当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境や個人消費の改善により緩やかな景気回復基調で推移したものの、米中貿易摩擦をはじめとした通商問題による海外経済の不確実性や為替の変動など、先行き不透明な状況が続きました。
このような状況のもと当社グループにおきましては、「中期経営計画(2018年3月期~2020年3月期)」の主題である「事業収益力の向上」と「新規事業の創出」を推進し、さらなる企業価値の向上に取り組んでおります。
①財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、たな卸資産や建設仮勘定が増加したものの、受取手形及び売掛金が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ5億6千9百万円減少し、2,156億4千3百万円となりました。
負債につきましては、借入金が増加したものの、賞与引当金が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ9億6千8百万円減少し、703億2千7百万円となりました。
また、純資産は前連結会計年度末に比べ3億9千9百万円増加し、1,453億1千6百万円となりました。この結果、当第3四半期連結会計期間末の自己資本比率は65.9%となりました。
②経営成績
当第3四半期連結累計期間は、農業化学品事業において研究開発費・委託試験費が増加したものの輸出向け販売が堅調に推移したことや、建設事業におけるプラント建設工事の増加などにより、売上高は1,035億4千9百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益は30億6千7百万円(前年同期比58.5%増)となりました。
経常利益は、当社持分法適用関連会社Novus International, Inc.の減益や、為替レートが円高に推移したものの、40億7千6百万円(前年同期比4.3%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、28億4千4百万円(前年同期比1.1%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
[化学品事業]
二次電池材料の販売を開始したものの、工業薬品の減少や連結子会社Alkaline SASにおける為替レートの影響などにより、当累計期間の売上高は301億7百万円(前年同期比3.9%減)となりました。
[農業化学品事業]
除草剤が減少したものの、殺虫剤「モスピラン」の輸出向けが伸長したことなどにより、当累計期間の売上高は261億8千9百万円(前年同期比6.0%増)となりました。
[商社事業]
ウレタン原料及び無機薬品の減少により、当累計期間の売上高は265億8千2百万円(前年同期比4.2%減)となりました。
[運輸倉庫事業]
倉庫業が堅調に推移したものの、運送業が減少したことなどにより、当累計期間の売上高は31億5千6百万円(前年同期比1.7%減)となりました。
[建設事業]
プラント建設工事の増加により、当累計期間の売上高は120億7千6百万円(前年同期比44.8%増)となりました。
[その他]
当累計期間の売上高は54億3千6百万円(前年同期比5.0%減)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、44億5千6百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当社は、2019年11月15日開催の取締役会において、2020年4月1日を効力発生日として、当社の完全子会社である上越日曹ケミカル株式会社を吸収合併することを決議し、2019年12月13日付で吸収合併契約を締結いたしました。
1.合併の目的
上越日曹ケミカル株式会社は、カセイカリ、塩素、塩素製品、その他各種化学工業品の製造・加工・販売を行っております。同社を当社に吸収合併することで、経営のさらなる効率化を図ります。
2.合併の方式
当社を存続会社とする吸収合併方式で、上越日曹ケミカル株式会社は解散いたします。
3.合併に係る割当ての内容
本合併は、当社の完全子会社との吸収合併であるため、本合併による株式その他の金銭等の割当てはありません。
4.合併の効力発生日
2020年4月1日
5.引継資産・負債の状況
当社は、合併の効力発生日において、上越日曹ケミカル株式会社の資産・負債及び権利義務の一切を引継いたします。
6.吸収合併存続会社となる会社の概要
本合併後の当社の名称、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金及び決算期に変更はありません。