【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

住友化学株式会社(以下「当社」という。)は日本に所在する企業であります。その登記されている本社および主要な事業所の住所はホームページ(URL https://www.sumitomo-chem.co.jp/)で開示しております。当社およびその子会社(以下「当社グループ」という。)の当第3四半期の要約四半期連結財務諸表は、2020年12月31日を期末日とし、当社グループならびに当社グループの関連会社および共同支配の取決めに対する持分により構成されております。

当社グループの主な事業内容は、「石油化学」、「エネルギー・機能材料」、「情報電子化学」、「健康・農業関連事業」および「医薬品」各製品の製造・販売であります。各事業の内容については注記「5.セグメント情報」に記載しております。

 

2.作成の基礎

(1) IFRSに準拠している旨

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。

要約四半期連結財務諸表は、連結会計年度の連結財務諸表で要求されるすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

本要約四半期連結財務諸表は2021年2月5日に代表取締役社長 岩田圭一によって公表の承認がなされております。

 

(2) 測定の基礎

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定する特定の金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。

 

(3) 機能通貨および表示通貨

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示しております。

 

3.重要な会計方針

当社グループが本要約四半期連結財務諸表において適用する会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。

なお、当第3四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積平均年次実効税率を基に算定しております。

 

4.重要な会計上の見積りおよび判断

IFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費用の金額に影響を及ぼす判断、見積りおよび仮定を行う必要があります。実際の結果は、これらの見積りとは異なる場合があります。

見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間およびそれ以降の将来の会計期間において認識されます。

本要約四半期連結財務諸表における重要な会計上の見積りおよび判断は、原則として前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。

 

なお、前連結会計年度と同様に、新型コロナウイルス感染症拡大の影響は2020年度上期が中心となり、下期にかけて徐々に減少していくものの、年度中は一定程度の影響が残るとの仮定を置いております。

 

5.セグメント情報

(1) 報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社の取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
 当社グループは、取り扱う製品・サービス別に事業を区分し、生産・販売・研究を一体的に運営する事業部門制を採用しております。各事業部門は、取り扱う製品・サービスについて国内および海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
 したがって、当社グループは、主に事業部門を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「石油化学」、「エネルギー・機能材料」、「情報電子化学」、「健康・農業関連事業」および「医薬品」の5つを報告セグメントとしております。
 各報告セグメントに属する主要な製品・サービスの種類は、下表のとおりであります。

 

報告セグメント

主要な製品・サービス

石油化学

石油化学品、無機薬品、合繊原料、有機薬品、合成樹脂、メタアクリル、
合成樹脂加工製品等

エネルギー・機能材料

アルミナ製品、アルミニウム、化成品、添加剤、染料、合成ゴム、

エンジニアリングプラスチックス、電池部材等

情報電子化学

光学製品、半導体プロセス材料、化合物半導体材料、タッチセンサーパネル等

健康・農業関連事業

農薬、肥料、農業資材、家庭用・防疫用殺虫剤、熱帯感染症対策資材、飼料添加物、

医薬化学品等

医薬品

医療用医薬品、放射性診断薬等

 

 

(2) 報告セグメントの情報

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「3.重要な会計方針」における記載と概ね同一です。報告セグメントの利益は、営業利益から非経常的な要因により発生した損益を除いて算出したコア営業利益で表示しております。
 セグメント間の内部売上収益は市場実勢価格に基づいております。
 

 

 前第3四半期連結累計期間(自  2019年4月1日  至  2019年12月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注1)

調整額
(注2)

要約四半期連結
財務諸表
計上額

石油化学

エネルギー
・機能材料

情報電子
化学

健康
・農業
関連事業

医薬品

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上収益

518,319

190,648

304,946

218,497

382,222

1,614,632

36,101

1,650,733

セグメント間の
内部売上収益

4,423

7,397

726

2,998

46

15,590

43,498

59,088

522,742

198,045

305,672

221,495

382,268

1,630,222

79,599

59,088

1,650,733

セグメント利益
又は損失(△)
(コア営業利益)

27,372

17,650

18,675

13,594

67,561

117,664

7,873

9,266

116,271

 

(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務および物性分析・環境分析業務等を含んでおります。

2 セグメント利益又は損失の調整額△9,266百万円には、セグメント間取引消去455百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△9,721百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない全社共通研究費等です。

 

当第3四半期連結累計期間(自  2020年4月1日  至  2020年12月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注1)

調整額
(注2)

要約四半期連結
財務諸表
計上額

石油化学

エネルギー
・機能材料

情報電子
化学

健康
・農業
関連事業

医薬品

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上収益

408,390

175,369

324,269

282,443

417,530

1,608,001

34,609

1,642,610

セグメント間の
内部売上収益

3,208

7,022

461

3,277

9

13,977

38,613

52,590

411,598

182,391

324,730

285,720

417,539

1,621,978

73,222

52,590

1,642,610

セグメント利益
又は損失(△)
(コア営業利益)

27,870

15,585

31,839

12,168

74,739

106,461

10,286

9,773

106,974

 

(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務および物性分析・環境分析業務等を含んでおります。

2 セグメント利益又は損失の調整額△9,773百万円には、セグメント間取引消去290百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△10,063百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない全社共通研究費等です。

 

 

セグメント利益から税引前四半期利益への調整は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

 至 2019年12月31日)

 

当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年12月31日)

セグメント利益

116,271

 

106,974

固定資産売却益

521

 

18,601

事業構造改善費用

△5,033

 

