文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものである。
当第1四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年6月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、個人消費にも持ち直しの動きが見られ、景気は緩やかながら回復基調が続いた。一方海外経済は、欧米では地域格差があるなかで緩やかな回復基調が続いたものの、米国の政策に関する不確実性や、中国をはじめアジア新興国等の経済動向など、先行きの不透明な状況が続いた。
このような状況のもとで、当第1四半期連結累計期間の当社グループの売上高は249億4千9百万円(前年同期比1.2%減)、営業利益は24億7千7百万円(前年同期比17.7%減)、経常利益は24億5百万円(前年同期比43.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16億7千5百万円(前年同期比55.6%増)となった。
なお、平成26年3月期より、当社グループの業績をより適切に管理・開示するために、順次、海外連結子会社の会計年度終了日を12月31日から連結会計年度と同じ3月31日へ変更していることに伴い、前第1四半期連結累計期間に1社が1月1日から6月30日までの6ヶ月間の実績を連結している。
この海外連結子会社にかかる連結期間差異の影響を除いた業績は、前期比で売上高は21億9千2百万円増(9.6%増)、営業利益は4億2千4百万円減(14.6%減)、経常利益は8億3千4百万円増(53.1%増)となる。
セグメント別業績の概要は次のとおりである。
(化学品セグメント)
当セグメントでは、売上高は43億9千万円(前年同期比1.9%減)、営業利益は3億9千6百万円(前年同期比19.6%減)となった。これは微粒子ポリマーなどの販売が増加した一方で、医薬製品などの販売数量が減少したことによるものである。なお、海外連結子会社にかかる決算期変更の影響は軽微である。
(吸水性樹脂セグメント)
当セグメントでは、売上高は166億9千9百万円(前年同期比3.5%減)、営業利益は17億9千7百万円(前年同期比28.6%減)となった。なお、海外連結子会社の決算期変更にかかる影響を除き、前期と比較すると、売上高は17億8千8百万円増(12.0%増)、営業利益は6億9百万円減(25.3%減)である。売上高は、東南アジア、中国等の新興国向けの販売数量が増加したが、営業利益は原燃料価格が上昇したことにより減少している。
(ガス・エンジニアリングセグメント)
当セグメントでは、売上高は38億6千万円(前年同期比11.0%増)、営業利益は前年同期比2億8千4百万円増の2億7千8百万円となった。これは、工業薬品、ケミカルガスなどの販売数量が増加したことによるものである。なお、海外連結子会社にかかる決算期変更の影響は軽微である。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、棚卸資産が増加したことなどから、前期末に比べ1億7千4百万円増加し、1,055億7千万円となった。負債合計は、買掛金などが減少したことから、前期末に比べ12億8千3百万円減少し、432億2千8百万円となった。純資産合計は、前期末に比べ14億5千7百万円増加し、623億4千1百万円となった。この結果、自己資本比率は、56.7%となった。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は6億4千9百万円である。