第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、わが国では政府や日銀による経済政策や金融政策を背景とした円安基調の継続や原油安の影響により、企業収益や雇用情勢の改善傾向が継続し、国内景気は緩やかな回復基調が続いております。一方で、中国を始めとする新興国経済の停滞など、海外景気の下振れ懸念などもあり、依然として先行きが不透明な状況が続いております。

このような環境のなかで、当社グループでは「包んで価値を 日々新たなこころで 創造します」を経営理念に「お客様のパッケージへのニーズを理解し、差別化した商品・サービスを提供し、お客様に一番に指名され続けるパートナーとなる」の基本方針のもと、お客様にとって価値ある商品・サービスを提供してまいりました。

また、2017年度の連結売上高1,500億円、営業利益率9%を経営指標とする中期経営計画の達成に向け、事業の継続的な成長を通して企業価値の向上に努めております。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高702億81百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益53億55百万円(前年同期比8.6%減)、連結子会社間の資金の貸借取引などに伴う為替差損の計上により経常利益49億49百万円(前年同期比18.6%減)、また連結子会社Fuji Seal Poland Sp.zo.o.(ポーランド)の火災事故による操業停止期間中の固定費や製品供給を続けるための外注など生産移管費用及び復旧費用など合計31億52百万円を特別損失に計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は6億5百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益36億21百万円)となりました。なお、特別損失の一部は、保険金で補てんされる予定であります。

セグメントの業績は以下のとおりであります。

 

(日本)

シュリンクラベルは売上高225億72百万円(前年同期比2.1%増)、タックラベルは売上高54億90百万円(前年同期比6.3%増)、ソフトパウチは日用品向けが堅調で売上高45億82百万円(前年同期比26.0%増)、機械は乳製品向けが増加し売上高36億48百万円(前年同期比17.1%増)、その他は売上高56億33百万円(前年同期比8.7%増)となりました。

その結果、日本全体の売上高は419億26百万円(前年同期比6.9%増)、また損益面では売上高の増加や生産性の向上などにより営業利益は55億62百万円(前年同期比23.5%増)となりました。

 

(米州)

シュリンクラベルは売上高115億79百万円(前年同期比19.4%増、現地通貨ベース1.7%増)、その他ラベルは売上高8億32百万円(前年同期比15.4%増、現地通貨ベース1.7%減)、機械は乳製品向けが堅調で売上高11億35百万円(前年同期比29.9%増、現地通貨ベース10.6%増)となりました。

その結果、米州全体では売上高137億82百万円(前年同期比21.4%増、現地通貨ベース3.4%増)、また損益面では先行投資による減価償却費の増加などにより営業利益10億21百万円(前年同期比11.8%減、現地通貨ベース24.9%減)となりました。

 

(欧州)

シュリンクラベルはポーランドの火災事故の影響により売上高57億77百万円(前年同期比19.0%減、現地通貨ベース15.2%減)、機械についても同様の影響を受け売上高13億74百万円(前年同期比22.2%減、現地通貨ベース18.6%減)となりました。

その結果、欧州全体では売上高76億32百万円(前年同期比15.1%減、現地通貨ベース11.1%減)となり、損益面では営業損失8億44百万円(前年同期は営業利益4億13百万円)となりました。

 

 

(PAGO)

タックラベルはリバイバルプランによる生産体制整備の遅れなどにより、売上高78億48百万円(前年同期比7.9%減、現地通貨ベース3.6%減)、損益面では営業損失4億79百万円(前年同期は営業損失1億43百万円)となりました。

 

(アセアン)

シュリンクラベルなど販売が増加し売上高は9億94百万円(前年同期比24.9%増)となりました。損益面では売上高の増加などにより営業利益35百万円(前年同期は営業損失64百万円)となりました。なお、当期よりセグメント区分を変更しており、前年同期数値を当期ベースに組替えております。

 

(2)資産、負債及び純資産の状況

当第2四半期連結会計期間末における総資産は1,389億73百万円となり、前連結会計年度末と比較し79億37百万円の増加となりました。その主な要因は、受取手形及び売掛金(電子記録債権を含む)が季節的な要因による売上高の増加で43億48百万円増加したこと及び有形固定資産が42億31百万円増加したことなどによるものであります。

負債合計は614億25百万円で、前連結会計年度末と比べ94億25百万円の増加となりました。これは、支払手形及び買掛金(電子記録債務を含む)が37億76百万円増加したこと及び短期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が68億34百万円増加したことなどによるものであります。

純資産合計は、利益剰余金が12億3百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ14億87百万円減少し775億48百万円となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、37億円の収入(前年同期は55億80百万円の収入)となりました。

これは税金等調整前四半期純利益17億59百万円を計上し、減価償却費33億1百万円、仕入債務の増加額37億80百万円及び保険金の受取額13億33百万円などによる収入と、売上債権の増加額46億3百万円及び法人税等の支払額(又は還付額)23億5百万円などによる支出によるものであります。

投資活動によるキャッシュ・フローは、82億37百万円の支出(前年同期は50億77百万円の支出)となりました。これは、設備投資に伴う有形固定資産の取得による支出81億38百万円などによるものであります。

財務活動によるキャッシュ・フローは、37億99百万円の収入(前年同期は28億54百万円の支出)となりました。これは、借入金の増加額43億42百万円と配当金の支払額5億98百万円などによるものであります。

これらの結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ6億38百万円減少し71億69百万円となりました。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,196百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。