当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、わが国では企業収益や雇用環境の改善及び堅調な個人消費などを背景に景気は緩やかな回復基調にあるものの、輸出や生産が弱まり、先行きの不透明感が高まりました。また米国、欧州及びアジアにおいても、米国を起点とした貿易摩擦の動向や金融・財政政策に関する不確実性の高まりなどにより、景気は減速傾向になり、先行きが不透明な状況が続いております。
このような環境のなかで、当社グループでは「包んで価値を 日々新たなこころで 創造します」を経営理念に掲げ、お客様と共に成長することにより、企業価値の向上を図っております。また「お客様のパッケージへのニーズを理解し、差別化した商品・サービスを提供し、お客様に一番に指名され続けるパートナーとなる」ことを経営の基本方針とし、更に従業員、取引先、株主、社会の皆様からも選ばれる、グローバルNo.1パッケージングカンパニーであり続けることを目指しております。
昨年度からスタートした中期経営計画では、2020年度の連結売上高1,800億円、営業利益率10%、ROE二桁を目指し、事業の継続的な成長を通した企業価値の向上に努めております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末における総資産は1,501億87百万円となり、前連結会計年度末と比べ19億43百万円の減少となりました。
その主な要因は、現金及び預金が11億45百万円増加したこと、受取手形及び売掛金(電子記録債権を含む)が10億97百万円減少したこと、有形固定資産が15億43百万円減少したことなどによるものであります。
負債合計は525億69百万円で、前連結会計年度末と比べ36億64百万円の減少となりました。これは支払手形及び買掛金(電子記録債務を含む)が7億56百万円増加したこと、借入金が31億64百万円減少したこと、未払金が11億54百万円減少したことなどによるものであります。
純資産合計は976億18百万円で、前連結会計年度末と比べ17億20百万円の増加となりました。これは利益剰余金が46億99百万円増加したこと、自己株式の取得及び処分により13億32百万円減少したこと、為替換算調整勘定が12億27百万円減少したことなどによるものであります。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高823億46百万円(前年同期比1.1%減)、営業利益74億95百万円(前年同期比5.0%減)、経常利益76億98百万円(前年同期比0.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は56億12百万円(前年同期比3.3%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。
(日本)
シュリンクラベルの売上は天候不順の影響があったものの前年並みとなりました。また機械は第3四半期以降へ売上がシフトしたことにより、前年を下回る結果となりました。
損益面では、中期経営計画に沿った体制を構築しましたが、売上が計画に届かなかったことから、前年を下回りました。
その結果、日本全体の売上高は513億22百万円(前年同期比0.8%減)、損益面は営業利益57億55百万円(前年同期比6.9%減)となりました。
(米州)
シュリンクラベルの売上は前年を上回りました。その他ラベルは事業縮小に向け受注を絞り込んだこと、また機械は売上計上が第3四半期以降へシフトしたことにより、前年を下回る結果となりました。
損益面では、その他ラベルの事業縮小など、中期経営計画の達成に向けた取り組みを進めてきましたが、売上が計画に届かなかったことから、前年を下回りました。
その結果、米州全体の売上高は166億13百万円(前年同期比1.5%減、現地通貨ベース2.8%減)、損益面は営業利益15億53百万円(前年同期比23.6%減、現地通貨ベース24.5%減)となりました。
(欧州)
シュリンクラベルはグローバルな顧客向けの売上は増加したものの、収益改善を目的とした販売政策の見直しにより、前年を下回りました。なお円ベースでは為替換算による影響が含まれております。
損益面では、各事業の収益改善が進みました。
その結果、欧州全体の売上高は95億98百万円(前年同期比7.0%減、現地通貨ベース1.6%減)、損益面は営業利益3億69百万円(前年同期は営業損失53百万円)となりました。
(PAGO)
現地通貨ベースで前年並みの売上となりました。
損益面では、中期経営計画の達成に向けた取り組みを進めてきましたが、売上が前年並みにとどまったことから、営業損失が継続しました。
その結果、売上高49億52百万円(前年同期比5.4%減、現地通貨ベース0.1%増)、損益面は営業損失1億15百万円(前年同期は営業損失2億23百万円)となりました。
(アセアン)
売上面では、シュリンクラベルを中心に計画通りに推移しました。また損益面も、ほぼ計画通りに推移しております。
その結果、アセアン全体の売上高は22億82百万円(前年同期比21.4%増、現地通貨ベース19.9%増)、損益面は営業利益66百万円(前年同期は営業損失20百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、99億39百万円の収入(前年同期は33億55百万円の収入)となりました。これは税金等調整前四半期純利益76億81百万円、減価償却費41億3百万円の計上、法人税等の支払額26億43百万円などによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、32億87百万円の支出(前年同期は40億78百万円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出34億19百万円などによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、46億19百万円の支出(前年同期は16億37百万円の支出)となりました。これは、借入金の減少21億94百万円、自己株式の取得による支出13億53百万円、配当金の支払額9億12百万円などによるものであります。
これらの結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ19億42百万円増加の99億9百万円となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、11億55百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金の財源につきましては、主に営業活動によるキャッシュ・フローから得られる自己資金及び金融機関からの借入金にて充当しております。
また、設備投資並びにM&Aなどの事業投資の長期資金需要につきましては、資金需要が発生した時点で自己資金及び金融機関からの長期借入金など、金利コストの最小化を図れるような調達方法を検討し対応しております。
なお、当第2四半期連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、107億96百万円で、主に金融機関からの借入となっております。
また、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は99億9百万円であります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。