【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

住友化学株式会社(以下「当社」という。)は日本に所在する企業であります。その登記されている本社および主要な事業所の住所はホームページ(URL https://www.sumitomo-chem.co.jp/)で開示しております。当社およびその子会社(以下「当社グループ」という。)の当第1四半期の要約四半期連結財務諸表は、2022年6月30日を期末日とし、当社グループならびに当社グループの関連会社および共同支配の取決めに対する持分により構成されております。

当社グループの主な事業内容は、「エッセンシャルケミカルズ」、「エネルギー・機能材料」、「情報電子化学」、「健康・農業関連事業」および「医薬品」各製品の製造・販売であります。各事業の内容については注記「5.セグメント情報」に記載しております。

 

2.作成の基礎

(1) IFRSに準拠している旨

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。

要約四半期連結財務諸表は、連結会計年度の連結財務諸表で要求されるすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

本要約四半期連結財務諸表は2022年8月5日に代表取締役社長 岩田圭一によって公表の承認がなされております。

 

(2) 測定の基礎

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定する特定の金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。

 

(3) 機能通貨及び表示通貨

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示しております。

 

3.重要な会計方針

当社グループが本要約四半期連結財務諸表において適用する会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。

なお、当第1四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積平均年次実効税率を基に算定しております。

 

4.重要な会計上の見積り及び判断

IFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費用の金額に影響を及ぼす判断、見積りおよび仮定を行う必要があります。見積りおよび仮定に関する不確実性があるために、実際の結果は、これらの見積りおよび仮定とは異なる場合があります。

見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間およびそれ以降の将来の会計期間において認識されます。

経営者が行った本要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える判断、見積りおよび仮定は、原則として前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。

 

なお、新型コロナウイルス感染症の収束時期は見通せないものの、当連結会計年度以降の当社グループの業績等への影響はないとの仮定を置いて、会計上の見積りを行っております。また、ロシアのウクライナ侵略に関する今後の情勢は不透明であるものの、当社グループと当該地域との取引は僅少であるため、当連結会計年度以降の当社グループの業績等への直接的な影響は軽微であるとの仮定を置いて、会計上の見積りを行っております。

 

 

5.セグメント情報

(1) 報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社の取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
 当社グループは、取り扱う製品・サービス別に事業を区分し、生産・販売・研究を一体的に運営する事業部門制を採用しております。各事業部門は、取り扱う製品・サービスについて国内および海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
 したがって、当社グループは、主に事業部門を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「エッセンシャルケミカルズ」、「エネルギー・機能材料」、「情報電子化学」、「健康・農業関連事業」および「医薬品」の5つを報告セグメントとしております。
 各報告セグメントに属する主要な製品・サービスの種類は、下表のとおりであります。

 

報告セグメント

主要な製品・サービス

エッセンシャル
ケミカルズ

合成樹脂、合成繊維原料、各種工業薬品、メタアクリル、合成樹脂加工製品等

エネルギー・機能材料

アルミナ製品、アルミニウム、化成品、添加剤、染料、合成ゴム、

エンジニアリングプラスチックス、電池部材等

情報電子化学

光学製品、半導体プロセス材料、化合物半導体材料、タッチセンサーパネル等

健康・農業関連事業

農薬、肥料、農業資材、家庭用・防疫用殺虫剤、熱帯感染症対策資材、飼料添加物、

医薬品原薬・中間体等

医薬品

医療用医薬品、放射性診断薬等

 

(注)2022年4月1日付で、石油化学部門はエッセンシャルケミカルズ部門に名称変更しております。

セグメント情報においては、前第1四半期連結累計期間についてもエッセンシャルケミカルズと記載して
 おります。

 

(2) 報告セグメントの情報

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「3.重要な会計方針」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益から非経常的な要因により発生した損益を除いて算出したコア営業利益で表示しております。
 セグメント間の内部売上収益は市場実勢価格に基づいております。
 

 

 前第1四半期連結累計期間(自  2021年4月1日  至  2021年6月30日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注1)

調整額
(注2)

