当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新興国経済の減速や、米国大統領選挙に伴う金融市場の乱高下などがありましたが、米国経済の回復、国内における雇用環境の回復などから、景気は緩やかな回復基調となってまいりました。
このような環境のなかで、中期経営計画の2年目を迎え、引き続き「安定した収益力」と「財務健全化の達成」の両立を目指すことを基本方針として、既存事業の強化・領域拡大、グローバル化への対応強化、新規事業への注力、財務体質の強化に努め、業績の向上と収益の確保に取り組んで参りました。
当第3四半期連結累計期間は、売上高は、169億74百万円(前年同期比8.5%減)、営業利益10億96百万円(前年同期比17.7%減)、経常利益9億5百万円(前年同期比9.3%減)となりましたが、これに「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」を適用したこと等により、法人税等調整額として7億37百万円の利益計上をしたことから、親会社株主に帰属する四半期純利益は、15億21百万円(前期比217.2%増)となりました。
当社グループのセグメント別の概況は、次のとおりであります。
①化成品事業
燐酸などの燐系製品につきましては、一般品の出荷数量の減少が続いておりますが、二次塩類は堅調に推移いたしました。電子工業向高純度品については、国内外の半導体関連ユーザーの操業が引き続き堅調に推移していることから、大幅に増収となりました。
水処理用などの凝集剤は、上下水道向けの低迷が続いていることと、民間向けに関しても顧客の事業撤退などにより、減収となりました。
コンデンサー向け原料は、数量・単価ともに減少し、減収となりましたが、消臭剤は、繊維向けに大幅な増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、121億50百万円(前年同期比0.3%減)、セグメント利益は、11億8百万円(前年同期比61.1%増)となりました。
②機械事業
破砕関連機械につきましては、スクリーンを主とした本体販売は引き続き好調に推移し、プラント販売も大幅に増加しましたが、消耗部品、鋳鋼品が減収となりほぼ横這いの結果となりました。
下水道関連の掘進機の本体販売は、アジア向け輸出が落ち込み大幅な減収となりました。レンタル物件は、国内関連工事の低迷が続いておりますが、前年同期比では微増となりました。その他、特殊スクリーンは、昨年に引き続き堅調に推移しましたが、精密機械加工は、減収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、29億10百万円(前年同期比14.8%減)、セグメント利益は、26百万円(前年同期比90.5%減)となりました。
③電子材料事業
化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、期央以降に金属市況の低迷に底打ち感が出てきたものの、依然高純度ガリウムは需要の低迷が続いており減収となりました。赤燐、インジウムは、光通信市場が拡大傾向にあることから、インジウム燐受発光素子向けに、増収となっております。また、液晶向け塗布剤も順調に推移しております。
この結果、当セグメントの売上高は、前期に売上のあった放射性ヨウ素吸着剤の販売がなかったことなどから、9億86百万円(前年同期比50.2%減)、セグメント利益は、63百万円(前年同期比79.4%減)となりました。
④その他
石油精製用触媒の再生事業は、減収となりました。不動産の賃貸は、僅かに減収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、9億27百万円(前年同期比3.1%減)、セグメント利益は、5億68百万円(前年同期比0.8%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億64百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。