当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項について重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
総資産は、機械装置及び運搬具の増加等により、前連結会計年度末に比べ76億96百万円増加し8,858億90百万円となりました。
負債は、未払法人税等の減少等により、前連結会計年度末に比べ206億39百万円減少し2,780億52百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、前連結会計年度末に比べ283億36百万円増加し6,078億38百万円となりました。
(2) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日)のわが国経済は、雇用・所得環境に緩やかな改善が見られるものの、米中貿易摩擦や中東地域における地政学的リスクなど世界経済の減速懸念を要因に停滞色を強めており、その先行きは依然として見通しづらい状況となっております。
このような情勢下、当社グループの連結業績は、売上高については、エンジニアリング事業における電子産業分野での大型プロジェクトの順調な工事進捗等はあったものの、ナフサ価格や海外製品市況の下落に伴う販売価格の下落による影響が大きく、5,917億80百万円と前年同期に比べ539億71百万円(8.4%)の減収となりました。営業利益については、販売価格の下落による交易条件の悪化や在庫受け払い差の悪化により、658億35百万円と前年同期に比べ138億6百万円(17.3%)の減益となりました。経常利益については、円高進行により為替差損に転じたことにより、701億16百万円と前年同期に比べ130億67百万円(15.7%)の減益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益については、462億38百万円と前年同期に比べ101億21百万円(18.0%)の減益となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
石 油 化 学 事 業
エチレン、プロピレン及びキュメンは、非定修年のため生産量が増加し、キュメンを中心に出荷が増加しましたが、ナフサ価格及び海外市況の下落により製品価格は下落いたしました。
ポリエチレン樹脂は、太陽電池封止膜用途で輸出が増加いたしました。また、ナフサ価格の下落を反映して製品価格は下落いたしました。クロロプレンゴムは、アジア向けを中心に輸出が減少いたしました。
この結果、売上高は前年同期に比べ195億12百万円(13.5%)減少し1,250億88百万円となり、営業利益は前年同期に比べ30億71百万円(24.9%)減少し92億46百万円となりました。
ク ロ ル ・ ア ル カ リ 事 業
苛性ソーダは、国内需要の停滞などにより出荷が減少いたしました。また、海外市況の下落により輸出価格は下落いたしました。塩化ビニルモノマーは、出荷が減少し、海外市況の下落などにより製品価格は下落いたしました。塩化ビニル樹脂は、生産量の増加に伴い出荷が増加しましたが、海外市況の下落により製品価格は下落いたしました。
セメントは、国内出荷は減少しましたが、輸出は増加いたしました。
ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)は、海外市況の下落により輸出価格は下落いたしました。
この結果、売上高は前年同期に比べ303億73百万円(12.0%)減少し2,236億50百万円となり、営業利益は前年同期に比べ108億22百万円(33.2%)減少し218億3百万円となりました。
機 能 商 品 事 業
エチレンアミンは、需要低迷により出荷が減少いたしました。また、海外市況の下落により輸出価格は下落いたしました。
計測関連商品は、欧州向けを中心に液体クロマトグラフィー用充填剤の出荷が減少いたしました。診断関連商品は、欧米及び中国向けで体外診断用医薬品の出荷が減少いたしました。
ハイシリカゼオライトは、環境分野での需要停滞などにより出荷が減少いたしました。ジルコニアは、装飾品用途で出荷が減少いたしました。石英ガラスは、半導体市場の停滞により出荷が減少いたしました。電解二酸化マンガンは乾電池用途の出荷が減少いたしました。
この結果、売上高は前年同期に比べ85億5百万円(5.7%)減少し1,394億86百万円となり、営業利益は前年同期に比べ53億87百万円(19.0%)減少し229億70百万円となりました。
エ ン ジ ニ ア リ ン グ 事 業
水処理事業は、電子産業分野において国内の大型プロジェクトの工事が順調に進捗したことに加え、各分野のメンテナンスや設備改造などのソリューションサービスが好調に推移したことから、売上高が増加いたしました。
建設子会社の売上高は減少いたしました。
この結果、売上高は前年同期に比べ52億59百万円(8.0%)増加し712億20百万円となり、営業利益は前年同期に比べ54億28百万円(123.2%)増加し98億36百万円となりました。
そ の 他 事 業
商社等その他事業会社の売上高は減少いたしました。
この結果、売上高は前年同期に比べ8億40百万円(2.5%)減少し323億34百万円となりましたが、営業利益は前年同期に比べ47百万円(2.4%)増加し19億79百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は約130億円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。