要約四半期連結
財務諸表
計上額

エッセンシャル
ケミカルズ

エネルギー
・機能材料

情報電子
化学

健康・農業
関連事業

医薬品

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上収益

199,532

74,385

109,266

103,066

139,161

625,410

13,569

638,979

セグメント間の
内部売上収益

1,232

2,985

110

2,374

2

6,703

14,309

21,012

200,764

77,370

109,376

105,440

139,163

632,113

27,878

21,012

638,979

セグメント利益
(コア営業利益)

23,822

6,710

13,480

10,283

9,648

63,943

2,747

5,026

61,664

 

(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務および物性分析・環境分析業務等を含んでおります。

2 セグメント利益の調整額△5,026百万円には、セグメント間取引消去△50百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△4,976百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない全社共通研究費等です。

 

当第1四半期連結累計期間(自  2022年4月1日  至  2022年6月30日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注1)

調整額
(注2)

要約四半期連結
財務諸表
計上額

エッセンシャル
ケミカルズ

エネルギー
・機能材料

情報電子
化学

健康・農業
関連事業

医薬品

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上収益

238,562

86,427

114,650

152,556

167,728

759,923

14,211

774,134

セグメント間の
内部売上収益

1,465

4,838

116

945

6

7,370

17,457

24,827

240,027

91,265

114,766

153,501

167,734

767,293

31,668

24,827

774,134

セグメント利益
(コア営業利益)

9,987

6,624

15,770

21,905

14,076

68,362

3,275

7,526

64,111

 

(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務および物性分析・環境分析業務等を含んでおります。

2 セグメント利益の調整額△7,526百万円には、セグメント間取引消去△1,063百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△6,463百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない全社共通研究費等です。

 

 

セグメント利益から税引前四半期利益への調整は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年6月30日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)

セグメント利益

61,664

 

64,111

固定資産売却益

40

 

1,896

減損損失

△1,579

 

事業構造改善費用

△1,653

 

△2,135

条件付対価に係る公正価値変動

△88

 

△78

その他

△40

 

2,488

営業利益

58,344

 

66,282

金融収益

3,092

 

61,908

金融費用

△4,743

 

△14,534

税引前四半期利益

56,693

 

113,656

 

 

 

 

 

 

 

6.売上収益

当社グループは、「エッセンシャルケミカルズ」、「エネルギー・機能材料」、「情報電子化学」、「健康・農業関連事業」および「医薬品」の各製品の製造・販売を主な事業としており、当社の取締役会が、経営資源の配分の決定および業績の評価をするために、定期的に検討を行う対象としていることから、これらの事業で計上する収益を売上収益として表示しております。また、売上収益は顧客の所在地に基づき地域別に分解しております。これらの分解した売上収益と各報告セグメントの売上収益との関連は以下のとおりであります。

 

前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)

(単位:百万円)

 

エッセンシャルケミカルズ

エネルギー・
機能材料

情報電子
化学

健康・農業
関連事業

医薬品

その他

(注1)

合計

日本

65,115

41,641

3,352

23,035

55,890

10,822

199,855

北米
(うち、米国)

4,773

(4,049)

7,746

(7,618)

1,950

(1,950)

16,285

(13,648)

71,417

(70,173)

13

(13)

102,184

(97,451)

中国

46,665

7,946

59,247

1,791

8,476

1,069

125,194

その他

82,979

17,052

44,717

61,955

3,378

1,665

211,746

合計

199,532

74,385

109,266

103,066

139,161

13,569

638,979

うち顧客との契約から認識した収益

199,532

74,385

109,266

103,066

135,929

13,569

635,747

うちその他の源泉から認識した収益(注2)

3,232

3,232

 

(注) 1 「その他」の事業では、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務および物性分析・環境分析業務等を行っております。

2 その他の源泉から認識した収益は、相手先が顧客とはみなされない場合の共同パートナーとの契約等から生じる売上収益であります。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)

(単位:百万円)

 

エッセンシャルケミカルズ

エネルギー・
機能材料

情報電子
化学

健康・農業
関連事業

医薬品

その他

(注1)