△3,691

減損損失

△22,682

 

△1,741

条件付対価に係る公正価値変動

40,811

 

△381

その他

△2,226

 

△3,117

営業利益

127,662

 

116,645

金融収益

10,389

 

8,876

金融費用

△11,276

 

△32,016

税引前四半期利益

126,775

 

93,505

 

 

 

 

 

 

 

前第3四半期連結会計期間(自  2019年10月1日  至  2019年12月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注1)

調整額
(注2)

要約四半期連結
財務諸表
計上額

石油化学

エネルギー
・機能材料

情報電子
化学

健康
・農業
関連事業

医薬品

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上収益

166,127

59,616

98,086

72,186

134,776

530,791

12,384

543,175

セグメント間の
内部売上収益

1,522

2,492

239

1,341

24

5,618

13,717

19,335

167,649

62,108

98,325

73,527

134,800

536,409

26,101

19,335

543,175

セグメント利益

又は損失(△)
(コア営業利益)

9,970

5,102

3,379

5,409

20,687

33,729

2,664

4,649

31,744

 

(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務および物性分析・環境分析業務等を含んでおります。

2 セグメント利益又は損失の調整額△4,649百万円には、セグメント間取引消去△576百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△4,073百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない全社共通研究費等です。

 

当第3四半期連結会計期間(自  2020年10月1日  至  2020年12月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注1)

調整額
(注2)

要約四半期連結
財務諸表
計上額

石油化学

エネルギー
・機能材料

情報電子
化学

健康
・農業
関連事業

医薬品

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上収益

164,760

70,140

111,010

96,393

141,389

583,692

12,147

595,839

セグメント間の
内部売上収益

1,288

2,134

105

971

4

4,502

12,978

17,480

166,048

72,274

111,115

97,364

141,393

588,194

25,125

17,480

595,839

セグメント利益
(コア営業利益)

3,413

10,816

9,700

2,254

25,685

51,868

4,618

3,578

52,908

 

(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務および物性分析・環境分析業務等を含んでおります。

2 セグメント利益の調整額△3,578百万円には、セグメント間取引消去607百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△4,185百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない全社共通研究費等です。

 

 

セグメント利益から税引前四半期利益への調整は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結会計期間

(自 2019年10月1日

 至 2019年12月31日)

 

当第3四半期連結会計期間

(自 2020年10月1日

 至 2020年12月31日)

セグメント利益

31,744

 

52,908

固定資産売却益

190

 

16,849

減損損失

△3,347

 

△1,741

事業構造改善費用

△1,660

 

△1,130

条件付対価に係る公正価値変動

△946

 

△434

その他

△864

 

△583

営業利益

25,117

 

65,869

金融収益

8,105

 

2,682

金融費用

△3,088

 

△13,886

税引前四半期利益

30,134

 

54,665

 

 

 

 

 

 

6.売上収益

当社グループは、「石油化学」、「エネルギー・機能材料」、「情報電子化学」、「健康・農業関連事業」および「医薬品」の各製品の製造・販売を主な事業としており、当社の取締役会が、経営資源の配分の決定および業績の評価をするために、定期的に検討を行う対象としていることから、これらの事業で計上する収益を売上収益として表示しております。また、売上収益は顧客の所在地に基づき地域別に分解しております。これらの分解した売上収益と各報告セグメントの売上収益との関連は以下のとおりであります。

 

前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)

(単位:百万円)

 

石油化学

エネルギー・
機能材料

情報電子
化学

健康・農業
関連事業

医薬品

その他

(注)

合計

日本

189,154

108,046

9,849

57,968

159,012

33,272

557,301

中国

145,055

18,230

150,464

8,028

20,275

23

342,075

北米
(うち、米国)

11,276

(9,946)

22,568

(22,370)

4,364

(4,364)

38,067

(35,609)

194,030

(190,177)

71

(71)

270,376

(262,537)

その他

172,834

41,804

140,269

114,434

8,905

2,735

480,981

合計

518,319

190,648

304,946

218,497

382,222

36,101

1,650,733

 

(注) 「その他」の事業では、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務および物性分析・環境分析業務等を行っております。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

(単位:百万円)

 

石油化学

エネルギー・
機能材料

情報電子
化学

健康・農業
関連事業

医薬品

その他

(注)

合計

日本

143,063

97,237

8,776

61,460

170,760

31,065

512,361

中国

108,281

15,022

175,235

5,538

19,100

35

323,211

北米
(うち、米国)

10,062

(8,958)

16,641

(16,437)

5,122

(5,122)

43,161

(40,358)

218,607

(214,822)

48

(48)

293,641

(285,745)

その他

146,984

46,469

135,136

172,284

9,063

3,461

513,397

合計

408,390

175,369

324,269

282,443

417,530

34,609

1,642,610

 

(注) 「その他」の事業では、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務および物性分析・環境分析業務等を行っております。

 

 

 

7.その他の営業収益及び営業費用

その他の営業収益の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

  至 2019年12月31日)

 

当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年12月31日)

固定資産売却益

521

 

18,601

補助金収入

477

 

508

その他

5,888

 

4,963

合計

6,886

 

24,072

 

 

 

 

 

 

 

その他の営業費用の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

  至 2019年12月31日)

 

当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年12月31日)

事業構造改善費用(注)

5,033

 

3,691

寄付金

1,148

 

1,252

その他

6,295

 

6,373

合計

12,476

 

11,316

 

 

 

 

 

