文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものである。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っている。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成30年4月1日~平成30年6月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、個人消費にも持ち直しの動きが見られ、景気は緩やかに回復した。一方海外経済は、総じて緩やかな景気回復が続いたものの、米国の保護主義政策や、中国をはじめアジア新興国等の経済動向の先行きなど、不透明感が残る状況が続いた。
このような状況のもとで、当第1四半期連結累計期間の当社グループの売上高は272億1千万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は28億2千1百万円(前年同期比13.9%増)、経常利益は26億3千6百万円(前年同期比9.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は18億6千8百万円(前年同期比11.5%増)となった。
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、主に有形固定資産が増加したものの、現預金の減少が上回ったことなどにより前期末に比べ8億2千1百万円減少し、1,096億6千9百万円となった。また、負債は、主に借入金を返済したことや未払金が減少したことなどにより前期末に比べ22億2千2百万円減少し、416億9千1百万円となった。
純資産(非支配株主持分を含む)は、利益剰余金の増加などにより前期末に比べ、14億1百万円増加し、679億7千7百万円となった。また、自己資本比率は前期末に比べ1.6ポイント上昇し、59.9%となった。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。
当セグメントでは、売上高は44億3千2百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益は5億7千万円(前年同期比43.8%増)となった。これは、水溶性ポリマーなどの販売数量が増加したことによるものである。
当セグメントでは、売上高は189億5千8百万円(前年同期比13.5%増)、営業利益は18億9千3百万円(前年同期比5.4%増)となった。これは、中国をはじめアジア新興国向けの販売数量が増加したことなどによるものである。
当セグメントでは、売上高は38億1千9百万円(前年同期比1.1%減)、営業利益は3億5千2百万円(前年同期比26.3%増)となった。これは、工業薬品などの販売数量が減少した一方で、エンジニアリング事業の売上が増加したことなどによるものである。
(2) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は6億8千6百万円である。