第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、各国の経済活動が強く制限されるなどマイナス成長に陥り、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。

このような中、当社グループは中期経営計画「AD2021計画」の4年目をむかえ、激化する企業間競争に勝ち残るために、主要事業領域である印刷包材事業に、生産性向上を目的とした経営資源を投入することでモノ作り改革を進め、ぶっちぎりの商品力・技術力・開発力でお客様に最高の価値をお届けできる感動提供企業を目指しております。グループ内連携によるお客様対応力を強化し、更なる信頼関係の構築とグループ全体の企業価値向上に努めてまいりました。

 

(経営成績)

当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は、2019年12月に子会社化したマレーシアの印刷会社2社を含め、前第1四半期連結累計期間に比べ12億14百万円増(前年同期比12.7%増)の107億99百万円となりました。

利益面につきましては、印刷包材事業の増産体制構築に関連する費用は増加しましたが、売上高の増加や新型コロナウイルス感染症に伴う出張自粛などの活動制限により固定費が減少し、当第1四半期連結累計期間における営業利益は7億29百万円(前年同期比86.7%増)、経常利益は8億17百万円(前年同期比68.0%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億33百万円(前年同期比81.0%増)となりました。

 

セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。

 

印刷包材事業

当社グループの主たる事業である印刷包材事業におきましては、市場での差別化とお客様からの更なる信頼向上を計るべく、ニーズに即した付加価値の高い製品の提供、高水準の品質保証体制の追求に努めております。

当第1四半期連結会計期間においては、新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げ、営業部門では在宅勤務や出張等の原則禁止、また、生産部門の業務に関しては従業員の安全・健康に必要な対策を行いつつ生産を継続し、製品の安定供給に努めてまいりました。

売上高は、化粧品向け市場におきましては、新型コロナウイルス感染症による消費者の外出自粛、訪日外国人旅行者の減少に伴うインバウンド需要の減速も影響し、前年実績を下回りました。また、医薬品向け市場におきましては、OTC向け製品は横這い、医療用向け製品は前年実績を上回りました。

この結果、当第1四半期連結累計期間における印刷包材事業の売上高は、前第1四半期連結累計期間に比べ2億68百万円増(前年同期比3.0%増)の92億91百万円となりました。

セグメント利益は、前第1四半期連結累計期間に比べ2億35百万円増(前年同期比11.8%増)の22億33百万円となりました。

包装システム販売事業

当セグメントでは、印刷包材と連携したトータル提案による、時流や得意先ニーズにマッチした新たな「包装」の開発を主眼とした包装機械や包装ラインの企画提案・仕入・販売を行っております。

当第1四半期連結累計期間における包装システム販売事業の売上高は、前第1四半期連結累計期間に比べ9億55百万円増(前年同期比203.7%増)の14億24百万円となりました。

セグメント利益は、前第1四半期連結累計期間に比べ99百万円増(前年同期比140.3%増)の1億70百万円となりました。

その他

人材派遣事業

当セグメントでは、当社グループ内のみならず地域企業からの求人を受けて人材の派遣を行っております。

当第1四半期連結累計期間における人材派遣事業の売上高は、前第1四半期連結累計期間に比べ9百万円減(前年同期比9.8%減)の83百万円となりました。

セグメント利益は、前第1四半期連結累計期間に比べ0百万円減(前年同期比3.5%減)の17百万円となりました。

(財政状態)

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、650億23百万円となり、前連結会計年度末に比べ32億6百万円増加いたしました。

その内、流動資産は、256億69百万円と、前連結会計年度末に比べ13億4百万円増加いたしました。その主な要因は、現金及び預金の増加によるものであります。また固定資産は、393億54百万円と、前連結会計年度末に比べ19億2百万円増加いたしました。その主な要因は、機械装置及び運搬具、土地の増加によるものであります。

当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、342億80百万円となり、前連結会計年度末に比べ27億7百万円増加いたしました。

その内、流動負債は、140億30百万円と、前連結会計年度末に比べ8億83百万円増加いたしました。その主な要因は、支払手形及び買掛金の増加によるものであります。また固定負債は、202億49百万円と、前連結会計年度末に比べ18億23百万円増加いたしました。その主な要因は、長期借入金の増加によるものであります。

当第1四半期連結会計期間末の純資産は307億43百万円と、前連結会計年度末に比べ4億99百万円増加いたしました。

この結果、当四半期連結会計期間末の自己資本比率は、46.7%となりました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(3)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は8百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

当社と当社連結子会社である株式会社スリーエスは、2020年4月20日に、2020年7月1日を効力発生日として、当社を存続会社、株式会社スリーエスを消滅会社とする合併契約を締結いたしました。

詳細は、「第4経理の状況 1四半期連結財務諸表 注記事項 (重要な後発事象)」に記載のとおりであります。