(注) 事業構造改善費用は、事業の構造改善を目的とした費用であり、主に有形固定資産除却損および組織・業務改革の推進に伴う費用が含まれております。

 

8.金融収益及び金融費用

金融収益の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

  至 2019年12月31日)

 

当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年12月31日)

受取利息

4,713

 

3,058

受取配当金

4,661

 

3,858

その他

1,015

 

1,960

合計

10,389

 

8,876

 

 

 

 

 

 

金融費用の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

  至 2019年12月31日)

 

当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年12月31日)

支払利息

8,922

 

12,679

為替差損

1,851

 

18,459

その他

503

 

878

合計

11,276

 

32,016

 

 

 

 

 

 

 

 

9.企業結合

前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)

(1)企業結合の概要

①  スミトバント バイオファーマ リミテッド

(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称:スミトバント バイオファーマ リミテッド

事業の内容:持株会社

(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合

100%

②  スミトバント バイオファーマ インク

(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称:スミトバント バイオファーマ インク

事業の内容:グループ会社の管理、事業・販売開発、ヘルスケアプラットフォームの活用推進等

(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合

100%

③  マイオバント サイエンシズ リミテッド

(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称:マイオバント サイエンシズ リミテッド

事業の内容:レルゴリクス、MVT-602等の医薬品の研究開発

(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合

50%

④  ユーロバント サイエンシズ リミテッド

(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称:ユーロバント サイエンシズ リミテッド

事業の内容:ビベグロン、URO-902等の医薬品の研究開発

(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合

75%

⑤  エンジバント セラピューティクス リミテッド

(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称:エンジバント セラピューティクス リミテッド

事業の内容:RVT-802、RVT-801等の医薬品の研究開発

(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合

100%

⑥  アルタバント サイエンシズ リミテッド

(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称:アルタバント サイエンシズ リミテッド

事業の内容:Rodatristat ethyl等の医薬品の研究開発

(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合

100%

⑦  スピロバント サイエンシズ リミテッド

(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称:スピロバント サイエンシズ リミテッド

事業の内容:SPIRO-2101、SPIRO-2102等の医薬品の研究開発

(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合

100%

 

(2)取得日

2019年12月27日

 

 

(3)被取得企業の支配の獲得方法

現金を対価とする株式取得

 

(4)企業結合を行った主な理由

大日本住友製薬とロイバント社との間の戦略的提携に伴う株式譲渡等の手続きが2019年12月27日付けで完了しました。

大日本住友製薬は、「中期経営計画2022」において、収益の柱である米国での非定型抗精神病薬「ラツーダ」の独占販売期間終了後も持続的な成長を実現するため、「成長エンジンの確立」と「柔軟で効率的な組織基盤づくり」を基本方針として掲げ、事業基盤の再構築に取り組んでいます。

ロイバント社は、機敏性と起業家精神を重視したバイオファーマ会社である「Vant」を複数設立し、革新的な医薬品とテクノロジーを患者さんに迅速に提供することにより、健康に寄与することを目指しています。各Vantは、独特な手法による人材の採用やテクノロジーの導入を通じて研究開発と販売の効率化に取り組んでいます。

大日本住友製薬は、上記の戦略的提携により、2022年度までに上市が期待され将来的にブロックバスターとなりうる開発品を含む、多数のパイプラインを獲得することに加え、大日本住友製薬グループ全体のR&D生産性の向上、デジタルトランスフォーメーションの加速を図り、中長期的な成長を目指します。

当該戦略的提携に伴い、ロイバント社は、新会社スミトバント バイオファーマ リミテッドにロイバント社が保有する子会社5社の株式(マイオバント サイエンシズ リミテッド、ユーロバント サイエンシズ リミテッド、エンジバント セラピューティクス リミテッド、アルタバント サイエンシズ リミテッドおよびスピロバント サイエンシズ リミテッド)等を移管し、大日本住友製薬は、スミトバント バイオファーマ リミテッドの全株式を取得しました。

なお、大日本住友製薬によるスミトバント バイオファーマ リミテッドの株式取得により、スミトバント バイオファーマ リミテッドおよび傘下の5社がそれぞれ持つ子会社を含め、合計33社が当社の連結子会社となりました。

 

(5)取得対価及びその内訳

 

(単位:百万円)

取得対価

224,555

現金

224,555

 

 

(6)取得関連コスト

取得関連コストは3,856百万円であり、要約四半期連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に含めて表示しております。

 

 

(7)取得資産及び引受負債の公正価値、非支配持分及びのれん

 取得した資産および引き受けた負債の公正価値は前連結会計年度末において暫定的な金額となっておりましたが、当第3四半期連結累計期間において取得対価の配分が完了しました。これに伴い、取得日時点で存在した事実および状況に関する新たな情報を反映させた結果、暫定的な公正価値を以下のとおり遡及修正しております。

 

 

 

(単位:百万円)

科目

暫定的な公正価値

修正額

最終的な公正価値

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

18,781

-

18,781

その他

6,172

-

6,172

非流動資産

 

 

 

無形資産

291,643

△768

290,875

その他

3,661

-

3,661

流動負債

19,307

-

19,307

非流動負債

40,840

△100

40,740

純資産

260,110

△668

259,442

非支配持分(注2)

107,783

3,785

111,568

のれん(注3)

72,228

4,453

76,681

 

(注)1 取得対価は、取得日における公正価値を基礎として、取得した資産および引き受けた負債に配分しております。

 2 非支配持分は、支配獲得日における識別可能な被取得企業の純資産の公正価値に、非支配株主に個別に帰属する部分を除き、企業結合後の取得企業における非支配株主の持分割合で測定しております。

