第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はない。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等はない。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年12月31日)は世界的な原油価格の低落が続く中で、わが国経済は企業業績や雇用環境に改善がみられたが、個人消費の回復には弱さが残っていることに加え、海外経済では新興国経済の成長鈍化、地政学的リスクが懸念材料になり、米国経済も景気回復には底堅さがみられるものの、金融政策の舵取りに課題を抱えているなど、景気の先行きに対する不透明さが残る状況下にあった。

このような状況のもとで、当第3四半期連結累計期間の当社グループの売上高は662億8千6百万円前年同期比5.1%減)、営業利益は60億9千7百万円前年同期比6.0%増)、経常利益は57億2千8百万円前年同期比15.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は39億1千万円前年同期比20.7%減)となった。

なお、平成26年3月期より、当社グループの業績をより適切に管理・開示するために、順次、海外連結子会社の会計年度終了日を12月31日から連結会計年度と同じ3月31日に変更していることに伴い、前第3四半期連結累計期間に2社、当第3四半期連結累計期間には1社が1月1日から12月31日までの12ヶ月間の実績を連結している。これによる業績への影響は軽微である。

また、第1四半期連結会計期間より、組織変更に伴い「化学品」セグメントに属していた「工業薬品事業」を「ガス・エンジニアリング」セグメントに区分変更している。

 

セグメント別業績の概要は次のとおりである。

 

(化学品セグメント)

当セグメントでは、売上高は133億6千5百万円前年同期比6.4%増)、営業利益は18億1千1百万円前年同期比124.8%増)となった。これは、微粒子ポリマー製品の販売が伸びていることなどによるものである。

 

(吸水性樹脂セグメント)

当セグメントでは、売上高は414億9千8百万円前年同期比7.8%減)、営業利益は37億6千3百万円前年同期比13.7%減)となった。これは、高吸水性樹脂の販売は底堅く推移したものの、原油相場の下落に伴う製品価格への下押し圧力と需給環境の緩和を受けて、価格が軟化していることなどによるものである。

 

(ガス・エンジニアリングセグメント)

当セグメントでは、売上高は114億2千1百万円前年同期比6.6%減)、営業利益は5億5百万円前年同期比20.6%減)となった。これは、エレクトロニクスガスの販売は堅調に推移したものの価格が軟化したこと、及びガス発生装置や工業薬品の販売が減少したことなどによるものである。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、韓国における吸水性樹脂設備の建設が進んだことなどから、前期末に比べ73億1千5百万円増加し、1,122億6千9百万円となった。負債合計は、借入金等が増加したことなどから、前期末に比べ46億7百万円増加し、539億9千6百万円となった。純資産合計は、前期末に比べ27億7百万円増加し、582億7千2百万円となった。この結果、自己資本比率は、49.5%となった。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は16億6千7百万円である。