第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。

詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。

(1) 経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間においては、依然として新型コロナウイルス感染症拡大の先行き不透明な状況が継続していますが、国内外でのワクチン接種の普及などにより、業種及び国・地域で度合いは異なるものの概ね景気回復が進みました。このような情勢の下、当社では、無機化学事業においては、自動車及び建築用途向けなどの需要が伸長しました。有機化学事業においても、主力の農薬の販売が欧州を中心に海外向けが順調に推移しました。加えて、為替が円安で推移しました。
 この結果、売上高は297億円(前年同期比50億円増)、営業利益は21億円(前年同期比13億円増)、経常利益は24億円(前年同期比18億円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は24億円(前年同期比20億円増)となりました。
 

(無機化学事業)

酸化チタンは、国内外ともに自動車及び建築関連を中心に需要回復があり、売上高は112億円(前年同期比27億円増)となりました。

機能性材料は、電子部品用材料が自動車関連や5G関連で堅調に推移、導電性材料の帯電防止用途販売の増加などにより、売上高は29億円(前年同期比3億円増)となりました。

損益面でも、操業度の改善による固定費負担減などにより、増益となりました。

この結果、無機化学事業の売上高は142億円(前年同期比30億円増)、営業利益は15億円(前年同期比11億円増)となりました。
 

(有機化学事業)

農薬は、国内販売は前年同期並みで推移し、海外販売は欧州で殺菌剤や除草剤が需要増加や出荷の前倒しなどで増収となった他、米州でも殺菌剤や殺虫剤が好調に推移しました。
 この結果、有機化学事業の売上高は147億円(前年同期比21億円増)、営業利益は11億円(前年同期比1億円増)となりました。

 

(その他の事業)

売上高は7億円(前年同期比1億円減)、営業利益は2千万円(前年同期並み)となりました。

 

 

(2) 財政状態の状況

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて48億円増加し1,848億円となりました。資産の内、流動資産は48億円増加し1,218億円となりました。これは、現金及び預金が41億円、受取手形、売掛金及び契約資産が56億円増加しましたが、棚卸資産が54億円減少したことなどによるものです。固定資産は前連結会計年度末とほぼ変わらず629億円となりました。
 負債については、前連結会計年度末に比べて26億円増加し1,031億円となりました。これは、長短借入金が15億円減少しましたが、支払手形及び買掛金が35億円増加したことなどによるものです。
 純資産については、前連結会計年度末に比べて22億円増加し817億円となりました。これは配当金の支払いがありましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上があったことにより利益剰余金が増加したことなどによるものです。
 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2,257百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。