 3 のれんの構成要因は、主として今後の事業展開により期待される将来の超過収益力を反映したものであります。また、当該のれんは税務上損金算入不能なものであります。

 

(8)子会社の取得による支出

 

(単位:百万円)

科目

金額

現金による取得対価

224,555

支配獲得時に被取得企業が保有していた現金及び現金同等物

△18,781

子会社の取得による現金支払額

205,774

 

 

当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日  至 2020年12月31日)

(1)企業結合の概要

(ⅰ)被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称:Nufarm Indústria Química e Farmacêutica S.A.他3社

事業の内容:農薬の製造販売

(ⅱ)取得した議決権付資本持分の割合

100%

 

(2)取得日

2020年4月1日

 

(3)被取得企業の支配の獲得方法

現金を対価とする株式取得

 

 

(4)企業結合を行った主な理由

当社は、2019年9月27日開催の取締役会の決議に基づき、ニューファーム社が保有するNufarm Indústria Química e Farmacêutica S.A.他3社の全株式について、当社の連結子会社である住友化学ブラジル社と住友化学チリ社を通じて2020年4月1日付で取得し、当社の連結子会社としました。

世界最大市場であり高い成長が期待される南米地域に確固たる農薬の自社販売体制を構築し、当社が進める一連のグローバルフットプリント(自社の販売網)を整備することを目的としております。

 

(5)取得対価及びその内訳

 

(単位:百万円)

取得対価

56,071

現金

56,071

 

 

(6)取得関連コスト

取得関連コストは1,011百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において704百万円を要約四半期連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に含めて表示しております。

 

(7)取得資産及び引受負債の公正価値及びのれん

 

(単位:百万円)

科目

金額

流動資産

 

現金及び現金同等物

 3,015

営業債権及びその他の債権

47,596

棚卸資産

 20,696

その他

 5,295

非流動資産

 

有形固定資産

 2,189

無形資産

2,203

その他

3,174

流動負債

 56,735

非流動負債

6,448

純資産

20,985

のれん

35,086

 

(注) 1 独立の専門家による取得した資産および引き受けた負債の公正価値評価が完了していないため、上記項目については暫定的な金額で報告しております。

2 のれんの構成要因は、主として今後の事業展開により期待される将来の超過収益力を反映したものであります。

 

 

(8)子会社の取得による支出

 

(単位:百万円)

科目

金額

現金による取得対価

56,071

支配獲得時に被取得企業が保有していた現金及び現金同等物

△3,015

子会社の取得による現金支払額

53,056

 

当該子会社の取得による当第3四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フロー計算書への影響は、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書の「子会社の取得による収支(△は支出)」に含めて表示しており、前連結会計年度におけるキャッシュ・フロー計算書への影響は、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書に「預け金の預入による支出」として表示しております。

また、当該子会社取得により発生した為替レートの変動による差額は、「現金及び現金同等物に係る換算差額」に含めて表示しております。

 

(9)要約四半期連結損益計算書に与える影響

当期の要約四半期連結損益計算書で認識されている取得日以降の被取得企業の収益及び純損益

 

(単位:百万円)

 売上収益

54,915

 四半期利益又は四半期損失(△は損失)

△661

 

 

 

10.有形固定資産、のれん及び無形資産

取得

前第3四半期連結累計期間における有形固定資産、のれん及び無形資産の取得の金額は94,433百万円です。当第3四半期連結累計期間における有形固定資産、のれん及び無形資産の取得の金額は92,987百万円であります。

 

企業結合による取得

前第3四半期連結累計期間における有形固定資産、のれん及び無形資産の企業結合による取得の金額は378,394百万円です。当第3四半期連結累計期間における有形固定資産、のれん及び無形資産の企業結合による取得の金額は39,478百万円であります。

 

 

11.非金融資産の減損

前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日  至 2019年12月31日)

前第3四半期連結累計期間において、22,682百万円の減損損失を計上しております。減損損失は、要約四半期連結損益計算書の「売上原価」および「販売費及び一般管理費」に計上しております。

  減損損失を認識した主要な資金生成単位は以下のとおりであります。

場所

用途

種類

セグメント

減損損失
 (百万円)

米国

開発化合物に係る研究開発活動の成果(alvocidib)

仕掛研究開発

医薬品

17,385

米国

開発化合物に係る研究開発活動の成果(amcasertib)

仕掛研究開発

医薬品

1,739

米国

開発化合物に係る研究開発活動の成果(SB623)

仕掛研究開発

医薬品

3,333

 

減損損失の内訳

・ 開発化合物に係る研究開発活動の成果(alvocidib) 17,385百万円

 (無形資産17,385百万円)

・ 開発化合物に係る研究開発活動の成果(amcasertib) 1,739百万円

 (無形資産1,739百万円)

・ 開発化合物に係る研究開発活動の成果(SB623) 3,333百万円

 (無形資産3,333百万円)

 

事業計画の見直しに伴い収益性が低下した仕掛研究開発について、帳簿価額を回収可能価額8,763百万円まで減額したことに加え、開発中止により収益性が見込めなくなった仕掛研究開発について、帳簿価額全額(1,739百万円)を減額しました。また、ライセンス契約等の解消により収益性が見込めなくなった仕掛研究開発について、帳簿価額全額(3,333百万円)を減額しました。なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、使用価値は将来キャッシュ・フローを17.0%(税引前)で割り引いて算定しております。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日  至 2020年12月31日)

