第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、わが国では雇用や所得環境の緩やかな改善基調が続いたものの、円高の影響などにより景気の足踏み状態が続いています。また米国では引き続き堅調な景況感が続き、英国のEU離脱問題を抱える欧州経済も緩やかな回復傾向となりました。アセアンの景気は回復の兆しがあるものの不透明感が継続しています。このような環境のなかで、当社グループでは「包んで価値を 日々新たなこころで 創造します」を経営理念に「お客様のパッケージへのニーズを理解し、差別化した商品・サービスを提供し、お客様に一番に指名され続けるパートナーとなる」の基本方針のもと、お客様にとって価値ある商品・サービスを提供してまいりました。

また、2017年度の連結売上高1,500億円、営業利益率9%を経営指標とする中期経営計画の達成に向け、事業の継続的な成長を通して企業価値の向上に努めております。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高746億13百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益62億84百万円(前年同期比17.3%増)、経常利益61億69百万円(前年同期比24.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は35億17百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失6億5百万円)となりました。

セグメント別の業績は以下のとおりであります。

 

(日本)

シュリンクラベルは飲料や乳業向けを中心に売上が増加し売上高239億89百万円(前年同期比6.3%増)、タックラベルは飲料や日用品向けが増加し売上高59億6百万円(前年同期比7.6%増)、ソフトパウチは日用品向けが堅調に推移し売上高63億19百万円(前年同期比37.9%増)、機械は売上高30億4百万円(前年同期比17.6%減)、医薬等受託包装は売上高23億41百万円(前年同期比35.4%増)、その他は売上高39億84百万円(前年同期比2.1%増)となりました。

その結果、日本全体の売上高は455億47百万円(前年同期比8.6%増)、また損益面では、売上高の増加や生産性の向上があったものの、宇部工場の減価償却費の増加などにより営業利益は57億91百万円(前年同期比4.1%増)となりました。

 

(米州)

シュリンクラベルは乳業や飲料向けが増加し売上高119億91百万円(前年同期比3.6%増、現地通貨ベース11.5%増)、その他ラベルは売上高7億70百万円(前年同期比7.5%減、現地通貨ベース0.3%減)、タックラベルは売上高3億13百万円(前年同期比は155.8%増、現地通貨ベース175.5%増)、ソフトパウチは売上高6億54百万円(前年同期比479.6%増、現地通貨ベース524.2%増)、機械は売上高10億58百万円(前年同期比6.8%減、現地通貨ベース0.4%増)となりました。

その結果、米州全体では売上高147億88百万円(前年同期比7.3%増、現地通貨ベース15.6%増)、また損益面では売上高の増加や生産性の向上などにより営業利益14億44百万円(前年同期比41.5%増、現地通貨ベース52.4%増)となりました。

 

(欧州)

シュリンクラベルは売上高58億39百万円(前年同期比1.1%増、現地通貨ベース8.9%増)、ソフトパウチは売上高4億57百万円(前年同期比4.7%減、現地通貨ベース2.7%増)、機械は売上高20億82百万円(前年同期比51.5%増、現地通貨ベース63.2%増)となりました。

その結果、欧州全体では売上高は83億80百万円(前年同期比9.8%増、現地通貨ベース18.2%増)となり、損益面では売上及び生産の回復に伴い、営業損失2億51百万円(前年同期は営業損失8億44百万円)となりました。

 

(PAGO)

タックラベルは不採算商品の見直しなどの影響で売上高64億64百万円(前年同期比17.6%減、現地通貨ベース11.3%減)、損益面では売上高減少の影響などにより営業損失8億2百万円(前年同期は営業損失4億79百万円)となりました。

 

(アセアン)

シュリンクラベルの販売が増加し売上高は12億53百万円(前年同期比26.1%増)となりました。損益面では先行投資に伴う費用の増加などにより営業利益37百万円(前年同期比6.6%増)となりました。

 

(2)資産、負債及び純資産の状況

当第2四半期連結会計期間末における総資産は1,345億37百万円となり、前連結会計年度末と比較し57億56百万円の減少となりました。

その主な要因は、現金及び預金が41億円増加したこと、受取手形及び売掛金(電子記録債権を含む)が32億63百万円増加したこと、たな卸資産が20億45百万円減少したこと、その他流動資産が25億96百万円減少(主に平成26年12月にポーランドで発生した火災事故に掛かる未収保険金の減少)したこと、有形固定資産が79億31百万円減少(うち為替換算による減少57億52百万円)したことなどによるものであります。

負債合計は589億54百万円で、前連結会計年度末と比べ12億70百万円の減少となりました。その主な要因は、短期借入金が32億51百万円減少したこと、長期借入金が40億20百万円増加したこと、その他流動負債が23億72百万円減少(主に設備関係支払手形の減少)したことなどによるものであります。

純資産合計は、利益剰余金の増加29億18百万円及び為替換算調整勘定の減少77億27百万円などにより、前連結会計年度末と比べ44億86百万円減少し755億82百万円となりました。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、81億40百万円の収入(前年同期は37億円の収入)となりました。これは税金等調整前四半期純利益60億34百万円を計上し、減価償却費41億35百万円、仕入債務の増加額24億69百万円、保険金の受取額17億46百万円などによる収入と、売上債権の増加額49億45百万円、法人税等の支払額又は還付額22億41百万円などによる支出によるものであります。

投資活動によるキャッシュ・フローは、45億24百万円の支出(前年同期は82億37百万円の支出)となりました。これは、設備投資に伴う有形固定資産の取得による支出59億55百万円、宇部工場建設に係る補助金の受取額15億78百万円などによるものであります。

財務活動によるキャッシュ・フローは、4億93百万円の支出(前年同期は37億99百万円の収入)となりました。これは、短期借入金の減少額38億83百万円、長期借入金の増加額40億20百万円、配当金の支払額5億98百万円などによるものであります。

これらの結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ26億60百万円増加の92億93百万円となりました。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,245百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。