文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものである。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っている。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成30年4月1日~平成30年9月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、個人消費にも持ち直しの動きが見られ、設備投資も増加した。一方海外経済は、総じて緩やかな景気回復が続いたものの、米国の保護主義政策や、中国をはじめアジア新興国等の経済動向の先行きなど、不透明感が残る状況が続いた。
このような状況のもとで、当第2四半期連結累計期間の当社グループの売上高は549億5千4百万円(前年同期比8.0%増)、営業利益は48億1百万円(前年同期比0.0%増)、経常利益は46億3千7百万円(前年同期比4.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は31億4千5百万円(前年同期比10.1%減)となった。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、有形固定資産及び棚卸資産の増加が現預金の減少を上回ったことなどにより前期末に比べ16億2千2百万円増加し、1,121億1千3百万円となった。また、負債は、主に借入金を返済したことなどにより前期末に比べ20億8千7百万円減少し、418億2千7百万円となった。
純資産(非支配株主持分を含む)は、利益剰余金の増加などにより前期末に比べ、37億9百万円増加し、702億8千5百万円となった。また、自己資本比率は前期末に比べ2.3ポイント上昇し、60.6%となった。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。
当セグメントでは、売上高は89億8千万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は9億7千2百万円(前年同期比46.4%増)となった。これは、水溶性ポリマー、医薬中間体などの販売数量が増加したことなどによるものである。
当セグメントでは、売上高は382億1千7百万円(前年同期比10.8%増)、営業利益は29億6千7百万円(前年同期比13.4%減)となった。これは、売価是正に努めたものの、原燃料価格が高騰したことなどによるものである。
当セグメントでは、売上高は77億5千5百万円(前年同期比0.6%減)、営業利益は8億5千4百万円(前年同期比22.1%増)となった。これは、工業薬品などの販売数量が減少した一方で、エンジニアリング事業の売上が増加したことなどによるものである。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ42億9百万円減少し、150億2千万円となった。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動の結果得られた資金は38億円(前年同期比11億6千9百万円の減少)となった。主な内訳は、税金等調整前四半期純利益が44億7千1百万円、減価償却費が27億8千9百万円、棚卸資産の増加が21億2千7百万円、法人税等の支払額が14億6千1百万円、売上債権の増加が11億2千1百万円などである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動の結果支出した資金は60億7千万円(前年同期比38億2千2百万円の増加)となった。これは、固定資産の取得による支出59億円などによるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動の結果支出した資金は23億8千5百万円 (前年同期比12億6千9百万円の増加)となった。主な内訳は、借入金の減少(純額)が16億8千1百万円、配当金の支払額が6億8千9百万円である。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は13億7千7百万円である。