当第3四半期連結累計期間において、1,741百万円の減損損失を計上しております。減損損失は、要約四半期連結損益計算書の「売上原価」に計上しております。

  減損損失を認識した主要な資金生成単位は以下のとおりであります。

場所

用途

種類

セグメント

減損損失
 (百万円)

中国

タッチセンサーモジュール製造設備

 機械装置及び運搬具等

情報電子化学

1,723

 

 減損損失の内訳

 ・ タッチセンサーモジュール製造設備 1,723百万円

  (機械装置及び運搬具1,382百万円、その他341百万円)

 

 需要が低迷し損益の改善が見込めないタッチセンサーモジュール製造設備について、帳簿価額を回収可能価額87百万円まで減損しました。なお回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値により測定しており、処分コスト控除後の公正価値は売却見込価額により算定しております。

 

12.社債及び借入金

(1)内訳

社債及び借入金の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度
(2020年3月31日)

 

当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日)

短期借入金

 

370,995

 

227,637

コマーシャル・ペーパー

 

2,000

 

40,000

長期借入金

 

444,486

 

591,694

社債

 

487,185

 

605,295

 

合計

1,304,666

 

1,464,626

 

 

 

 

 

 

(2)社債の発行・償還

前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日

 発行した社債は、次のとおりであります。

会社名

銘柄

発行年月日

償還期限

発行総額
(百万円)

利率
(%)

担保

住友化学
株式会社

第60回
無担保社債

2019年4月16日

2039年4月15日

15,000

0.900

なし

住友化学
株式会社

第61回
無担保社債

2019年4月16日

2029年4月16日

20,000

0.400

なし

住友化学
株式会社

第1回
利払繰延条項・

期限前償還条項付無担保社債

(劣後特約付)

2019年12月13日

 

2079年12月13日

(注3)

150,000

 

1.300

(注1)

なし

住友化学
株式会社

第2回
利払繰延条項・

期限前償還条項付無担保社債

(劣後特約付)

2019年12月13日

 

2079年12月13日

(注4)

100,000

 

0.840

(注2)

なし

 

(注)1 2019年12月13日の翌日から2029年12月13日までは固定利率、2029年12月13日の翌日以降は変動利率でありま

    す(2029年12月13日の翌日および2049年12月13日の翌日に金利のステップアップが発生)。

  2 2019年12月13日の翌日から2024年12月13日までは固定利率、2024年12月13日の翌日以降は変動利率でありま

    す(2029年12月13日の翌日および2044年12月13日の翌日に金利のステップアップが発生)。

  3 2029年12月13日以降の各利払日に、または払込期日以降に税制事由もしくは資本性変更事由が生じかつ継続

    している場合に、当社の裁量で期限前償還が可能な特約条項が付されております。

  4 2024年12月13日以降の各利払日に、または払込期日以降に税制事由もしくは資本性変更事由が生じかつ継続

    している場合に、当社の裁量で期限前償還が可能な特約条項が付されております。

 

 償還した社債は、次のとおりであります。

会社名

銘柄

発行年月日

償還期限

発行総額 

(百万円)

利率
(%)

担保

住友化学
株式会社

第51回
無担保社債

2014年4月25日

2019年4月25日

10,000

0.344

なし

住友化学
株式会社

第41回
無担保社債

2009年10月20日

2019年10月18日

20,000

1.640

なし

住化ポリ

カーボネート

株式会社

第2回

無担保社債

2014年12月29日

2019年12月27日

500

0.780

なし

 

 

当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日

 発行した社債は、次のとおりであります。

会社名

銘柄

発行年月日

償還期限

発行総額
(百万円)

利率
(%)

担保

住友化学
株式会社

第62回

無担保社債

2020年10月22日

2040年10月22日

10,000

0.780

なし

住友化学
株式会社

第63回

無担保社債

2020年10月22日

2030年10月22日

10,000

0.360

なし

住友化学
株式会社

第64回

無担保社債

2020年10月22日

2023年10月20日

20,000

0.001

なし

大日本住友製薬

株式会社

第1回

利払繰延条項・

期限前償還条項付

無担保社債

(劣後特約付)

2020年9月10日

 

2050年9月9日

(注3)

60,000

1.390

(注1)

なし

大日本住友製薬

株式会社

第2回

利払繰延条項・

期限前償還条項付

無担保社債

(劣後特約付)

2020年9月10日

 

2050年9月9日

(注4)

60,000

1.550

(注2)

なし

 

(注) 1 2020年9月10日の翌日から2027年9月10日までは固定利率、2027年9月10日の翌日以降は変動利率であります(2027年9月10日の翌日に金利のステップアップが発生)。

2 2020年9月10日の翌日から2030年9月10日までは固定利率、2030年9月10日の翌日以降は変動利率であります(2030年9月10日の翌日に金利のステップアップが発生)。

3 2027年9月10日および2027年9月10日以降の各利払日に、または払込期日以降に税制事由もしくは資本性変更事由が生じ、かつ継続している場合に、大日本住友製薬の裁量で期限前償還が可能な特約条項が付されております。

   4 2030年9月10日および2030年9月10日以降の各利払日に、または払込期日以降に税制事由もしくは資本性変更事由が生じ、かつ継続している場合に、大日本住友製薬の裁量で期限前償還が可能な特約条項が付されております。

 

 償還した社債は、次のとおりであります。

会社名

銘柄

発行年月日

償還期限

発行総額
(百万円)

利率
(%)

担保

住友化学
株式会社

第43回

無担保社債

2010年4月23日

2020年4月23日

35,000

1.580

なし

住友化学
株式会社

第47回

無担保社債

2013年6月12日

2020年6月12日

10,000

0.984

なし

 

 

 上記のほか、スミトモ ケミカル ブラジル インダストリア キミカ S.A.を新規連結したことに伴い、同社が発行

した社債が次のとおり増加しております。

会社名

銘柄

発行年月日

償還期限

発行総額

利率
(%)

担保

スミトモ ケミカル ブラジル

インダストリア

キミカ S.A.

