文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、わが国では政府及び日銀による経済政策や金融政策を背景に、雇用や所得環境の改善など、景気は緩やかな回復基調が続いております。しかしながら、新興国の景気減速、英国のEU離脱の決定および年初からの円高傾向の進展などから、先行きが不透明な状況が続いております。
このような環境のなかで、当社グループでは「包んで価値を 日々新たなこころで 創造します」を経営理念に「お客様のパッケージへのニーズを理解し、差別化した商品・サービスを提供し、お客様に一番に指名され続けるパートナーとなる」の基本方針のもと、お客様にとって価値ある商品・サービスを提供してまいりました。
また、2017年度の連結売上高1,500億円、営業利益率9%を経営指標とする中期経営計画の達成に向け、事業の継続的な成長を通して企業価値の向上に努めております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高384億13百万円(前年同期比8.5%増)、営業利益36億52百万円(前年同期比17.7%増)、経常利益36億57百万円(前年同期比36.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は23億22百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失5億79百万円)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
(日本)
シュリンクラベルは乳業や飲料向けを中心に売上が増加し売上高124億1百万円(前年同期比5.0%増)、タックラベルは日用品向けが増加し売上高29億19百万円(前年同期比5.3%増)、ソフトパウチは日用品向けが拡大し売上高32億66百万円(前年同期比37.8%増)、機械は売上高18億11百万円(前年同期比7.2%減)、医薬等受託包装は売上高11億6百万円(前年同期比48.9%増)、その他は売上高19億36百万円(前年同期比1.4%減)となりました。
その結果、日本全体の売上高は234億42百万円(前年同期比8.5%増)、また損益面では、売上高の増加や生産性の向上があったものの、2016年1月より稼働しております宇部工場の減価償却費の増加などにより営業利益は34億17百万円(前年同期比2.8%増)となりました。
(米州)
シュリンクラベルは飲料や乳業向けが増加し売上高61億79百万円(前年同期比3.2%増、現地通貨ベース6.6%増)、その他ラベルは売上高3億86百万円(前年同期比2.2%増、現地通貨ベース5.6%増)、タックラベルは売上高1億81百万円(前年同期は25百万円、1億56百万円増)、ソフトパウチは売上高3億29百万円(前年同期は26百万円、3億3百万円増)、機械は売上高5億65百万円(前年同期比4.4%減、現地通貨ベース1.2%減)となりました。
その結果、米州全体では売上高76億42百万円(前年同期比9.0%増、現地通貨ベース12.6%増)、また損益面では売上高の増加や生産性の向上などにより営業利益7億75百万円(前年同期比55.2%増、現地通貨ベース60.4%増)となりました。
(欧州)
シュリンクラベルは売上高27億94百万円(前年同期比19.7%増、現地通貨ベース26.3%増)、ソフトパウチは売上高2億51百万円(前年同期比2.7%減、現地通貨ベース2.5%増)、機械は売上高12億26百万円(前年同期比137.4%増、現地通貨ベース150.2%増)となりました。
その結果、欧州全体での売上高は42億71百万円(前年同期比37.4%増、現地通貨ベース44.9%増)、また売上及び生産の回復に伴い、損益面は営業損失1億36百万円(前年同期は営業損失4億26百万円)となりました。
(PAGO)
タックラベルは不採算商品の見直しなどの影響で売上高31億86百万円(前年同期比18.9%減、現地通貨ベース14.6%減)となりました。損益面は売上高の減少などにより営業損失4億52百万円(前年同期は営業損失3億円)となりました。
(アセアン)
シュリンクラベルの販売が増加し売上高は6億16百万円(前年同期比24.7%増)となりました。損益面では先行投資に伴う費用の増加などにより営業利益3百万円(前年同期比74.0%減)となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は1,404億28百万円となり、前連結会計年度末と比較し1億33百万円の増加となりました。
その主な要因は、現金及び預金が5億99百万円増加したこと、受取手形及び売掛金(電子記録債権を含む)が季節的な要因による売上高の増加で41億22百万円増加したこと、たな卸資産が14億53百万円減少し、更に有形固定資産が27億70百万円減少(うち、為替換算で円高による減少21億35百万円)したことなどによるものであります。
負債合計は616億39百万円で、前連結会計年度末と比べ14億14百万円の増加となりました。これは、支払手形及び買掛金(電子記録債務を含む)が17億87百万円及び短期借入金が29億67百万円増加したことと、未払金10億80百万円及びその他流動負債(設備関係支払手形など)が11億88百万円減少したことなどによるものであります。
純資産合計は、利益剰余金の増加17億23百万円及び為替換算調整勘定の減少31億44百万円などにより、前連結会計年度末と比べ12億80百万円減少し787億88百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、27億77百万円の収入(前年同期は9億79百万円の収入)となりました。これは税金等調整前四半期純利益36億82百万円を計上し、減価償却費20億45百万円、たな卸資産の減少額9億53百万円及び仕入債務の増加額19億97百万円などによる収入と、売上債権の増加額46億83百万円及び法人税等の支払額又は還付額22億46百万円などによる支出によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、38億75百万円の支出(前年同期は23億3百万円の支出)となりました。これは、設備投資に伴う有形固定資産の取得による支出37億11百万円などによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、11億28百万円の収入(前年同期は1億74百万円の支出)となりました。これは、借入金の増加額17億44百万円と配当金の支払額5億98百万円などによるものであります。
これらの結果、当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1億27百万円減少の65億5百万円となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、617百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。