第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

  文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の分析

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境が改善傾向となり、設備投資意欲も高まるなど緩やかな回復基調が続いております。一方、米中貿易戦争が現実のものとなり、世界経済に与える影響が懸念されており、先行きは引き続き不透明な状況です。

 

 このような状況の中、当社グループが主力としております国内の印刷業界につきましては、前連結会計年度から悪化が顕著となりました紙媒体の縮小、競争の激化、価格の低迷という構図が、当第2四半期連結累計期間においても継続する大変厳しい状況にあります。

 そのような状況の下でも業績を向上させるべく、当社グループにおきましては、売上の確保、コスト・経費の削減はもちろんのこと、顧客にとっての価値を創出する、または増大させる課題解決(ソリューション)提案、すなわち安易な価格競争に巻き込まれないビジネスモデルへの移行に注力してまいりました。

 

 その結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間における売上高は167億16百万円(前年同期比3.9%減)となりました。利益面では、営業利益1億51百万円(前年同期比45.7%減)、経常利益1億89百万円(前年同期比41.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億29百万円(前年同期比44.9%減)となりました。

 

 セグメント別の状況は、以下のとおりです。

 

(印刷)

 印刷事業では、紙媒体が縮小し価格の低迷が続く大変厳しい状況の下、生産性向上やコスト削減活動に加え、WEBやシステム開発などのデジタル対応を強化するとともに、ロジスティクス、顧客ニーズに沿ったシステム設計、データ収集・分析、事務局運営などを組み合わせた、顧客の課題解決にフォーカスした活動に注力致しましたが、主力である商業印刷物の落込みが顕著でした。

 一方、半導体関連マスク事業では、車載機器・スマートフォン・タブレット端末向け等の電子部品の好調により、引き続き、売上・営業利益共に好調を維持しました。

 上記の結果、印刷セグメントの売上高は110億82百万円(前年同期比1.6%減)、営業利益は81百万円(前年同期比18.0%減)となりました。


(物販)
 物販事業では、コスト低減や品質・環境性能を向上させた商品の提案、自社ブランド機械の販売強化、新規顧客獲得活動などを精力的に行いました。資材販売では減収となりました一方で、機械販売では、当初の想定より遅れておりましたものづくり補助金制度の適用審査が進み、本制度を活用した設備投資需要の取り込みに注力いたしました。また、体制強化のための人件費、販売促進に向けたイベント出展費、研究開発費等が増加致しました。

 上記の結果、物販事業の売上高は63億26百万円(前年同期比2.6%減)、営業利益は73百万円(前年同期比56.8%減)となりました。

(2)財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末の資産の部は、現金及び預金は増加致しましたものの、受取手形及び売掛金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ7億92百万円減少し、313億36百万円となりました。

 負債の部は、支払手形及び買掛金の減少、その他の流動負債(うち営業外電子記録債務)の減少などにより、前連結会計年度末に比べ9億22百万円減少し、155億18百万円となりました。

 純資産の部は、前連結会計年度末に比べ1億30百万円増加し、158億17百万円となり、自己資本比率は50.1%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ8億24百万円増加し、53億79百万円となりました。当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動によるキャッシュ・フローは、たな卸資産の増加3億9百万円、仕入債務の減少4億97百万円に対し、税金等調整前四半期純利益1億89百万円、売上債権の減少13億45百万円や減価償却費4億40百万円などがあったため10億22百万円の収入(前年同期は10億48百万円の収入)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入1億51百万円があったものの、固定資産の取得による支出4億45百万円などがあったため、2億65百万円の支出(前年同期は4億16百万円の支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の減少(純減)50百万円、長期借入金の減少(純減)52百万円、リース債務の返済による支出1億90百万円、配当金の支払額88百万円に対し、セール・アンド・リースバックによる収入4億57百万円などがあったため、71百万円の収入(前年同期は3億71百万円の支出)となりました。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、90百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。