第1回

無担保社債

2018年7月30日

2021年7月30日

200百万

ブラジルレアル

(注)

なし

 

(注)利率はブラジル国内における銀行間預金金利(CDI)に2.3%を加えた利率であります。

 

 

13.配当金

配当金の支払額は以下のとおりであります。

 

 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日  至 2019年12月31日)

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2019年5月15日

取締役会

普通株式

17,985

11.00

2019年3月31日

2019年6月3日

2019年10月30日

取締役会

普通株式

17,985

11.00

2019年9月30日

2019年12月2日

 

 

 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日  至 2020年12月31日)

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2020年5月15日

取締役会

普通株式

9,810

6.00

2020年3月31日

2020年6月9日

2020年10月30日

取締役会

普通株式

9,810

6.00

2020年9月30日

2020年12月2日

 

 

 なお、基準日が各第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が各第3四半期連結会計期間末後となるものはありません。

 

 

14.1株当たり利益

(1) 基本的1株当たり四半期利益の算定上の基礎

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

  至 2019年12月31日)

 

当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年12月31日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)

37,581

 

21,936

親会社の普通株主に帰属しない金額(百万円)

 

基本的1株当たり四半期利益の計算に

使用する四半期利益(百万円)

37,581

 

21,936

 

 

 

 

 

 

 

 

期中平均普通株式数(千株)

1,635,008

 

1,634,996

基本的1株当たり四半期利益(円)

22.99

 

13.42

 

 

 

前第3四半期連結会計期間

(自 2019年10月1日

  至 2019年12月31日)

 

当第3四半期連結会計期間

(自 2020年10月1日

 至 2020年12月31日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)

7,872

 

23,025

親会社の普通株主に帰属しない金額(百万円)

 

基本的1株当たり四半期利益の計算に
使用する四半期利益(百万円)

7,872

 

23,025

 

 

 

 

 

 

 

 

期中平均普通株式数(千株)

1,635,005

 

1,634,992

基本的1株当たり四半期利益(円)

4.81

 

14.08

 

 

 

(2) 希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

  至 2019年12月31日)

 

当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年12月31日)

基本的1株当たり四半期利益の計算に

使用する四半期利益(百万円)

37,581

 

21,936

連結子会社の
希薄化性潜在的普通株式による調整額(百万円)

 

持分法適用関連会社の
希薄化性潜在的普通株式による調整額(百万円)

△35

 

希薄化後1株当たり四半期利益の計算に

使用する四半期利益(百万円)

37,546

 

21,936

 

 

 

 

 

 

 

 

希薄化後の期中平均普通株式数(千株)

1,635,008

 

1,634,996

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

22.96

 

 

 

 

前第3四半期連結会計期間

(自 2019年10月1日

  至 2019年12月31日)

 

当第3四半期連結会計期間

(自 2020年10月1日

 至 2020年12月31日)

基本的1株当たり四半期利益の計算に
使用する四半期利益(百万円)

7,872

 

23,025

連結子会社の
希薄化性潜在的普通株式による調整額(百万円)

 

持分法適用関連会社の
希薄化性潜在的普通株式による調整額(百万円)

△44

 

希薄化後1株当たり四半期利益の計算に
使用する四半期利益(百万円)

7,828

 

23,025

 

 

 

 

 

 

 

 

希薄化後の期中平均普通株式数(千株)

1,635,005

 

1,634,992

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

4.79

 

 

 

 

 

逆希薄化効果を有するため、希薄化後1株当たり

四半期利益の算定に含めなかった株式の概要

 

 

連結子会社が発行する

ストック・オプション

11,127,209株

 

 

(注)1 前第3四半期連結累計期間および前第3四半期連結会計期間において、希薄化効果を有さないとして、希薄

    化後の期中平均普通株式数の算定から除外したものはありません。

  2 当第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結会計期間の希薄化後1株当たり四半期利益については、

    潜在株式は存在するものの逆希薄化効果を有するため記載しておりません。

 

15.金融商品

(1) 金融商品の帳簿価額と公正価値

金融商品の公正価値ヒエラルキーは、公正価値測定に用いたインプットのレベル区分に基づき、以下のいずれかに分類しております。

レベル1:活発な市場における同一の資産または負債の市場価格

レベル2:レベル1以外の、直接または間接的に観察可能な価格で構成されたインプット

レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプット

 

金融商品の公正価値と帳簿価額の比較は、次のとおりであります。なお、公正価値で測定する金融商品および帳簿価額と公正価値が極めて近似している金融商品については、次の表には含めておりません。

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2020年3月31日)

 

当第3四半期連結会計期間

(2020年12月31日)

帳簿価額

 

公正価値

 

帳簿価額

 

公正価値

償却原価で測定する金融負債

 

 

 

 

 

 

 

社債

487,185

 

489,509

 

605,295

 

613,142

長期借入金

444,486

 

448,319

 

591,694

 

