当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、依然として新型コロナウイルス感染症により社会・経済活動が停滞し、また世界経済も大きな影響を受ける結果となりました。景気の先行きも当面、不透明で厳しい状況が続くと見込まれます。
このような中、当社グループの日本国内での活動は、新型コロナウイルス感染症対策本部を中心に、営業部門の出張の禁止や在宅勤務などにより営業活動を制限していた緊急事態宣言下と比べ、緊急事態宣言解除後は、営業部門においてはコロナ禍でのお客様への対応を模索しつつ活動を行い、生産部門では、従業員の安全・健康に必要な対策を実施した上で生産を継続し、お客様への安定供給に努めてまいりました。なお、海外拠点であるマレーシアにおいては、現地政府による活動制限令により一時的に営業活動を停止しておりましたが、その後制限が緩和され、国内外とも厳重な感染予防対策を実施した上で事業活動を継続しております。
(経営成績)
当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は、前第3四半期連結累計期間に比べ4億95百万円増(前年同期比1.7%増)の299億51百万円となりました。
利益面につきましては、包装システム販売事業の商品仕入の増加や印刷包材事業の増産体制構築による減価償却費等、製造原価の増加により、売上原価は増加しましたが、販売管理費は新型コロナウイルス感染症に伴う活動自粛の影響により減少し、当第3四半期連結累計期間における営業利益は16億5百万円(前年同期比34.4%増)、経常利益は19億9百万円(前年同期比26.5%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億97百万円(前年同期比25.7%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。
印刷包材事業
当社グループの主たる事業である印刷包材事業におきましては、市場での企業間競争が一段と厳しさを増しておりますが、当社グループは市場ニーズに即した付加価値の高い製品の提供に努め、お客様・地域に密着した提案型営業活動を展開するとともに、高水準の品質保証体制を追求し、安定した製品の供給に努めてまいりました。
売上高は、医薬品向け市場におきましては、医療用向け製品は堅調に推移し、前年実績を上回りましたが、OTC向け製品及び化粧品向け市場におきましては、新型コロナウイルス感染症による外出自粛、マスク装着・手洗い・消毒等の予防徹底、訪日外国人旅行者の急減によるインバウンド需要の減少等の一般消費者向け製品の需要減により、前年実績を下回りました。
当第3四半期連結累計期間における印刷包材事業の売上高は、前第3四半期連結累計期間に比べ2億71百万円減(前年同期比1.0%減)の269億46百万円となりました。
セグメント利益は、前第3四半期連結累計期間に比べ1億73百万円増(前年同期比2.9%増)の62億45百万円となりました。
包装システム販売事業
当セグメントでは、印刷包材と連携したトータル提案による、時流や得意先ニーズにマッチした新たな「包装」の開発を主眼とした包装機械や包装ラインの企画提案・仕入・販売を行っております。
当第3四半期連結累計期間における包装システム販売事業の売上高は、省人化・省力化のニーズの高まりもあり、前第3四半期連結累計期間に比べ8億11百万円増(前年同期比41.1%増)の27億84百万円となりました。
セグメント利益は、前第3四半期連結累計期間に比べ93百万円増(前年同期比33.8%増)の3億68百万円となりました。
その他
人材派遣事業
その他の事業では、当社グループ内のみならず地域企業からの求人を受けて人材の派遣を行っております。
当第3四半期連結累計期間における人材派遣事業の売上高は、新型コロナウイルス感染症に伴う、求人・派遣数の減少により、前第3四半期連結累計期間に比べ44百万円減(前年同期比16.9%減)の2億20百万円となりました。
セグメント利益は、前第3四半期連結累計期間に比べ4百万円減(前年同期比7.4%減)の50百万円となりました。
(財政状態)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、635億24百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億7百万円増加いたしました。
その内、流動資産は、244億46百万円と、前連結会計年度末に比べ80百万円増加いたしました。その主な要因は、商品及び製品の増加によるものであります。また固定資産は、390億78百万円と、前連結会計年度末に比べ16億26百万円増加いたしました。その主な要因は、機械装置及び運搬具の増加によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、322億90百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億16百万円増加いたしました。
その内、流動負債は、125億81百万円と、前連結会計年度末に比べ5億65百万円減少いたしました。その主な要因は、支払手形及び買掛金の減少によるものであります。また固定負債は、197億8百万円と、前連結会計年度末に比べ12億82百万円増加いたしました。その主な要因は、長期借入金の増加によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は312億34百万円と、前連結会計年度末に比べ9億90百万円増加いたしました。
この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は、48.5%となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は23百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。