第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、金融緩和等を背景として、個人消費は低迷しているものの企業収益や雇用環境の改善により引き続き緩やかな回復基調にありましたが、米国金利引き上げ見送り、英国のEU離脱によるEU圏経済の減速懸念、原油価格動向など主に海外要因による為替の著しい変動や株価の乱高下の局面もあり、景気の先行き不透明感が続きました。

このような状況下、当第2四半期連結累計期間における連結業績につきましては、売上高3,230百万円(前年同期比4.0%減)、営業利益155百万円(前年同期比22.9%減)、経常利益169百万円(前年同期比4.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益121百万円(前年同期比70.0%増)となりました。

セグメント別の業績については以下の通りです。

出版事業におきましては、新刊書籍の書店店頭販売、メディア広告、オンライン販売及び電子書籍販売などの主要各事業が引き続き好調さを維持したことにより、売上高1,343百万円(前年同期比18.3%増)、セグメント利益(営業利益)230百万円(前年同期比132.4%増)と増収増益になりました。

コーポレートサービス事業におきましては、制作スタッフの充実などの先行投資が効を奏しはじめ、新規クライアントからの受注引き合いが徐々に増加した結果、売上高369百万円(前年同期比8.2%減)、セグメント利益(営業利益)11百万円(前年同期比67.7%減)と黒字転換いたしました。

ソフトウェア・ネットワーク事業におきましては、第2四半期連結会計期間においてスマートフォンコンテンツ事業が回復した一方、依然としてゲームコンテンツ開発費用が増加した結果、売上高658百万円(前年同期比7.6%減)、セグメント損失(営業損失)28百万円(前年同期はセグメント利益136百万円)となりました。

インターネットカフェ事業におきましては、前期実施の不採算店舗閉鎖の影響があるものの、店舗内装設備更新など繁忙期における集客力向上策を実施した結果、売上高499百万円(前年同期比14.4%減)、セグメント利益(営業利益)3百万円(前年同期比57.2%減)と黒字転換いたしました。

教育・人材事業におきましては、前期に不採算子会社を売却したこと、及び医療業界向け人材紹介事業及びIT人材研修事業が好調さを維持したことから、売上高257百万円(前年同期比45.9%減)、セグメント利益(営業利益)41百万円(前年同期比372.3%増)と大幅増益になりました。

投資運用事業におきましては、一部保有債券の償還や投資運用量による受取利息・配当金の増加により、売上高101百万円(前年同期比88.6%増)、セグメント利益(営業利益)28百万円(前年同期比4.9%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は、現金及び預金182百万円減少並びに受取手形及び売掛金108百万円減少を主因に、前連結会計年度末比397百万円減の8,471百万円となりました。負債については、有利子負債234百万円減少及び未払法人税等131百万円減少を主因に、前連結会計年度末比409百万円減の4,373百万円となりました。純資産については、利益剰余金89百万円増加及びその他有価証券評価差額金77百万円減少を主因に、前連結会計年度末比12百万円増の4,097百万円となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、2,351百万円と前連結会計年度末比128百万円の減少(前年同期は157百万円の減少)となりました。

営業活動の結果得られた資金は45百万円(前年同期比79.3%減)となりました。収入の主な内訳は税金等調整前四半期純利益170百万円及び売上債権の減少108百万円であり、支出の主な内訳は法人税等の支払額172百万円及び営業投資有価証券の増加80百万円であります。

投資活動の結果得られた資金は74百万円(前年同期比184百万円増)となりました。収入の主な内訳は定期預金の払戻による収入70百万円並びに敷金及び保証金の回収による収入26百万円であり、支出の主な内訳は有形固定資産の取得による支出20百万円であります。

財務活動の結果使用した資金は242百万円(前年同期比8.4%減)となりました。収入の主な内訳は長期借入による収入100百万円及び短期借入金の純増80百万円であり、支出の主な内訳は長期借入金の返済による支出292百万円及び社債の償還による支出191百万円であります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次の通りであります。

①基本方針の内容の概要

当社の株主のあり方は、市場における自由な取引を通じて決せられるものであり、当社の支配権の移転を伴う買付提案がなされた場合にこれに応じるべきか否かの判断も、最終的には株主全体の意思に基づき行われるべきものと考えます。

しかしながら、当社株式の大量取得行為や買付提案の中には、その目的等から見て企業価値・株主共同の利益に対する明白な侵害をもたらすもの、株主に株式売却を事実上強要するおそれがあるもの、対象会社の取締役会や株主が株式の大量買付等の行為について検討しあるいは対象会社の取締役会が代替案を提案するための十分な時間や情報を提供しないもの、対象会社が買収者の提示した条件よりも有利な条件をもたらすために買収者との交渉を必要とするもの等、当社の企業価値・株主共同の利益の確保・向上を毀損するおそれをもたらすものも想定されます。当社は、このような行為・提案を行う者は、例外的に当社の財務及び事業の方針を支配する者として不適切であると考えており、このような行為に対しては、当社取締役会が原則として何らかの対抗措置を講じることを基本方針とします。

