当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症が世界規模で拡大しており、日本国内においても、感染拡大防止に向け、外出自粛や休業の広がりなどにより、国内経済は急速な悪化が続く厳しい状況となりました。また、6月頃から感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを段階的に引き上げておりますが、一方で主要都市を中心に感染状況が拡大傾向にあるため、先行きについても不透明な状況が続くものと思われます。
印刷業界におきましても、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛要請や各種行事の中止などで、関連する印刷物等の減少により、業績への悪影響が避けられない状況となっております。
このような環境下にあって当社グループは、2019年度からInnovation for 100th anniversaryサンメッセ新・中長期経営のアクションプランを達成すべく、2035年の100周年を迎えることを意識した“当社のありたい姿”を追求し、その中期的位置づけである2025年に向けた90周年スローガン「Challenge for Change 2025 ~変革への挑戦~」を推進し、ペーパーレス化などの台頭をはじめとした外部環境の急激な変化に積極的な変革への対策を推進しております。当社の強みである「社内一貫生産による一社責任体制」を最大限活かし、コア事業である商業印刷における価値の基盤を堅持・伸長していくとともに、従来までの印刷に偏らぬ付加価値の高い提案を行うことで、新しいビジネスの創造、新しい考え方のビジネス展開に努め、成長事業への戦略的重点投資を行い、更なる事業成長と企業価値向上を実現できるよう取り組んでまいります。なお、顧客、取引先及び従業員の安全を第一に、引き続き新型コロナウイルス感染拡大の影響には十分な注意を払いながら、感染リスクの低減及び生産・営業活動の継続に努めてまいります。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は34億57百万円(前年同期比11.2%減)、営業損失は20百万円(前年同期は営業損失10百万円)、経常利益は69百万円(前年同期比50.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は69百万円(前年同期比318.5%増)となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次の通りであります。
①印刷事業
一般商業印刷物の売上高は、カタログや折込チラシなどの減少により24億35百万円(前年同期比14.3%減)となりました。また、包装印刷物の売上高は、パッケージなどの増加により6億44百万円(前年同期比12.1%増)、出版印刷物の売上高は3億61百万円(前年同期比1.1%減)、合計売上高は34億42百万円(前年同期比9.0%減)となり、営業損失は1百万円(前年同期は営業損失6百万円)となりました。
②イベント事業
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当第1四半期連結累計期間におけるイベントはほとんどが中止又は延期となりました。それにより、売上高は16百万円(前年同期比85.8%減)と大幅な減収となり、営業損失は20百万円(前年同期は営業損失3百万円)となりました。
また、財政状態につきましては、資産の部は、投資有価証券が3億74百万円増加しましたが、現金及び預金が2億41百万円、受取手形及び売掛金が8億68百万円それぞれ減少したこと等により、前連結会計年度末と比べて9億37百万円減少し、178億48百万円となりました。
負債の部は、支払手形及び買掛金が4億56百万円、未払法人税等が1億42百万円、賞与引当金が2億23百万円、退職給付に係る負債が1億31百万円それぞれ減少したこと等により、前連結会計年度末と比べて12億99百万円減少し、76億68百万円となりました。
純資産の部は、その他有価証券評価差額金が2億64百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比べて3億61百万円増加して101億80百万円となりました。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
特記すべき事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。