595,178

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社債の公正価値は、市場価格に基づいて算定しております。

長期借入金は、将来キャッシュ・フローを新規に同様の契約を実行した場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

償却原価で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーについては、社債はレベル2、その他のものはレベル3に分類しております。

 

公正価値で測定する金融資産および金融負債は、以下のとおりであります。

金融商品のレベル間の振替は、振替のあった報告期間の期末日に認識することとしております。なお、各報告期間において、レベル間の振替が行われた金融商品はありません。

 

前連結会計年度(2020年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

資産:

 

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

貸付金

 

 

66,091

 

66,091

長期未収利息

 

 

 

15,706

 

15,706

ヘッジ手段に指定されたデリバティブ資産

 

 

3,225

 

 

3,225

ヘッジ手段に指定されていないデリバティブ資産

 

 

2,256

 

 

2,256

その他の金融資産

 

 

6,834

 

6,834

小計

 

5,481

 

88,631

 

94,112

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

株式及び出資金

146,329

 

 

201,606

 

347,935

その他の金融資産

1,235

 

766

 

 

2,001

小計

147,564

 

766

 

201,606

 

349,936

合計

147,564

 

6,247

 

290,237

 

444,048

負債:

 

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

 

 

 

ヘッジ手段に指定されたデリバティブ負債

 

2,879

 

 

2,879

ヘッジ手段に指定されていないデリバティブ負債

 

1,143

 

 

1,143

条件付対価

 

 

31,228

 

31,228

その他の金融負債

 

 

12,905

 

12,905

合計

 

4,022

 

44,133

 

48,155

 

 

 

当第3四半期連結会計期間(2020年12月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

資産:

 

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

貸付金

 

 

141,094

 

141,094

長期未収利息

 

 

16,867

 

16,867

ヘッジ手段に指定されたデリバティブ資産

 

801

 

 

801

ヘッジ手段に指定されていないデリバティブ資産

 

791

 

 

791

その他の金融資産

 

11,709

 

478

 

12,187

小計

 

13,301

 

158,439

 

171,740

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

株式及び出資金

152,332

 

 

171,703

 

324,035

その他の金融資産

467

 

2,879

 

 

3,346

小計

152,799

 

2,879

 

171,703

 

327,381

合計

152,799

 

16,180

 

330,142

 

499,121

負債:

 

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

 

 

 

ヘッジ手段に指定されたデリバティブ負債

 

2,762

 

 

2,762

ヘッジ手段に指定されていないデリバティブ負債

 

869

 

 

869

条件付対価

 

 

30,078

 

30,078

その他の金融負債

 

 

14,086

 

14,086

合計

 

3,631

 

44,164

 

47,795

 

 

 

(2) レベル3に区分された金融商品の調整表

レベル3に区分された金融商品の期首残高から四半期末残高までの変動は、以下のとおりであります。

なお、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産を「FVTPLの金融資産」、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産を「FVTOCIの金融資産」、純損益を通じて公正価値で測定する金融負債を「FVTPLの金融負債」と記載しております。

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年12月31日)

 

当第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年12月31日)

 

FVTPLの
金融資産

 

FVTOCIの
金融資産

 

FVTPLの
金融負債

 

FVTPLの
金融資産

 

FVTOCIの
金融資産

 

FVTPLの
金融負債

期首残高

80,882

 

61,221

 

95,332

 

88,631

 

201,606

 

44,133

レベル3へ(から)の振替 (注1)

 

 

 

 

 

利得および損失合計

2,833

 

△5,131

 

△40,811

 

2,623

 

△36,960

 

381

純損益 (注2)

2,833

 

 

△40,811

 

2,623

 

 

381

その他の包括利益 (注3)

 

△5,131

 

 

 

△36,960

 

増加 (注4)

7,203

 

113,725

 

583

 

79,652

 

7,191

 

877

減少

 

△548

 

△643

 

△6,444

 

△95

 

△580

その他 (注5)

△757

 

△297

 

△1,885

 

△6,023

 

△39

 

△647

四半期末残高

90,161

 

168,970

 

52,576

 

158,439

 

171,703

 

44,164

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(注) 1 レベル間の振替はありません。

   2 純損益に含まれている利得および損失のうち、FVTPLの金融資産に関するものは、要約四半期連結損益計算書の「金融収益」および「金融費用」に含まれております。また、FVTPLの金融負債に関する利得および損失のうち、条件付対価の公正価値変動は要約四半期連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に、その他の金融負債に係るものは「金融収益」および「金融費用」に含まれております。

   3 その他の包括利益に含まれている利得および損失は、決算日時点のFVTOCIの金融資産に関するものです。これらの利得および損失は、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産」に含まれております。

   4 前第3四半期連結累計期間におけるFVTOCIの金融資産の増加は、主にロイバント社との戦略的提携に伴う同社株式の取得によるものであります。当第3四半期連結累計期間におけるFVTPLの金融資産の増加は、主にラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニーへの融資の実施によるものであります。

   5 「その他」には主に外貨建金融商品に係る為替換算差額が含まれております。 

   6 公正価値ヒエラルキーレベル3に区分された公正価値測定は、適切な権限者に承認された評価方針および手続に従って行われており、金融商品の個々の資産性質、特徴ならびにリスクを最も適切に反映できる評価モデルを決定しております。また、評価者は公正価値の変動に影響を与え得る重要な指標の推移と公正価値の推移を比較し、合理的に説明可能であるか継続的に検証しております。

 

