第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出を中心に弱さが見られるものの、各種政策の効果もあって、雇用・所得環境の改善が続き、緩やかな回復傾向となりましたが、通商問題を巡る緊張の増大が世界経済に与える影響や海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響など、依然として先行き不透明な状況で推移しました。

 このような環境のもと、当社グループは平成30年1月から推進している「中期経営計画2020」に基づいて、基盤事業の収益確保などに努めた結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。

 

a.財政状態

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、409億55百万円(前連結会計年度末比6億56百万円減)となりました。流動資産は、現金及び預金が9億40百万円増加しましたが、受取手形及び売掛金が14億47百万円減少したことなどにより、199億17百万円(前連結会計年度末比3億52百万円減)となりました。固定資産は、有形固定資産が3億2百万円減少したことなどにより、210億38百万円(前連結会計年度末比3億3百万円減)となりました。

 負債の部は、支払手形及び買掛金が6億6百万円、未払金が5億26百万円それぞれ減少したことなどにより、152億79百万円(前連結会計年度末比11億71百万円減)となりました。

 純資産の部は、その他有価証券評価差額金が2億9百万円減少しましたが、利益剰余金が6億79百万円増加したことなどにより、256億76百万円(前連結会計年度末比5億14百万円増)となりました。

 

 なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。

 

b.経営成績

 当第3四半期連結累計期間の売上高は239億66百万円(前年同期比1.1%増)、営業利益はたな卸資産評価の影響や原材料価格の高騰などにより売上原価が増加し12億29百万円(前年同期比16.7%減)、経常利益は前年に非連結とした子会社からの受取配当金が減少したことにより14億44百万円(前年同期比22.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億25百万円(前年同期比21.8%減)となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 

(アグリ)

 肥料の販売数量は、消費増税による前倒し需要や新規受託先への増販があったものの、肥料価格の値上がりを見越した前年末の駆け込み需要の反動や春用肥料の出荷が低調に推移したことなどにより減少しました。売上高は肥料価格が上昇したことにより、65億83百万円と前年同期に比べ1.1%の増加となり、営業利益は5億36百万円と前年同期に比べ7.5%の増加となりました。

 

(化学品)

 水処理薬剤は、販売数量が減少したものの、原材料価格の値上がりに伴う価格の是正に努めたことなどにより、売上高は53億94百万円と前年同期に比べ5.6%の増加となりました。

 機能性材料は、セラミック繊維向け高塩基性塩化アルミニウムの販売数量が減少したことなどにより、売上高は32億29百万円と前年同期に比べ0.8%の減少となりました。

 その他化学品の売上高は11億2百万円と前年同期に比べ2.0%の増加となりました。

 それらの結果、売上高は97億26百万円と前年同期に比べ3.0%の増加となりましたが、営業利益はたな卸資産の減少による売上原価の増加などにより、8億46百万円と前年同期に比べ12.0%の大幅な減少となりました。

 

 

(建材)

 石こうボードの販売価格は下落したものの、販売数量が増加したことにより、売上高は23億93百万円と前年同期に比べ2.1%の増加となりましたが、原燃料価格の高騰などにより、営業利益は18百万円と前年同期に比べ83.2%の大幅な減少となりました。

 

(石油)

 燃料油の販売数量は増加したものの、原油価格の下落による販売価格の値下がりにより、売上高は20億26百万円と前年同期に比べ4.8%の減少となり、加えて給油所のリニューアル工事による修繕料の増加などもあり、営業損失は4百万円(前年同期は4百万円の営業損失)となりました。

 

(不動産)

 ショッピングセンターの賃料収入が前年同期並みに推移し、売上高は12億23百万円と前年同期に比べ0.2%の減少となり、営業利益は補修工事費の増加などにより6億79百万円と前年同期に比べ4.7%の減少となりました。

 

(運輸)

 荷動きが低調に推移し、売上高は20億13百万円と前年同期に比べ2.5%の減少となり、営業利益は2億23百万円と前年同期に比べ9.2%の減少となりました。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3億25百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 主要な設備

 前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に完成したも

のは次のとおりであります。

会社名

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

完了年月

提出会社

本社工場

兵庫県

加古郡

播磨町

化学品

微粉末ケイ酸

製造設備増強

(第2期工事)

平成31年4月

 

(6) 経営成績に重要な影響を与える要因

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。

 

(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

 当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。