合計

日本

80,218

49,124

3,460

24,766

51,957

12,945

222,470

北米
(うち、米国)

6,228

(5,272)

9,162

(8,997)

2,503

(2,503)

17,866

(14,119)

95,203

(93,901)

8

(8)

130,970

(124,800)

中国

45,865

10,596

56,887

1,615

11,730

11

126,704

その他

106,251

17,545

51,800

108,309

8,838

1,247

293,990

合計

238,562

86,427

114,650

152,556

167,728

14,211

774,134

うち顧客との契約から認識した収益

238,562

86,427

114,650

152,556

164,466

14,211

770,872

うちその他の源泉から認識した収益(注2)

3,262

3,262

 

(注) 1 「その他」の事業では、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務および物性分析・環境分析業務等を行っております。

2 その他の源泉から認識した収益は、相手先が顧客とはみなされない場合の共同パートナーとの契約等から生じる売上収益であります。

 

 

7.その他の営業収益及び営業費用

その他の営業収益の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

  至 2021年6月30日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)

固定資産売却益

40

 

1,896

補助金収入

26

 

66

その他

2,061

 

6,219

合計

2,127

 

8,181

 

 

 

 

 

 

その他の営業費用の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

  至 2021年6月30日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)

事業構造改善費用(注)

1,051

 

2,135

寄付金

301

 

408

その他

1,726

 

1,836

合計

3,078

 

4,379

 

 

 

 

 

(注) 事業構造改善費用は、事業の構造改善を目的とした費用であり、主に有形固定資産除却損および組織・業務改革の推進に伴う費用が含まれております。

 

8.金融収益及び金融費用

金融収益の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

  至 2021年6月30日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)

受取利息

1,096

 

2,134

受取配当金

1,816

 

2,187

為替差益

 

56,864

その他

180

 

723

合計

3,092

 

61,908

 

 

 

 

 

 

金融費用の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

  至 2021年6月30日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)

支払利息

4,163

 

5,733

為替差損

266

 

デリバティブ損失

 

7,166

その他

314

 

1,635

合計

4,743

 

14,534

 

 

 

 

 

 

 

9.有形固定資産、のれん及び無形資産

取得

前第1四半期連結累計期間における有形固定資産、のれん及び無形資産の取得の金額は25,423百万円であります。当第1四半期連結累計期間における有形固定資産、のれん及び無形資産の取得の金額は39,135百万円であります。

 

10.非金融資産の減損

前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日  至 2021年6月30日)

前第1四半期連結累計期間において、1,579百万円の減損損失を計上しております。減損損失は、要約四半期連結損益計算書の「売上原価」に計上しております。

  減損損失を認識した主要な資金生成単位は以下のとおりであります。

場所

用途

種類

セグメント

減損損失
(百万円)

 千葉県市原市

 合成ゴム製造設備

 機械装置及び運搬具等

 エネルギー・機能材料

1,579

 

 

 減損損失の内訳

 ・ 合成ゴム製造設備 1,579百万円

  (建物及び構築物111百万円、機械装置及び運搬具1,420百万円、その他48百万円)

 

 事業環境の悪化に伴い収益性が低下した合成ゴム製造設備について、帳簿価額全額を減損しております。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日  至 2022年6月30日)

   該当事項はありません。

 

11.社債及び借入金

(1)内訳

社債及び借入金の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度
(2022年3月31日)

 

当第1四半期連結会計期間
(2022年6月30日)

短期借入金

 

169,311

 

230,960

コマーシャル・ペーパー

 

10,000

 

50,000

長期借入金

 

564,439

 

529,609

社債

 

606,720

 

606,857

 

合計

1,350,470

 

1,417,426

 

 

 

 

 

 

(2)社債の発行・償還

前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)

 前第1四半期連結累計期間に発行した社債はありません。

 

 償還した社債は、次のとおりであります。

会社名

銘柄

発行年月日

償還期限

発行総額
(百万円)

利率
(%)