レベル3に区分された金融商品の公正価値測定に係る重要な観察不能インプットは、以下のとおりであります。

・FVTPLの金融資産については、割引キャッシュ・フロー法により公正価値を算定しており、重要な観察不能インプットは将来キャッシュ・フローの総額(前連結会計年度末93,903百万円、当第3四半期連結会計期間末171,207百万円)および割引率(前連結会計年度末2.80%、当第3四半期連結会計期間末1.89%)であります。

・FVTOCIの金融資産は主に非上場株式で構成されており、原則として割引キャッシュ・フロー法等により公正価値を算定しておりますが、公正価値が純資産価値に近似していると考えられる非上場株式等については、主に純資産価値に基づく評価技法により公正価値を算定しております。

・FVTPLの金融負債のうち、条件付対価は割引キャッシュ・フロー法により公正価値を算定しており、重要な観察不能インプットは関連する事業から生じる売上収益および割引率であります。その他の金融負債は、一部の連結子会社で発行済の優先株式の持分を、株式の保有者の要求に基づきいつでもその純資産価値に基づく価額で償還可能であるため金融負債として認識したものであり、純資産価値に基づく評価技法により公正価値を算定しております。

 

なお、レベル3に区分された金融商品について、それぞれ合理的と考えられる代替的な仮定に変更した場合に、公正価値の金額に重要な変動はないと考えております。

 

16. 重要な子会社

(支配の喪失を伴わない子会社に対する親会社の所有持分の変動)

 当社は、当第3四半期連結累計期間において、当社の連結子会社であるスミトモ ケミカル インディア リミテッドの株式の一部を売却しました。

 支配の喪失を伴わない子会社に対する所有持分の変動による資本剰余金への影響は以下のとおりです。

          (単位:百万円)

 

 

第3四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

  至 2019年12月31日)

 

第3四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年12月31日)

 

非支配株主との資本取引による変動

 

6,575

 

 

 

17.関連当事者

関連当事者との重要な取引は以下のとおりであります。

 

前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)

該当事項はありません。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)

完工保証の終了

当社とサウジアラビアン オイル カンパニー(以下「サウジ・アラムコ社」という。)が共同で設立したラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニーは、サウジアラビアのラービグにおいて、石油精製・石油化学の統合コンプレックス事業を運営しております。既存の「ラービグ第1期計画」の拡張計画「ラービグ第2期計画」の総事業費のうち約52億米ドルについては、ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニーが銀行団とプロジェクト・ファイナンス契約を締結し、銀行借入により調達しております。当社はその50%について工事完成に係る保証を行っておりましたが、同契約で定める連続操業実績や債務返済能力に関する所定の条件を充足したため、当該完工保証は2020年9月30日付で終了しました。

 

ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニーは、2019年末以来、市場環境が急速に悪化する中で定期修繕実施の影響などもあり、運転資金が不足しているため、当社とサウジ・アラムコ社は、これを補う目的として、同社へ総額20億米ドルの融資(うち、当社分は持株比率37.5%に相当する7.5億米ドル)を実施しました。

 

種類

会社等の名称

取引の内容

取引金額

(百万円)

科目

 期末残高
 (百万円)

共同支

配企業

ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー

資金の貸付

(注1)

77,625

その他の金融資産

(貸付金)

141,094

受取利息

(注1)

1,284

その他の金融資産

(長期未収利息)

16,867

債務保証

(注2)

165,293

工事完成に係る

偶発債務

(注3)

担保の差入

(注4)

200,796

 

(注)1 資金の貸付については、市場金利を勘案して決定しております。

  2 ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニーの金融機関からの借入債務につき、債務保証

    を行っております。なお、取引金額には、保証債務の期末残高を記載しております。

  3 ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニーの金融機関からの借入債務につき、工事完成

    に係る保証を行っておりましたが、2020年9月30日付で終了しました。

  4 ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニーの金融機関からの借入債務を担保するため、

    当社が保有する同社株式を物上保証に供しております。なお、取引金額には、担保に係る債務の期末残高を

    記載しております。

 

 

18.偶発債務

連結会社以外の会社等の金融機関等からの借入債務等に対して、次のとおり債務保証および保証類似行為を行っております。これらは、金融保証契約に該当し、債務保証先が債務不履行となった場合、当該債務を負担する必要があります。債務保証等の残高は、次のとおりであります。

(1) 保証債務

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2020年3月31日)

 

当第3四半期連結会計期間

(2020年12月31日)

 共同支配企業

166,261

 

167,586

 従業員(住宅資金)

54

 

43

 その他

744

 

853

合計

167,059

 

168,482

 

 

 

 

 

 

(2) 保証類似行為

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2020年3月31日)

 

当第3四半期連結会計期間

(2020年12月31日)

 共同支配企業

262,019

 

 

ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニーにおけるラービグ第2期計画に関するプロジェクト・ファイナンス契約に完工保証を行っておりましたが、当該完工保証は2020年9月30日付で終了しました。完工保証の終了については注記「17.関連当事者」に記載しております。

 

上記項目については、経済的便益流出の発生可能性が高くない、または十分に信頼性をもって見積りができないと判断し、引当金を計上しておりません。

 

19.重要な後発事象

該当事項はありません。

 

2 【その他】

第140期中間配当)

2020年10月30日開催の取締役会において、第140期(2020年4月1日から2021年3月31日まで)中間配当に関し、次のとおり決議しました。

①中間配当金の総額

9,810百万円

②1株当たりの中間配当金

6円00銭

③支払請求権の効力発生日および支払開始日

2020年12月2日