第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、個人消費が大幅に減少し、企業の設備投資も縮小傾向で推移しました。一方で、政府の消費刺激を柱とする大型経済対策に期待が持たれるものの、米中貿易摩擦の影響による経済活動の停滞などから、先行き不透明な状況が続いております。

このような環境のなかで、当社グループは、中期経営計画の最終年度を迎え、引き続き「事業基盤の更なる安定と強化」を目指すことを基本方針として、収益力の向上、持続的成長に向けた新規事業の育成、財務体質の更なる強化に努め、業績の向上と収益の確保に取り組んでまいりました。

 

①財政状態

当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ4億98百万円減少し、370億64百万円となりました。負債合計は、前連結会計年度末に比べ11億14百万円減少し、207億1百万円となりました。純資産合計は、前連結会計年度末に比べ6億15百万円増加し、163億63百万円となりました

 

②経営成績

当第2四半期連結累計期間は売上高142億63百万円(前年同期比6.1%減)、営業利益11億50百万円(前年同期比31.8%増)、経常利益11億31百万円(前年同期比35.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、8億75百万円(前年同期比44.1%増)となりました。

当社グループのセグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

 

(a)化成品事業

燐酸などの燐系製品につきましては、一般品および二次塩類については需要の低迷により減収となりましたが、電子工業向け高純度品については、国内外共に半導体向けが増収となったことから、燐系製品全体としては増収となりました。

凝集剤関連製品につきましては、上下水道向けが堅調に推移したことから、エッチング用途向けの減収をカバーし、全体としては増収となりました。

コンデンサー向け原料及び消臭剤は、ほぼ横ばいとなりました。

この結果、当セグメントの売上高は、108億58百万円(前年同期比3.6%増)、セグメント利益は、9億62百万円(前年同期比54.2%増)となりました。

(b)機械事業

破砕関連機械につきましては、破砕選別機の本体販売が低調に推移したことに加えて、大型プラントの販売も減少したことから大幅な減収となりました。また、消耗部品は堅調に推移したものの、特殊スクリーンや鋳鋼品の販売は低迷しました。

下水道関連の掘進機につきましては、海外向けの本体販売が増収となりましたが、部品・整備が落ち込み、前年並みとなりました。

精密機械加工は弱含みで推移しました。

この結果、当セグメントの売上高は、19億52百万円(前年同期比42.0%減)、セグメント利益は、68百万円(前年同期比78.9%減)となりました。

(c)電子材料事業

化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、ガリウム、インジウムなどが堅調に推移し、赤燐も持ち直しが進みました。また、高純度ホウ酸も大幅な増収となりました。タッチパネル等に用いられる塗布剤は減収となりました。

なお、市況の回復による在庫評価の益要因もあり大幅な増益となりました。

この結果、当セグメントの売上高は、8億47百万円(前年同期比17.5%増)、セグメント利益は、ガリウムを主とするたな卸資産評価益の計上もあり、2億3百万円(前年同期はセグメント利益16百万円)となりました。

 

(d)その他

石油精製用触媒の再生事業は、若干の減収となりました。不動産の賃貸はほぼ前年並みで推移いたしました。

この結果、当セグメントの売上高は、6億4百万円(前年同期比1.7%減)、セグメント利益は、3億89百万円(前年同期比1.1%減)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2億45百万円増加し、49億82百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は15億83百万円となりました。主な内訳は、税金等調整前四半期純利益11億91百万円、減価償却費7億37百万円、売上債権の減少9億45百万円、仕入債務の減少5億91百万円などによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は10億20百万円となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出10億円などによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は3億14百万円となりました。主な内訳は、長期借入金の借入による収入12億70百万円、長期借入金の返済による支出12億49百万円、配当金の支払額3億14百万円などによるものであります。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億16百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。