担保

住友化学
株式会社

第50回
無担保社債

2014年4月25日

2021年4月23日

10,000

0.567

なし

 

 

当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間に発行した社債および償還した社債はありません。

 

 

12.配当金

配当金の支払額は以下のとおりであります。

 

 前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日  至 2021年6月30日)

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2021年5月13日

取締役会

普通株式

14,715

9.00

2021年3月31日

2021年6月2日

 

 

 当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日  至 2022年6月30日)

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年5月13日

取締役会

普通株式

22,890

14.00

2022年3月31日

2022年6月2日

 

 

なお、基準日が各第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が各第1四半期連結会計期間末後となるものはありません。

 

13.1株当たり利益

(1) 基本的1株当たり四半期利益の算定上の基礎

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

  至 2021年6月30日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)

35,659

 

69,992

親会社の普通株主に帰属しない金額(百万円)

 

基本的1株当たり四半期利益の計算に
使用する四半期利益(百万円)

35,659

 

69,992

 

 

 

 

 

 

 

 

期中平均普通株式数(千株)

1,634,984

 

1,634,969

基本的1株当たり四半期利益(円)

21.81

 

42.81

 

 

(2) 希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

  至 2021年6月30日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)

基本的1株当たり四半期利益の計算に
使用する四半期利益(百万円)

35,659

 

69,992

連結子会社の
希薄化性潜在的普通株式による調整額(百万円)

 

希薄化後1株当たり四半期利益の計算に
使用する四半期利益(百万円)

35,659

 

69,992

 

 

 

 

 

 

 

 

希薄化後の期中平均普通株式数(千株)

1,634,984

 

1,634,969

 

 

逆希薄化効果を有するため、希薄化後1株当たり四半期利益の算定に含めなかった株式の概要

 

 

連結子会社が発行する

ストック・オプション

4,453,775株

 

連結子会社が発行する

ストック・オプション

5,921,227株

 

(注)希薄化後1株当たり四半期利益については、潜在株式は存在するものの逆希薄化効果を有するため記載しておりません。

 

14.金融商品

(1) 金融商品の帳簿価額と公正価値

金融商品の公正価値ヒエラルキーは、公正価値測定に用いたインプットのレベル区分に基づき、以下のいずれかに分類しております。

レベル1:活発な市場における同一の資産または負債の市場価格

レベル2:レベル1以外の、直接または間接的に観察可能な価格で構成されたインプット

レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプット

 

金融商品の公正価値と帳簿価額の比較は、次のとおりであります。なお、公正価値で測定する金融商品および帳簿価額と公正価値が極めて近似している金融商品については、次の表には含めておりません。

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

 

当第1四半期連結会計期間

(2022年6月30日)

帳簿価額

 

公正価値

 

帳簿価額

 

公正価値

償却原価で測定する金融負債

 

 

 

 

 

 

 

社債

606,720

 

613,425

 

606,857

 

605,991

長期借入金

564,439

 

562,006

 

529,609

 

526,248

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社債の公正価値は、市場価格に基づいて算定しております。

長期借入金は、将来キャッシュ・フローを新規に同様の契約を実行した場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

償却原価で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーについては、社債はレベル2、その他のものはレベル3に分類しております。

 

公正価値で測定する金融資産および金融負債は、以下のとおりであります。

金融商品のレベル間の振替は、振替のあった報告期間の期末日に認識することとしております。なお、前連結会計年度において、レベル3からレベル1への振替がありました。当該振替は、以前取引所に上場しておらず、観察可能である活発な市場で取引がなかった企業の株式が取引所に上場したことによるものであります。同社の株式は現在活発な市場において取引されており、活発な市場における取引相場価格を有しているため、公正価値の測定額を公正価値ヒエラルキーのレベル3からレベル1に振替えております。上記以外に、各報告期間において、レベル間の振替が行われた金融商品はありません。

 

前連結会計年度(2022年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

資産:

 

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

貸付金

 

 

167,401

 

167,401

長期未収利息

 

 

23,077

 

23,077

ヘッジ手段に指定されたデリバティブ資産

 

