第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス
感染症の世界的大流行の影響により、経済活動が大幅に縮小するなど、厳しい状況が続きました。

このような状況のもとで、当第3四半期連結累計期間の当社グループの売上高は752億6千4百万円前年同期比0.7%増)、営業利益は76億3千2百万円前年同期比27.3%増)、経常利益は74億9千9百万円前年同期比47.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、56億8百万円前年同期比68.0%増)となりました。

また、1株当たり四半期純利益は406.61円、ROEは8.4%となりました。

 

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、現預金の増加などにより前期末に比べ39億2千4百万円増加し、1,041億8千5百万円となりました。負債は、借入金を返済したことなどにより前期末に比べ8億4千4百万円減少し、326億8千6百万円となりました。

純資産(非支配株主持分を含む)は、前期末に比べ47億6千8百万円増加し、714億9千9百万円となりました。また、自己資本比率は前期末に比べ2.1ポイント上昇し、66.2%となりました。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 なお、第1四半期連結会計期間より、経営管理方法の変更に伴い、従来「機能化学品」セグメントに含めていたセイカテクノサービス㈱を「その他」セグメントへ区分を変更しております。また、ガス製品の製造を終了し、機能化学品の製造へ向けた事業転換を進めている住精科技(揚州)有限公司についても、「ガス・エンジニアリング」セグメントから「その他」セグメントへ区分を変更しております。

また、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。

 

<吸水性樹脂セグメント>

当セグメントでは、売上高は498億1千1百万円前年同期比0.1%減)、営業利益は45億2千4百万円前年同期比62.7%増)となりました。売上高は、中国顧客において衛生材料の原材料調達を優先する動きがあったことなどにより販売数量が増加した一方、原料価格の下落に伴い売価が低下し、前年同期並みとなりました。営業利益は、販売数量の増加に加えて、原料価格が下落したため、増益となりました。

 

<機能化学品セグメント>

当セグメントでは、売上高は132億8千万円前年同期比2.6%増)、営業利益は14億6千5百万円前年同期比1.4%増)となりました。これは水溶性ポリマーや、微粒子ポリマーの販売数量が増加したことなどによるものであります。

 

 

<ガス・エンジニアリングセグメント>

当セグメントでは、売上高は118億円前年同期比3.3%増)、営業利益は16億7千6百万円前年同期比7.4%減)となりました。売上高については、エレクトロニクスガスなどの販売数量が増加したことにより増収となりましたが、営業利益については、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、飲食店店舗における食品用ガスの需要が減少したことなどにより減益となりました。

 

<その他セグメント>

当社グループは上記事業のほか、人材派遣業務等を行っております。当セグメントでは、売上高は3億7千2百万円前年同期比25.2%減)、営業損失は4千2百万円となりました。

 

 (2) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は21億6千1百万円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等はありません。