当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界経済が総じて回復基調となっていることを背景に、輸出は堅調に推移し、生産活動の拡大基調が続き、個人消費も伸張したことから、景気は改善傾向となっております。しかしながら、北朝鮮問題などの地政学上のリスクが増し、予断を許さない状況が続いております。
このような環境のなかで、当社グループは最終年度を迎えた中期経営計画に基づき、「安定した収益力」と「財務健全化の達成」の両立を目指すことを基本方針として、既存事業の強化・領域拡大、グローバル化への対応強化、新規事業への注力、財務体質の強化に努め、業績の向上と収益の確保に取り組んで参りました。
この結果、当第3四半期連結累計期間は、売上高200億12百万円(前年同期比17.9%増)、営業利益19億62百万円(前年同期比79.1%増)、経常利益18億35百万円(前年同期比102.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益15億1百万円(前年同期比1.3%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益の減少は、前期に、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」を適用したことによる法人税等調整額の利益計上があったためであります。
当社グループのセグメント別の概況は、次のとおりであります。
①化成品事業
燐酸などの燐系製品につきましては、一般品の出荷が弱含みのまま推移したものの、二次塩類等の出荷数量は高機能レンズ向けを中心に堅調裡に推移しました。電子工業向け高純度品は、国内外の半導体関連ユーザーの需要の拡大を背景に、販売は大幅に伸張しました。
水処理用などの凝集剤は、上下水道向け、民間向け共に出荷の低迷が続いておりますが、一部製品の市況回復が寄与したことから増収となりました。コンデンサー向け原料は、順調に出荷量を伸ばし大幅な増収となりました。消臭剤は、数量的には若干の持ち直しの兆しがでてきたものの減収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、142億68百万円(前年同期比18.1%増)、セグメント利益は14億91百万円(前年同期比34.6%増)となりました。
②機械事業
破砕関連機械につきましては、廃棄物処理向けや震災復興関連のプラント販売が寄与し大幅に増収となったものの、本体販売は、弱含みのまま推移しております。消耗部品に関しましては、顧客の操業が堅調に推移したことから大幅な増収となり、鋳鋼製品につきましても、増収となりました。
下水道関連の掘進機の本体販売は、輸出の低迷が続いており減収となりました。レンタル物件は、若干の増収となりました。
精密機械加工は、新規顧客の獲得により増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、35億52百万円(前年同期比22.1%増)、セグメント利益は、3億61百万円(前年同期は26百万円)となりました。
③電子材料事業
化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、高純度ガリウムの販売数量の増加により大幅な増収となりました。インジウムは、販売数量は増加しましたが販価低迷から若干の増収に止まりました。赤燐は、堅調に推移し、酸化ホウ素は横這いとなりました。
タッチパネルなどに用いられる塗布剤は増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、12億39百万円(前年同期比17.3%増)、セグメント利益は、1億55百万円(前年同期比151.0%増)となりました。
④その他
石油精製用触媒の再生事業は、堅調な操業が続き好調裡に推移し、不動産の賃貸は、ほぼ横這いの結果となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、9億51百万円(前年同期比2.6%増)、セグメント利益は、6億6百万円(前年同期比6.6%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億56百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。