②基本方針の実現に資する特別な取組み

当社グループは、昭和60年(1985年)の創業以来、IT技術情報の発信・提供、インターネット&モバイルサービスの提供、IT関連企業マーケティング支援、IT技術を活用した店舗展開及びIT技術者向け教育と人材関連サービスの5つを戦略的投資分野と位置付けて事業展開し、情報産業市場(IT市場)の成長に積極的に寄与することで、企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に努めてまいりました。

また、市場を活性化し、新たなプレーヤーの参加を喚起するため、IT関連事業者のインキュベーションを積極的に行いながら、自らの事業価値を最大化するためのグループ形成にも取り組み、平成18年(2006年)10月から当社を中心とした純粋持株会社体制に移行しております。

当社グループは、長期にわたる社会への貢献と自らの発展を実現させるため、「本当に正しいことに取り組み続けていくこと」を基本的な価値観としています。事業活動を通じたIT技術・サービスへの貢献による社会的寄与、業績向上への努力による資本市場への寄与、納税や雇用の創出による社会基盤への寄与などの社会的価値・企業価値を永続的に実現できる企業集団を目指しております。

このように、当社は創業以来築き上げてきた企業価値の源泉を有効に活用しつつ、当社の企業価値・株主共同の利益を確保・向上させるための施策に取り組んでおります。

③基本方針に照らして不適切な者によって支配されることを防止するための取組み(買収防衛策)

当社は、平成27年6月19日開催の当社定時株主総会における決議により、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を確保し向上させることを目的として平成19年6月22日に導入し、平成21年6月19日及び平成24年6月22日に所要の変更を行った「当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)」を継続しております(以下、継続後の対応策を「本プラン」といいます。)。

 

本プランにおいては、当社の株券を20%以上取得しようとする買付者が出現した場合、当該買付者に対して、買付に関する情報(以下、「買付説明書」という。)の提供を求めており、当社取締役会による当該買付説明書の評価期間(60日間又は90日間)が経過するまでは、当該買付者は、買付はできないことと定めております。当社取締役会は、当該買付者が本プランに定める手続を遵守した場合には、原則として対抗措置(注)を発動しませんが、当該手続を遵守しなかった場合には、当社監査役全員(全員が社外監査役であります)の賛同を条件に、対抗措置を発動することとしております。

当社は、本プランの詳細を、平成27年5月26日付で「当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)の継続に関するお知らせ」として公表いたしております。

(注)  当該買付者による権利行使を認めない行使条件及び当該買付者以外から当社株式と引換えに取得する旨の取得条件が付された新株予約権を、全ての株主に無償割当します。

④本プランの合理性

当社取締役会は、以下の理由から、本プランが基本方針に沿い、当社の企業価値・株主共同の利益を損なうものではなく、かつ、当社役員の地位の維持を目的とするものではないと判断しております。

ア.買収防衛策に関する指針の要件及び尊重義務を完全に充足していること

本プランは、経済産業省及び法務省が平成17年(2005年)5月27日に発表した「企業価値・株主共同の利益の確保又は向上のための買収防衛策に関する指針」の定める三原則(企業価値・株主共同の利益の確保・向上の原則、事前開示・株主意思の原則、必要性・相当性の原則)を完全に充足しています。また、本プランは、企業価値研究会が平成20年(2008年)6月30日に公表した「近時の諸環境の変化を踏まえた買収防衛策の在り方」その他近時の買収防衛策に関する議論等を踏まえた内容となっております。さらに、本プランは、株式会社東京証券取引所「企業行動規範」に定めがある買収防衛策の導入に係る尊重事項(開示の十分性、透明性、流通市場への影響、株主の権利の尊重)を完全に充足しています。

イ.株主共同の利益の確保・向上の目的をもって導入されていること

本プランは、当社株式に対する買付等がなされた際に、当該買付等に応じるべきか否かを株主の皆様が判断し、あるいは当社取締役会が代替案を提示するために必要な情報や時間を確保し、株主の皆様のために買付者等と交渉を行うこと等を可能とすることにより、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を確保し、向上させるという目的をもって継続導入されるものです。

ウ.株主意思を重視するものであること

当社は、平成27年6月19日開催の定時株主総会における株主の皆様のご承認の下に継続導入しております。また、本プランの有効期間は3年間とするいわゆるサンセット条項が付されており、かつその有効期限の満了前であっても、株主総会において本プランを廃止する旨の決議が行われた場合には、本プランはその時点で廃止されることになり、その意味で、本プランの存続の適否には、株主の皆様のご意向が反映されることとなっております。

エ.合理的な客観的発動要件の設定

本プランは、予め定められた合理的かつ詳細な客観的要件が充足されなければ発動されないように設定されており、当社取締役会による恣意的な発動を防止するための仕組みを確保しているものといえます。

オ.デッドハンド型買収防衛策やスローハンド型買収防衛策ではないこと

本プランは、当社の株主総会で選任された取締役で構成される取締役会により廃止することができるものとされており、当社の株券等を大量に買い付けた者が、当社株主総会で取締役を指名し、かかる取締役で構成される取締役会により、本プランを廃止することが可能です。

従って、本プランは、デッドハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の過半数を交替させてもなお、発動を阻止できない買収防衛策)ではありません。また、当社は期差任期制を採用していないため、本プランはスローハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の交替を一度に行うことができないため、その発動を阻止するのに時間を要する買収防衛策)でもありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。