第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、わが国では政府の経済対策や金融政策等を背景に、企業収益、雇用情勢に改善が見られるなど、国内景気は緩やかな回復基調が続いております。一方で、中国を始めとする新興国経済の減速など、海外景気の下振れ懸念などもあり、依然として先行きが不透明な状況が続いております。

このような環境のなかで、当社グループでは「包んで価値を 日々新たなこころで 創造します」を経営理念に「お客様のパッケージへのニーズを理解し、差別化した商品・サービスを提供し、お客様に一番に指名され続けるパートナーとなる」の基本方針のもと、お客様にとって価値ある商品・サービスを提供してまいりました。

また、2017年度の連結売上高1,500億円、営業利益率9%を経営指標とする中期経営計画の達成に向け、事業の継続的な成長を通して企業価値の向上に努めております。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高1,042億86百万円(前年同期比6.0%増)、営業利益75億55百万円(前年同期比4.9%減)、連結子会社間の資金の貸借取引などに伴う為替差損の計上により経常利益71億92百万円(前年同期比12.1%減)、また連結子会社Fuji Seal Poland Sp.zo.o.(ポーランド)の火災事故による操業停止期間中の固定費や製品供給を続けるための生産移管費用及び復旧費用など合計36億32百万円を特別損失に計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億70百万円(前年同期比92.5%減)となりました。なお、特別損失の一部は、保険金で補てんされる予定であります。

セグメントの業績は以下のとおりであります。

 

(日本)

シュリンクラベルは売上高322億28百万円(前年同期比3.0%増)、タックラベルは売上高81億8百万円(前年同期比6.5%増)、ソフトパウチは売上高70億5百万円(前年同期比36.0%増)、機械は売上高57億58百万円(前年同期比23.3%増)、その他は売上高86億83百万円(前年同期比8.7%増)となりました。

その結果、日本全体の売上高は617億84百万円(前年同期比9.0%増)、また損益面では売上高の増加や生産性の向上などにより営業利益は77億3百万円(前年同期比28.2%増)となりました。

また、宇部工場は予定通り1月から稼動し、第4四半期より操業費用が先行します。

 

(米州)

シュリンクラベルは売上高174億15百万円(前年同期比18.8%増、現地通貨ベース1.1%増)、その他ラベルは売上高12億71百万円(前年同期比17.6%増、現地通貨ベース0.1%増)、機械は売上高17億32百万円(前年同期比37.9%増、現地通貨ベース17.3%増)となりました。

その結果、米州全体では売上高209億55百万円(前年同期比22.4%増、現地通貨ベース4.2%増)、また損益面では先行投資による減価償却費の増加などにより営業利益15億45百万円(前年同期比12.0%減、現地通貨ベース25.1%減)となりました。

 

(欧州)

シュリンクラベルはポーランドの火災事故の影響により売上高84億71百万円(前年同期比19.3%減、現地通貨ベース16.5%減)、機械は売上高23億87百万円(前年同期比1.4%減、現地通貨ベース2.0%増)となりました。

その結果、欧州全体では売上高115億68百万円(前年同期比12.3%減、現地通貨ベース9.2%減)となり、損益面では営業損失10億66百万円(前年同期は営業利益5億78百万円)となりました。

 

(PAGO)

タックラベルはリバイバルプランによる生産体制整備の遅れなどにより、売上高115億80百万円(前年同期比8.4%減、現地通貨ベース5.2%減)、損益面では営業損失7億34百万円(前年同期は営業損失3億28百万円)となりました。

 

(アセアン)

売上高は15億38百万円(前年同期比25.7%増)となりました。損益面では売上高の増加などにより営業利益45百万円(前年同期は営業損失89百万円)となりました。なお、第1四半期連結会計期間よりセグメント区分を変更しており、前年同期数値を当期ベースに組替えております。

 

(2)資産、負債及び純資産の状況

当第3四半期連結会計期間末における総資産は1,395億61百万円となり、前連結会計年度末と比較し85億25百万円の増加となりました。

その主な要因は、受取手形及び売掛金(電子記録債権含む)が季節的な要因による売上高の増加で53億32百万円増加したこと、建設仮勘定が60億45百万円増加したこと及び未収入金が23億50百万円減少したことなどによるものであります。

負債合計は630億45百万円で、前連結会計年度末と比べ110億44百万円の増加となりました。これは、短期借入金(1年以内返済予定の長期借入金を含む)が105億8百万円増加したことなどによるものであります。

純資産合計は、利益剰余金が8億25百万円減少したこと及び為替変動による為替換算調整勘定が15億4百万円変動したことなどにより、前連結会計年度末に比べ25億19百万円減少し765億16百万円となりました

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、30億24百万円の収入(前年同期は47億55百万円の収入)となりました。これは税金等調整前四半期純利益36億12百万円を計上し、減価償却費51億11百万円、仕入債務の増加額17億75百万円及び保険金の受取額13億34百万円などによる収入と、売上債権の増加額59億10百万円及び法人税等の支払額(又は還付額)35億81百万円などによる支出によるものであります。

投資活動によるキャッシュ・フローは、111億49百万円の支出(前年同期は57億42百万円の支出)となりました。これは、設備投資に伴う有形固定資産の取得による支出108億71百万円などによるものであります。

財務活動によるキャッシュ・フローは、60億17百万円の収入(前年同期は16億76百万円の支出)となりました。これは、借入金の増加額72億70百万円と配当金の支払額11億96百万円などによるものであります。

これらの結果、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ21億53百万円減少の56億53百万円となりました

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,829百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。