第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はない。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものである。

なお、当第2四半期連結会計期間より、従来「化学品」としていた報告セグメントの名称を「機能化学品」に変更している。この変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はない。なお、前第3四半期連結累計期間の報告セグメントについても、変更後の名称で表示している。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日)におけるわが国経済は、輸出を中心に弱さが続いているものの、個人消費には持ち直しの動きが見られ、景気は緩やかに回復した。一方、海外経済は、米国の保護主義政策に端を発した中国経済の減速傾向など、先行きが懸念される状況が続いた。

このような状況のもとで、当第3四半期連結累計期間の当社グループの売上高は747億3千8百万円前年同期比10.5%減)、営業利益は59億9千6百万円前年同期比18.4%減)となった。経常利益については、親会社及び海外子会社の外貨建債権債務などに係る為替差損が10億1千1百万円発生したことなどから50億9千6百万円前年同期比25.3%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益については、経常利益が減少した影響などにより33億3千8百万円前年同期比30.1%減)となった。

 

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、売掛金の減少などにより前期末に比べ13億2百万円減少し、1,044億7千7百万円となった。負債合計は、買掛金の減少および借入金を返済したことなどにより前期末に比べ26億5千5百万円減少し、371億2千1百万円となった。純資産合計は為替換算調整勘定の減少などがあったものの、前期末に比べ13億5千2百万円増加し、673億5千5百万円となった。この結果、自己資本比率は前期末に比べ2.0ポイント上昇し、62.1%となった。

 

セグメント別業績の概要は次のとおりである。

(機能化学品セグメント)

当セグメントでは、売上高は134億1千万円前年同期比0.1%減)、営業利益は14億9千9百万円前年同期比7.2%減)となった。売上については前年同四半期並みの水準となったが、営業利益については研究開発費の増加などにより減益となった。

(吸水性樹脂セグメント)

当セグメントでは、売上高は498億6千7百万円前年同期比14.1%減)、営業利益は27億7千9百万円前年同期比34.6%減)となった。これは、中国市場において、販売価格の下落と販売数量の減少に加え人民元安の影響を受けたことなどによるものである。

(ガス・エンジニアリングセグメント)

当セグメントでは、売上高は114億6千万円前年同期比4.8%減)、営業利益は17億8百万円前年同期比16.0%増)となった。売上高については、エレクトロニクスガスなどの販売数量が減少したことにより減収となったが、営業利益については、エンジニアリング事業の利益率が改善したことなどにより増益となった。

 

 (2) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は23億6千8百万円である。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等はない。