当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せないなか、ワクチン接種率上昇に伴い新規感染者数が減少し、移動や外出などの制限が緩和されるなど回復の兆しが見られたものの、感染力が強いオミクロン株の発生により急激に感染が再拡大するなど、依然として新型コロナウイルス感染症の影響が不透明な状況が続いております。
印刷業界におきましては、一部で持ち直しの動きがあるものの、情報媒体のデジタルシフトによるペーパーメディアの需要減少や競争の激化、価格の低迷が長期に渡っており、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような環境下にあって当社グループは、2019年度からInnovation for 100th anniversaryサンメッセ新・中長期経営のアクションプランを達成すべく、2035年の100周年を迎えることを意識した“当社のありたい姿”を追求し、その中期的位置づけである2025年に向けた90周年スローガン「Challenge for Change 2025 ~変革への挑戦~」により、ペーパーレス化などの台頭をはじめとした外部環境の急激な変化に積極的な変革への対策を推進しております。当社の強みである「社内一貫生産による一社責任体制」を最大限活かし、コア事業である商業印刷における価値の基盤を堅持・伸長していくとともに、従来までの印刷に偏らぬ付加価値の高い提案や新しいビジネスの創造や展開、成長事業への戦略的重点投資を行い、更なる事業成長と企業価値向上を実現できるよう努めております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は119億42百万円(前年同期比13.8%増)、営業利益は2億10百万円(前年同期比892.3%増)、経常利益は3億36百万円(前年同期比94.0%増)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、日本年金機構様より受託いたしました「年金振込通知書」の誤送付に係るやり直し等の負担額を製品保証費として特別損失に計上したこと等により85百万円(前年同期比40.7%減)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)」をご参照ください。
セグメントの業績を示すと、次の通りであります。
①印刷事業
一般商業印刷物の売上高は、カタログなどの増加により84億95百万円(前年同期比12.9%増)となりました。また、包装印刷物の売上高は、パッケージなどの増加により22億19百万円(前年同期比12.4%増)、出版印刷物の売上高は8億71百万円(前年同期比2.2%減)、合計売上高は115億85百万円(前年同期比11.5%増)となり、営業利益は1億81百万円(前年同期比197.3%増)となりました。
②イベント事業
イベント事業につきましては、繁忙期となる秋の事業は、新型コロナウイルスの新規感染者数の減少によりほぼ予定通り実施することができました。なお、イベント事業は収益認識会計基準等の適用により、売上高が1億83百万円、営業利益は71百万円増加しております。その結果、売上高は3億56百万円(前年同期比241.6%増)となり、営業利益は27百万円(前年同期は営業損失41百万円)となりました。
また、財政状態につきましては、資産の部は、建設仮勘定が11億95百万円増加しましたが、現金及び預金が7億53百万円、受取手形、売掛金及び契約資産(前連結会計年度末は受取手形及び売掛金)が2億56百万円、電子記録債権が1億98百万円、機械装置及び運搬具が2億23百万円それぞれ減少したこと等により、前連結会計年度末と比べて2億65百万円減少し、188億41百万円となりました。
負債の部は、電子記録債務が1億41百万円増加しましたが、支払手形及び買掛金が2億77百万円、短期借入金が1億円、役員退職慰労引当金が91百万円それぞれ減少したこと等により、前連結会計年度末と比べて2億89百万円減少し、82億9百万円となりました。
純資産の部は、その他有価証券評価差額金が47百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比べて23百万円増加して106億32百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
特記すべき事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。