当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、全体としては引き続き緩やかな回復を続けているものの、年初から続いている円高・株安基調の中、輸出型企業においては減益傾向が顕著になり、個人消費・設備投資とも伸び悩む状況が続いております。先行きに関しても、中国経済・米国経済の動向、原油価格や英国のEU離脱交渉の行方等不確定要素が多く、見通しにくい状況です。印刷業界においては、特に大きな変化はなく、紙媒体の縮小・価格低下傾向が継続しており、依然として厳しい経営環境にあります。
そうした中、当社におきましては、利益確保に不可欠な設備稼働率アップにつながる売上の量的な確保、内製化の促進および新規顧客の開拓と既存顧客の深耕開拓を実施し、受注の拡大に努めてまいりました。具体的には、お客様の潜在的な課題・ニーズを発見し、その解決策をご提案する活動を展開してまいりました。また、目標利益の達成のため、各種のコスト低減および生産性向上の取り組みを行ってまいりました。
こうした取り組みの結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間における売上高は162億19百万円(前年同四半期比6.3%減)となりました。利益面では、営業利益2億30百万円(前年同期比3.3%増)、経常利益2億52百万円(前年同期比1.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億50百万円(前年同期比8.9%増)となりました。
セグメント別の状況につきましては、以下のとおりです。
(印刷)
印刷事業では、顧客ニーズをサポートするシステム構築やデジタル技術を組み合わせたソリューションなど多様な付加価値提案を展開するとともに、動画など映像メディアに対する対応力の強化を図り、新しい需要の開拓に注力いたしました。また、売上高に占める直販比率の向上を目指し、従来十分開拓できていなかった業界等への新規開拓を進めてまいりました。さらに、通販事業で培ったロジスティクス機能を印刷物・販促物に展開する物流ソリューションや、イベントの企画・運営の受託などのBPO事業を含む販促支援サービスを推進して、お客様の課題解決を通じたお客様満足度の向上に注力いたしました。半導体関連マスク事業では、新規顧客開拓の強化を図ったほか、海外事業の強化を進めてまいりましたものの、主要顧客のビジネスモデル変更による売上減の影響を大きく受けました。
上記の結果、印刷セグメントの売上高は102億91百万円(前年同期比3.5%減)となり、営業損益は、49百万円の営業利益(前年同期比44.1%増)となりました。
(物販)
物販セグメントでは、平成28年3月期に追い風となった、生産性向上設備投資促進税制による、顧客である印刷会社の設備更新需要創出の反動を最小限に抑えるべく、印刷資材販売の一層の強化、印刷関連事業の高付加価値化と市場創造につながる商品提案、品質向上・環境性能向上など差別化に向けた商品提案や、新規獲得活動を進めるとともに、自社ブランド商品の展開を強化するほか、展示会、セミナー開催等を通じて印刷事業者の活性化に向けた情報発信を行い、販売促進活動を強化してまいりました。
こうした活動の結果、物販セグメントの売上高は63億55百万円(前年同期比9.5%減)となりましたが、営業利益は、前年同期とほぼ同水準の1億72百万円(前年同期比0.9%減)を計上できました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産の部は、受取手形及び売掛金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ12
億55百万円減少し、284億71百万円となりました。
負債の部は、支払手形及び買掛金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ13億70百万円減少し、140億96百万円となりました。
純資産の部は、前連結会計年度末に比べ1億14百万円増加し、143億74百万円となり、自己資本比率は50.1%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ3億30百万円増加し、44億86百
万円となりました。当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、仕入債務の減少7億32百万円に対し、売上債権の減少14億68百万円や減価償却費3億92百万円などがあったため8億11百万円の収入(前年同期は3億53百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出1億83百万円などがあったため、89百万円の支出(前年同期は47百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の減少(純減)1億75百万円、リース債務の返済による支出1億32百万円などがあったため、3億85百万円の支出(前年同期は6億27百万円の支出)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、1億21百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。