増加によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、320億89百万円となり、前連結会計年度末に比べ49億13百万円増加いたしました。
その内、流動負債は、134億2百万円と、前連結会計年度末に比べ8億93百万円減少いたしました。その主な要因は、支払手形及び買掛金の減少によるものであります。また固定負債は、186億87百万円と、前連結会計年度末に比べ58億6百万円増加いたしました。その主な要因は、長期借入金の増加によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は300億43百万円と、前連結会計年度末に比べ7億48百万円増加いたしました。
この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は、47.7%となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は23百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、株式の取得に伴い、Harleigh(Malaysia)Sdn.Bhd.及びShin-Nippon Industries Sdn.Bhd.を新たに連結子会社にしたことにより、印刷包材事業において198名増加しております。
なお、従業員数は就業人員であり、嘱託及び臨時従業員を含んでおりません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。