当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項について重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
総資産は、受取手形、売掛金及び契約資産の増加等により、前連結会計年度末に比べ386億円増加し1兆214億円となりました。
負債は、長期借入金の減少等により、前連結会計年度末に比べ38億円減少し3,173億円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、前連結会計年度末に比べ424億円増加し7,040億円となりました。
当第2四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年9月30日)のわが国経済は、引き続き新型コロナウイルス感染症が大きな影響を及ぼしました。輸出や設備投資の増加を背景に景気持ち直しの動きは続いているものの、ワクチン接種が進む中でも感染再拡大への懸念から社会・経済活動は制限され、依然として先行き不透明な状況が続きました。世界経済についても、ワクチン接種が進展する先進国を中心に経済活動の制限が段階的に緩和され需要が回復基調にあるものの、感染症拡大の波が断続的に訪れ、本格的な経済活動の再開に向けては未だ予断を許さない状況が続いております。
このような情勢下、当社グループの連結業績については、売上高は、ナフサ等の原燃料価格及び海外製品市況の上昇による販売価格の上昇に加え、需要の回復による販売数量の増加により、4,285億円と前年同期に比べ1,000億円(30.5%)の増収となりました。営業利益は、販売価格の上昇が原燃料高の影響を上回ることで交易条件が改善し、653億円と前年同期に比べ477億円(270.2%)の増益となりました。経常利益は、690億円と前年同期に比べ510億円(283.6%)の増益となり、親会社株主に帰属する四半期純損益については、460億円と前年同期に比べ343億円(293.0%)の増益となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
石 油 化 学 事 業
プロピレン及びキュメンは、非定修年による生産量の増加に伴い出荷が増加いたしました。また、ナフサ等の原燃料価格及び海外製品市況の上昇により、製品価格が上昇いたしました。
ポリエチレン樹脂は、需要の回復に伴い国内輸出ともに出荷が増加いたしました。また、ナフサ価格及び海外市況の上昇を反映して製品価格が上昇いたしました。クロロプレンゴムは、需要の回復に伴いアジア向けを中心に輸出が増加いたしました。
この結果、売上高は、前年同期に比べ323億円(58.2%)増加し877億円となり、営業損益は、幅広い製品の出荷増加に加え、ナフサ等原料価格上昇による製品受払差の改善により、前年同期に比べ91億円増加し86億円の営業利益となりました。
ク ロ ル ・ ア ル カ リ 事 業
苛性ソーダは、生産量の減少に伴い出荷が減少いたしました。塩化ビニルモノマー及び塩化ビニル樹脂は、いずれも生産量の減少に伴い出荷が減少いたしましたが、ナフサ価格及び海外市況の上昇を反映し、塩ビ製品の製品価格は上昇いたしました。
セメントは、国内輸出ともに出荷が堅調に推移いたしました。
ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)は、前期は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により稼働を停止していた中国の生産子会社が順調に稼働したことや需要の回復に伴い、国内輸出ともに出荷が増加いたしました。また、海外市況の上昇を反映し製品価格が上昇いたしました。ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)系硬化剤は、需要の回復に伴い国内輸出ともに出荷が増加いたしました。また、海外市況の上昇を反映し製品価格が上昇いたしました。
この結果、売上高は前年同期に比べ410億円(34.5%)増加し1,601億円となり、営業利益は、塩ビ製品やウレタン原料の交易条件の改善により、前年同期に比べ272億円増加し281億円となりました。
機 能 商 品 事 業
エチレンアミンは、需要の回復に伴い国内輸出ともに出荷が増加いたしました。また、海外市況の上昇により製品価格は上昇いたしました。
計測関連商品は、欧米及び中国向けに液体クロマトグラフィー用充填剤の出荷が増加いたしました。診断関連商品は、需要の回復に伴い国内、欧米及びアジア向けに体外診断用医薬品の出荷が増加いたしました。
ハイシリカゼオライトは、需要の回復に伴い自動車排ガス触媒用途を中心に国内輸出ともに出荷が増加いたしました。ジルコニアは、需要の回復に伴い歯科材料用途の輸出が増加いたしました。石英ガラスは、半導体需要の拡大に伴い出荷が増加いたしました。電解二酸化マンガンは、乾電池用途を中心に出荷が増加いたしました。
この結果、売上高は、前年同期に比べ233億円(26.8%)増加し1,100億円となり、営業利益は、主に需要の回復による販売数量増加の影響により、前年同期に比べ109億円(96.5%)増加し222億円となりました。
エ ン ジ ニ ア リ ン グ 事 業
水処理エンジニアリング事業は、電子産業分野を中心に受注した国内外の大型案件の工事が順調に進捗したことから、売上高が増加いたしました。
建設子会社の売上高は増加いたしました。
この結果、売上高は前年同期に比べ49億円(10.3%)増加し528億円となり、営業利益は前年同期に比べ5億円(11.8%)増加し50億円となりました。
そ の 他 事 業
商社等その他事業会社の売上高は減少いたしました。
この結果、売上高は前年同期に比べ14億円(7.5%)減少し180億円となりましたが、営業利益は前年同期に比べ0億円(1.4%)増加し14億円となりました。
現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ125億円減少し、1,359億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、276億円の収入となりました。税金等調整前四半期純利益の増加等により、前年同期に比べ49億円収入が増加いたしました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、273億円の支出となりました。投資有価証券の売却による収入の減少等により、前年同期に比べ35億円支出が増加いたしました。
この結果、フリー・キャッシュ・フローは前年同期に比べ15億円収入が増加し、3億円の収入となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、155億円の支出となりました。短期借入金の純増減額の減少等により、前年同期に比べ576億円支出が増加いたしました。
なお、当第2四半期連結累計期間の設備投資の資金調達は主に自己資金及び借入金により賄っております。
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は約99億円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。