第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、長引く米中貿易摩擦による影響がある中で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う個人消費の大幅な減少などにより、経済全体に大きな影響を受け停滞しました。夏以降は経済の持ち直しの動きがみられましたが、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、緊急事態宣言の再発出があり、依然として予断を許さない状況が続いております。

このような環境のなかで、当社グループは、中期経営計画の最終年度を迎え、引き続き「事業基盤の更なる安定と強化」を目指すことを基本方針として、収益力の向上、持続的成長に向けた新規事業の育成、財務体質の更なる強化に努め、業績の向上と収益の確保に取り組んでまいりました。

 

①財政状態

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ3億46百万円減少し、372億17百万円となりました。負債合計は、前連結会計年度末に比べ14億72百万円減少し、203億43百万円となりました。純資産合計は、前連結会計年度末に比べ11億25百万円増加し、168億73百万円となりました。

 

②経営成績

当第3四半期連結累計期間は売上高210億20百万円(前年同期比5.8%減)、営業利益17億27百万円(前年同期比32.1%増)、経常利益17億46百万円(前年同期比44.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、13億76百万円(前年同期比59.5%増)となりました。

当社グループのセグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

 

(a)化成品事業

燐酸などの燐系製品につきましては、電子工業用高純度品が国内外の半導体向けに増収となりました。一般品および二次塩類については減収となりましたが、燐系製品全体としては増収となりました。

凝集剤関連製品につきましては、エッチング用途向けが秋口から回復したことなどから、凝集剤関連製品全体としては増収となりました。

その他製品につきましては、コンデンサー向け原料が弱含みで推移して減収となりましたが、他の製品の増収もあり、その他製品全体としては増収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は、160億20百万円(前年同期比2.8%増)、セグメント利益は、14億78百万円(前年同期比47.0%増)となりました。

(b)機械事業

破砕関連機械につきましては、コロナ禍の影響もあり、総じて低調に推移しております。特に大型プラントが減少したことから大幅な減収となりました。

下水道関連の掘進機につきましては、国内の本体販売が増収でしたが、海外向け本体販売やレンタルが振るわず、減収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は、28億62百万円(前年同期比40.4%減)、セグメント利益は、96百万円(前年同期比78.3%減)となりました。

(c)電子材料事業

化合物半導体向け高純度無機素材につきましては、高純度赤燐、ガリウム、インジウムなどが堅調に推移しており、増収となりました。

なお、市況の回復による在庫評価の益要因もあり大幅な増益となりました。

この結果、当セグメントの売上高は、12億61百万円(前年同期比21.6%増)、セグメント利益は、3億円(前年同期はセグメント利益21百万円)となりました。

 

(d)その他

不動産の賃貸はほぼ前年並みでした。石油精製用触媒の再生事業は、若干の減収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は、8億74百万円(前年同期比1.2%減)、セグメント利益は、5億44百万円(前年同期比3.2%減)となりました。

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億25百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。