文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、わが国では企業収益や雇用環境の改善などを背景に景気は緩やかな回復基調が続いております。また米国、欧州及びアジアにおいても景気回復傾向にあるものの、欧米の政治的リスクやアジアの地政学的リスクの高まりなどにより、先行きが不透明な状況が続いております。
このような環境のなかで、当社グループでは「包んで価値を 日々新たなこころで 創造します」を経営理念に「お客様のパッケージへのニーズを理解し、差別化した商品・サービスを提供し、お客様に一番に指名され続けるパートナーとなる」の基本方針のもと、お客様にとって価値ある商品・サービスを提供してまいりました。
また、今期平成29年度を最終年度としております中期経営計画の達成に向け、事業の継続的な成長を通して企業価値の向上に努めております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高390億96百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益41億74百万円(前年同期比14.3%増)、経常利益43億42百万円(前年同期比18.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は28億93百万円(前年同期比24.6%増)となりました。
なお当社連結子会社(Pagoドイツ工場)における収益性改善のための経営合理化に伴う費用を特別損失として第2四半期以降に計上する見込みです。
セグメント別の業績は以下のとおりであります。
(日本)
シュリンクラベルは飲料や乳業向けを中心に売上が増加し売上高128億84百万円(前年同期比3.9%増)、タックラベルは飲料や日用品向けが増加し売上高32億53百万円(前年同期比11.4%増)、ソフトパウチは食品や日用品向けが拡大し売上高35億62百万円(前年同期比9.1%増)、機械は売上高13億69百万円(前年同期比24.4%減)、医薬等受託包装は売上高11億98百万円(前年同期比8.3%増)、その他は売上高19億81百万円(前年同期比2.3%増)となりました。
その結果、日本全体の売上高は242億50百万円(前年同期比3.4%増)、また損益面では、売上高の増加や生産性の向上があったものの、生産設備を増設しております宇部工場等の減価償却費の増加及び売上増による諸費用の増加などにより営業利益は33億19百万円(前年同期比2.9%減)となりました。
(米州)
シュリンクラベルは飲料や日用品向けが増加し売上高64億63百万円(前年同期比4.6%増、現地通貨ベース6.2%増)、その他ラベルは売上高4億23百万円(前年同期比9.6%増、現地通貨ベース11.3%増)、タックラベルは売上高1億91百万円(前年同期比5.7%増、現地通貨ベース7.3%増)、ソフトパウチは売上高4億62百万円(前年同期比40.2%増、現地通貨ベース42.4%増)、機械は売上高4億32百万円(前年同期比23.5%減、現地通貨ベース22.3%減)となりました。
その結果、米州全体では売上高79億73百万円(前年同期比4.3%増、現地通貨ベース5.9%増)、また損益面では売上高の増加や生産性の向上などにより営業利益11億37百万円(前年同期比46.6%増、現地通貨ベース48.9%増)となりました。
(欧州)
シュリンクラベルは飲料や日用品向けが増加し売上高29億31百万円(前年同期比4.9%増、現地通貨ベース10.2%増)、ソフトパウチは売上高2億5百万円(前年同期比18.1%減、現地通貨ベース14.0%減)、機械は前年同期に売上が大きく伸びたものの今期は売上高7億53百万円(前年同期比38.6%減、現地通貨ベース35.5%減)となりました。
その結果、欧州全体での売上高は38億90百万円(前年同期比8.9%減、現地通貨ベース4.3%減)、損益面は営業損失95百万円(前年同期は営業損失1億36百万円)となりました。
(PAGO)
タックラベルは売上高31億94百万円(前年同期比0.2%増、現地通貨ベース5.3%増)となりました。損益面は売上の増加などにより営業損失1億89百万円(前年同期は営業損失4億52百万円)となりました。
(アセアン)
シュリンクラベルなどの販売が増加し売上高は6億64百万円(前年同期比7.8%増、現地通貨ベース9.5%増)となりました。損益面では先行投資に伴う費用の増加などにより営業損失15百万円(前年同期は営業利益3百万円)となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は1,488億48百万円となり、前連結会計年度末と比較し59億2百万円の増加となりました。
その主な要因は、現金及び預金が17億38百万円増加したこと、受取手形及び売掛金(電子記録債権を含む)が季節的な要因による売上高の増加で38億9百万円増加したこと、たな卸資産が10億72百万円増加したこと、有形固定資産が15億80百万円減少したことなどによるものであります。
負債合計は654億88百万円で、前連結会計年度末と比べ43億77百万円の増加となりました。これは、支払手形及び買掛金(電子記録債務を含む)が20億99百万円増加したこと及びその他流動負債が15億11百万円増加(主に配当源泉税の預り金が増加)したことなどによるものであります。
純資産合計は833億59百万円で、前連結会計年度末と比べ15億24百万円増加となりました。これは利益剰余金の増加22億66百万円及び為替換算調整勘定の減少11億29百万円などによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、34億75百万円の収入(前年同期は27億77百万円の収入)となりました。これは税金等調整前四半期純利益42億96百万円を計上し、減価償却費22億19百万円、仕入債務の増加額21億78百万円などによる収入と、売上債権の増加額41億81百万円及びたな卸資産の増加額13億11百万円、法人税等の支払額(又は還付額)23億50百万円などの支出によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、11億16百万円の支出(前年同期は38億75百万円の支出)となりました。これは、設備投資に伴う有形固定資産の取得による支出12億36百万円などによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、7億52百万円の支出(前年同期は11億28百万円の収入)となりました。これは、配当金の支払額6億26百万円などによるものであります。
これらの結果、当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ15億11百万円増加の111億38百万円となりました。
(4)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、550百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。