第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円高や世界経済の減速などにより、輸出を中心に総じて厳しい状況となり、金融資本市場の変動がわが国の景気を下押しするリスクとなるなど、依然として先行き不透明な状況で推移しました。

 このような環境のもと、当社グループは平成27年1月から推進している「第11次中期3カ年経営計画」(P130R)に基づいて、基盤事業の収益力強化に努めましたが、当第3四半期連結累計期間の売上高は238億49百万円(前年同期比2.7%減)となり、原料市況や為替の変動によるたな卸資産の期末評価の影響で、売上原価が大幅に増加したものなどもあり、営業利益は11億44百万円(前年同期比24.8%減)、経常利益は12億37百万円(前年同期比26.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億66百万円(前年同期比28.6%減)となりました。

 

 

 セグメントの業績は次のとおりであります。

 

(アグリ)

 肥料の販売数量は増加したものの、海外原料市況の低迷などによる販売価格の下落により、売上高は63億87百万円と前年同期に比べ0.1%の減少となり、加えてたな卸資産の期末評価の影響などによる売上原価の増加もあり、営業利益は2億91百万円と前年同期に比べ13.4%の大幅な減少となりました。

 

(化学品)

 水処理薬剤は、販売価格の下落により、売上高は49億69百万円と前年同期に比べ1.0%の減少となりました。

 機能性材料は、スマートフォンなどに使用される高純度金属酸化物やセラミック繊維向け高純度塩基性アルミ塩の販売数量が増加したことなどにより、売上高は40億84百万円と前年同期に比べ13.8%の大幅な増加となりました。

 その他化学品の売上高は10億77百万円と前年同期に比べ4.5%の増加となりました。

 それらの結果、売上高は101億32百万円と前年同期に比べ5.1%の増加となりましたが、たな卸資産の期末評価の影響等で売上原価が大幅に増加したことなどにより、営業利益は6億18百万円と前年同期に比べ38.7%の大幅な減少となりました。

 

(建材)

 石こうボードの販売数量は堅調に推移したものの、販売価格の下落により、売上高は24億18百万円と前年同期に比べ1.5%の減少となりましたが、エネルギー費用の大幅な低減などにより、営業利益は2億16百万円(前年同期は73百万円の営業利益)となりました。

 

(石油)

 燃料油の販売価格が原油価格の下落に伴い値下がりしたことと販売数量が減少したことにより、売上高は16億58百万円と前年同期に比べ31.0%の大幅な減少となりました。営業利益は仕入価格の値下がり、小売価格の市況の安定と販売費及び一般管理費の減少などにより、25百万円(前年同期は12百万円の営業利益)となりました。

 

(不動産)

 ショッピングセンターの賃料収入は前年同期並みに推移し、売上高は12億46百万円と前年同期に比べ1.2%の増加となり、加えて経費削減に努めたことなどにより、営業利益は6億98百万円と前年同期に比べ3.0%の増加となりました。

 

(運輸)

 荷動きが低調に推移したことにより、売上高は20億6百万円と前年同期に比べ16.2%の大幅な減少となり、営業利益は2億58百万円と前年同期に比べ28.8%の大幅な減少となりました。

 

(2) 財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、370億43百万円(前連結会計年度末比15億15百万円減)となりました。流動資産は、現金及び預金が3億94百万円、商品及び製品が4億65百万円それぞれ増加しましたが、受取手形及び売掛金が15億55百万円、原材料及び貯蔵品が2億18百万円それぞれ減少したことなどにより、173億19百万円(前連結会計年度末比6億11百万円減)となりました。固定資産は、有形固定資産が2億56百万円増加しましたが、投資有価証券が11億3百万円減少したことなどにより、197億23百万円(前連結会計年度末比9億3百万円減)となりました。

 負債の部は、長期借入金が2億83百万円増加しましたが、支払手形及び買掛金が10億4百万円、繰延税金負債が4億31百万円それぞれ減少したことなどにより、151億83百万円(前連結会計年度末比12億15百万円減)となりました。

 純資産の部は、利益剰余金が4億64百万円増加しましたが、その他有価証券評価差額金が8億35百万円減少したことなどにより、218億60百万円(前連結会計年度末比3億円減)となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2億87百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 主要な設備

 前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に完成したものは次のとおりであります。

会社名

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

完了年月

提出会社

本社工場

兵庫県

加古郡

播磨町

化学品

高純度金属

酸化物製造

設備増強

(第2期工事)

平成28年9月