288

 

 

288

ヘッジ手段に指定されていないデリバティブ資産

 

1,412

 

 

1,412

その他の金融資産

5,977

 

4,894

 

896

 

11,767

小計

5,977

 

6,594

 

191,374

 

203,945

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

株式及び出資金

201,622

 

 

81,472

 

283,094

その他の金融資産

 

3,364

 

 

3,364

小計

201,622

 

3,364

 

81,472

 

286,458

合計

207,599

 

9,958

 

272,846

 

490,403

負債:

 

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

 

 

 

ヘッジ手段に指定されたデリバティブ負債

 

13,588

 

 

13,588

ヘッジ手段に指定されていないデリバティブ負債

 

11,710

 

 

11,710

条件付対価

 

 

4,419

 

4,419

その他の金融負債

 

 

16,691

 

16,691

合計

 

25,298

 

21,110

 

46,408

 

 

 

当第1四半期連結会計期間(2022年6月30日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

資産:

 

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

貸付金

 

 

123,074

 

123,074

長期未収利息

 

 

26,242

 

26,242

ヘッジ手段に指定されたデリバティブ資産

 

1,731

 

 

1,731

ヘッジ手段に指定されていないデリバティブ資産

 

2,570

 

 

2,570

その他の金融資産

5,522

 

9,576

 

923

 

16,021

小計

5,522

 

13,877

 

150,239

 

169,638

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

株式及び出資金

160,401

 

 

85,114

 

245,515

その他の金融資産

 

4,265

 

 

4,265

小計

160,401

 

4,265

 

85,114

 

249,780

合計

165,923

 

18,142

 

235,353

 

419,418

負債:

 

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

 

 

 

ヘッジ手段に指定されたデリバティブ負債

 

2,609

 

 

2,609

ヘッジ手段に指定されていないデリバティブ負債

 

10,019

 

 

10,019

条件付対価

 

 

5,015

 

5,015

その他の金融負債

 

 

17,108

 

17,108

合計

 

12,628

 

22,123

 

34,751

 

 

 

(2) レベル3に区分された金融商品の調整表

レベル3に区分された金融商品の期首残高から四半期末残高までの変動は、以下のとおりであります。

なお、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産を「FVTPLの金融資産」、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産を「FVTOCIの金融資産」、純損益を通じて公正価値で測定する金融負債を「FVTPLの金融負債」と記載しております。

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年6月30日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日)

 

FVTPLの
金融資産

 

FVTOCIの
金融資産

 

FVTPLの
金融負債

 

FVTPLの
金融資産

 

FVTOCIの
金融資産

 

FVTPLの
金融負債

期首残高

168,296

 

189,075

 

22,692

 

191,374

 

81,472

 

21,110

レベル3へ(から)の振替 (注1)

 

 

 

 

 

利得および損失合計

57

 

△4,937

 

88

 

△439

 

1,461

 

78

純損益 (注2)

57

 

 

88

 

△439

 

 

78

その他の包括利益 (注3)

 

△4,937

 

 

 

1,461

 

増加

587

 

2,087

 

 

 

2,056

 

減少 (注4)

△94

 

△2

 

△1,266

 

△56,299

 

 

△221

その他 (注5)

△235

 

△64

 

△19

 

15,603

 

125

 

1,156

四半期末残高

168,611

 

186,159

 

21,495

 

150,239

 

85,114

 

22,123

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(注) 1 レベル間の振替はありません。

   2 純損益に含まれている利得および損失のうち、FVTPLの金融資産に関するものは、要約四半期連結損益計算書の「金融収益」および「金融費用」に含まれております。また、FVTPLの金融負債に関する利得および損失のうち、条件付対価の公正価値変動は要約四半期連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に、その他の金融負債に係るものは「金融収益」および「金融費用」に含まれております。

   3 その他の包括利益に含まれている利得および損失は、決算日時点のFVTOCIの金融資産に関するものであります。これらの利得および損失は、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産」に含まれております。

