当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、中国経済をはじめとする海外景気の下ぶれ懸念のほか、実質賃金の伸び悩みから個人消費は本格的な回復には至らず、総じて足踏み状態が続いております。印刷業界におきましては、広告宣伝媒体の多様化と印刷媒体の減少、受注競争の激化による単価の下落により、依然としてきびしい経営環境にあります。
当社におきましては、「Hard+Soft+Heart」を経営理念に掲げ、良いものづくりには、設備などのハードウェアと、技術などのソフトウェアに加え、心をこめた製品やサービスを通じてお客様に感動やよろこびをお届けするという顧客本位を貫くハートが重要であるとの考えに基づき、お客様満足度No.1を目指しております。経営計画において売上・生産・受注の量的確保に向けた創注活動の強化を重点指標と定め、提案力の強化を進めております。お客様の潜在的な課題・ニーズを発見しその解決策をご提案する活動を展開するとともに、多様な付加価値提案を行い、新規顧客の開拓と既存顧客への深耕を進めてまいりました。また目標利益の達成に向け、コスト管理の強化や生産性の向上を図り、収益力の向上に努めてまいりました。
こうした取り組みの結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間における売上高は173億16百万円(前年同四半期比7.5%増)となりました。利益面では、営業利益2億22百万円(前年同四半期比473.1%増)、経常利益2億49百万円(前年同四半期比283.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億38百万円(前年同四半期は6百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の状況は、以下のとおりであります。
(印刷)
印刷事業では、デジタル技術や物流機能を組み合わせた付加価値提案や、動画などを活用した映像メディア提案を展開し、新しい需要の開拓に注力いたしました。また、従来十分開拓できていなかった業界や得意先企業へのシェア拡大を進めてまいりました。さらに、イベント企画・運営の受託などの販促支援サービスを推進して、お客様の課題解決を通じたお客様満足度の向上に注力いたしました。半導体関連マスク事業では、新規顧客開拓力の強化を図ったほか、中国を中心とした海外事業の強化を進めております。
このような取り組みにより、印刷事業の売上高は106億69百万円(前年同四半期比2.2%増)となりました。営業損益は、予算管理の強化、ワークフローの見直し、内製化の促進による外注費の削減などに取り組み、34百万円の営業利益(前年同四半期は60百万円の営業損失)となりました。
(物販)
物販事業では、印刷関連事業の高付加価値化と市場創造につながる商品提案や、品質向上・環境性能向上など差別化に向けた商品提案を進めるとともに、自社ブランド商品の展開を強化するほか、キャンペーン活動を強化し機械等の販売促進活動を展開いたしました。
このような取り組みの結果、物販事業の売上高は70億20百万円(前年同四半期比14.0%増)となりました。営業利益は1億74百万円(前年同四半期比98.1%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産の部は、受取手形及び売掛金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ16億87百万円減少し、293億54百万円となりました。
負債の部は、支払手形及び買掛金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ17億32百万円減少し、150億69百万円となりました。
純資産の部は、前連結会計年度末に比べ44百万円増加し、142億84百万円となり、自己資本比率は48.3%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ2億72百万円減少し、41億15百万円となりました。当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、仕入債務の減少7億79百万円に対し、売上債権の減少8億26百万円や減価償却費4億28百万円などがあったため3億53百万円の収入(前年同四半期は76百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出1億12百万円などがあったため47百万円の支出(前年同四半期は2億99百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の減少(純減額)3億23百万円、リース債務の返済による支出1億43百万円などがあったため、6億27百万円の支出(前年同四半期は7億46百万円の支出)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、1億19百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。