   4 当第1四半期連結累計期間におけるFVTPLの金融資産の減少は、主にラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニーへ実施した融資の回収によるものであります。

   5 「その他」には主に外貨建金融商品に係る為替換算差額が含まれております。 

   6 公正価値ヒエラルキーレベル3に区分された公正価値測定は、適切な権限者に承認された評価方針および手続に従って行われており、金融商品の個々の資産性質、特徴ならびにリスクを最も適切に反映できる評価モデルを決定しております。また、評価者は公正価値の変動に影響を与え得る重要な指標の推移と公正価値の推移を比較し、合理的に説明可能であるか継続的に検証しております。

 

レベル3に区分された金融商品の公正価値測定に係る重要な観察不能インプットは、以下のとおりであります。

・FVTPLの金融資産については、割引キャッシュ・フロー法により公正価値を算定しており、重要な観察不能インプットは将来キャッシュ・フローの総額(前連結会計年度末197,409百万円、当第1四半期連結会計期間末153,160百万円)および割引率(前連結会計年度末3.10%、当第1四半期連結会計期間末4.56%)であります。 

・FVTOCIの金融資産は主に非上場株式で構成されており、原則として割引キャッシュ・フロー法等により公正価値を算定しておりますが、公正価値が純資産価値に近似していると考えられる非上場株式等については、主に純資産価値に基づく評価技法により公正価値を算定しております。

・FVTPLの金融負債のうち、条件付対価は割引キャッシュ・フロー法により公正価値を算定しており、重要な観察不能インプットは関連する事業から生じる売上収益および割引率であります。その他の金融負債は、一部の連結子会社で発行済の優先株式の持分を、株式の保有者の要求に基づきいつでもその純資産価値に基づく価額で償還可能であるため金融負債として認識したものであり、純資産価値に基づく評価技法により公正価値を算定しております。

 

なお、レベル3に区分された金融商品について、それぞれ合理的と考えられる代替的な仮定に変更した場合に、公正価値の金額に重要な変動はないと考えております。

 

15.偶発債務

連結会社以外の会社等の金融機関等からの借入債務等に対して、次のとおり債務保証を行っております。これらは、金融保証契約に該当し、債務保証先が債務不履行となった場合、当該債務を負担する必要があります。債務保証の残高は、次のとおりであります。

 

  保証債務

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2022年3月31日)

 

当第1四半期連結会計期間

(2022年6月30日)

 共同支配企業

197,706

 

222,631

 従業員(住宅資金)

26

 

24

 その他

1,135

 

133

合計

198,867

 

222,788

 

 

 

 

 

 

上記項目については、経済的便益流出の発生可能性が高くない、または十分に信頼性をもって見積りができないと判断し、引当金を計上しておりません。

 

16.関連当事者

  関連当事者との重要な取引は以下のとおりであります。

 

前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)

 該当事項はありません。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)

 

種類

会社等の名称

取引の内容

取引金額

(百万円)

科目

期末残高

(百万円)

共同支配企業

ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー

資金の回収

(注1)

56,299

その他の金融資産

(貸付金)

123,074

受取利息

(注1)

1,026

その他の金融資産

(長期未収利息)

26,242

債務保証

(注2)

220,469

担保の差入

(注3)

206,073

 

(注)1 資金の貸付については、市場金利を勘案して決定しております。なお、取引金額には、当第1四半期連結累計期間における純増減額を記載しております。

  2 ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニーの金融機関からの借入債務につき、債務保証を行っております。なお、取引金額には、保証債務の期末残高を記載しております。

  3 ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニーの金融機関からの借入債務を担保するため、当社が保有する同社株式を物上保証に供しております。なお、取引金額には、担保に係る債務の期末残高を記載しております。

 

17.重要な後発事象

該当事項はありません。

 

 

 

 

2 【その他】

第141期期末配当)

2022年5月13日開催の取締役会において、第141期期末配当に関し、次のとおり決議いたしました。

① 第141期期末配当金の総額

22,890百万円

② 1株当たりの配当金

14円00銭

③ 支払請求権の効力発生日および支払開始日

2022年6月2日